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Posts Tagged ‘maclalala’

keep-calm-and-calm-down

アップルイベントを機に、Apple Watch をどう評価すべきかさまざまな議論が噴出している。

議論の対象は Watch にとどまらずアップルそのものにまで及んいる。

それ自体は結構なことだが、すべてをフォローするのはなかなか大変だ。

議論が沈静化して集約するまでしばし様子を見たい・・・

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真田勇さんの「Apple-Style」が10周年を迎えられたという。おめでとうございます!

真田勇さんとは一度もお会いしたことがないけれどとても身近に感じる存在だ。

アップル系ブログの日本最高のアグリゲータ「Apple-Style」で毎日のようにお会いしているからだ。

だからすぐ黒いタートルネックの「Apple-Style@所長さん」の姿が目に浮かんでしまう。

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優れたアグリゲータ

アップル系サイトは星の数ほどあれど、すぐれたアグリゲータとなると非常に限られている。

機械的アルゴリズムに頼らず、Apple-Style@所長さんのお眼鏡にかなった「気になる美味しい林檎のブログ記事」だけが取り上げられる。

アマチュア主体の個人ブログを対象とするアグリゲータは Apple-Style が唯一だろう。

アマチュアだからといって侮ってはいけない。ことアップルに関するかぎり個人ブログの情報収集力は決して大手メディアや商業サイトにひけを取らない。

海の向こうのニュースは瞬時にして必ず誰かのブログに反映される。しかもソースまで明らかにして・・・

だから Apple-Style をチェックしていればホットなアップルの最新情報も、そのオリジナル記事も簡単に分かるのだ。

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「福を授ける神 Apple-Style」

当ブログに光を当ててくださったのも「Apple-Style」だ。

ブログを始めたころはずいぶん長い間自分以外は誰ひとりとして訪れる者がいなかった。まさに砂漠で干涸びかけていたサボテン同然だった。

そんなサボテンにバケツでザアザアと水をかけてもらう感じがしたのが Apple-Style で取り上げてもらったときだった。そのうれしさを「福を授ける神 Apple-Style」として投稿したのも懐かしい。

その後も幾度も中断するなど筆者のブログは紆余曲折を重ねたが、そのたびに励ましてくださったのも Apple-Style@所長さんだっだ。

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アップルコミュニティーの育ての親

Apple-Style に取り上げてもらうことで多くのブロガーが育っていった。なかには個人ブログの域を脱して商業レベルにまで達したものもある。

Apple-Style の管理人の目は大小を問わず広くアップル系ブログに注がれている。くまなく巡って集めてきたリンクが Apple-Style になる。しかも1年 365 日休むことなく・・・

読者は Apple-Style を通じて多くのアップル系ブログに導かれる。Apple-Style は日本のユーザーコミュニティーに開かれた窓なのだ。

その意味で Apple-Style は日本のアップルユーザーコミュニティーの育ての親だといっても過言ではあるまい。

祝10周年の声が澎湃として起きるのもその現れだろう。

いずれ日本のアップルユーザー史が書かれるときがきたら、Apple-Style が貴重な基礎資料になることは間違いない。

筆者が取り上げてもらったころ 120 万を誇っていたアクセス数累計はいまや 3200 万を超えるスーパーサイトぶりだ。いかにアップルファンにとってなくてはならぬ存在であり、いかに愛され支持されているかを物語っている。

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[Mac Tablet designed by Isamu Sanada:Tuvie

夢を形にするドリームデザイナー「Isamu Sanada」

実はブログを始めるずっと前、スーパーサイト Apple-Style の存在を知るずっと前から、真田勇氏の名前を筆者は知っていた。

インターネットで海外のサイトを巡るようになったころ、スーパーリアルでカッコいいマックのデザインをあちこちで見かけるようになった。どの画像にも必ずモデル番号と作成年、そして「Isamu Sanada」のサインがはいっている。こんなマックがあったらいいなあと願う世界のマックファンの夢を形にしたドリームデザインだ。

そんなデザインでいっぱいの「Applele 新種林檎研究所」(Applele.com)というサイトを見つけて熱烈なファンになったのもそれから間もないときだった。真田勇氏のもうひとつの顔が Apple-Style@所長さんだと知るずっと前のことだった。

「Isamu Sanada」のデザインに触発されて、こんなタブレットが欲しい(iTablet – handheld monitor for video iPod)、こんなミニが欲しい(New Mac mini revealed!)と夢を記事にしたこともあった。

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「Isamu Sanada の妄想美術館」

「Isamu Sanada」のドリームデザインは世界を魅了した。

アップルファンにお馴染みの Cult Of Mac も何度も取り上げた。ノートブックiMacミニもいちはやく登場した。電話タブレットだけでなく、Apple Watch ですらすでに登場していた・・・

例えばコンセプトデザインを数々紹介したこちらの海外のサイトでも、「Isamu Sanada」のデザインが多数登場している。読者 Ayla の「ワオ、アップルは Isamu Sanada を採用すべきだ」(Wow Isamu Sanada needs to be hired by apple.)というコメントはファンの偽らざる声だろう。

それだけではない。「Applele 新種林檎研究所」(Applele.com)はかの Steve Wozniak のサイト(Woz.Org)からもリンクされていたのだ・・・

さしずめいまならコンセプトデザインと呼ぶのだろうが、当時は「妄想」という字を冠していた。「Isamu Sanada の妄想美術館」だ。

Applele.com は今はもう存在しない。[同名のサイトには今は別の住人がいる。] しかし真田勇氏のすばらしいドリームデザインは今でもインターネットのそこここに数多く散見される。

かつて世界を風靡した氏のドリームデザインを集めたオンライン「妄想美術館」をどなたか作っていただけないものかと思う。

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とまれ日本にアップルファンがいるかぎり、これからも Apple-Style はファンの拠り所であり続けるだろう。

「Apple-Style 10周年」を心からお祝い申し上げたい・・・

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かえる

ハンドパペット

片手をいれて遊ぶお人形

かえる2

親子で遊べるよう 親子の心を解きほぐせるよう 大小セットになっている

親戚が そのハンドパペットを 作り続けている

うさぎ

あちこちに寄贈したり 講習会を開いたり

そんなひとつが 郷里で子育てサロンを 開いている方に贈られた

ゆきぼんさんのサイトで その写真が紹介されている

そらまめくん

小さかった うちの孫たちも よろこんで使っていた

ほかにも そらまめくんが だいのお気に入りだった

時空をこえて 心をつなぐ縁(よすが)に なっているのがうれしい・・・

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photostream

iCloud の便利さを実感したのはロンドンに行ったときだった。

手元の iPhone や iPad で撮りためた写真が、iCloud をオンにしておくだけでそのまま日本の自分のコンピュータに送れる。

帰国して iMac を開いてみた・・・

空港に迎えに来てくれた孫娘の愛くるしい写真がない!

撮りためた写真が 1000 枚を超え、2か月過ぎたため、古いものが順次削除されていたのだ。

iCloud には 1000 枚まで 30 日以内という制限があった。(もちろん有料ならこの限りではない。)

そんなことがあったので、アップルの「1 カ月ごとに自分のフォトストリームにアップロードできる枚数:25,000 枚」を見たときは小躍りした。

Photo Stream サービスの大幅アップグレードじゃないか。それなのにあまり取り上げられないのが不思議だった。

そして John Gruber の次のコメント・・・

Daring Fireball: “iCloud: My Photo Stream and iCloud Photo Sharing Limits” by John Gruber: 23 November 2013

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iCloud:「自分のフォトストリーム」と iCloud の写真共有の制限

iCloud: My Photo Stream and iCloud Photo Sharing Limits

これをちゃんと読むかぎり、Photo Stream の 1000 枚、30 日という制限が完全になくなったように読める。大幅にサービスがアップグレードされたようだ。

If I’m reading this right, Apple has just completely eliminated the 1000-photo, 30-day limit on Photo Stream. Sounds like a huge upgrade to the service.

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じつに紛らわしい

追記:どうもそうではなさそうだ。毎月あたりアップロードできる数は 1000 枚をはるかに超える数になったが、「長期間」保存可能な限度は以前と同じだ。ちゃんと分かっておくべきだった。自分が最後に聞いたで話は、Photo Stream に大幅な改善が加えられるのは 2014 年の予定で、2013 年ではないという話だった。この点決して混乱を招いてはいけないのに、実に紛らわしい。

UPDATE: Sounds like no, you can upload far more than 1000 photos per month, but the “long-term” storage limits remain the same. I should have known better; last I heard, significant improvements to Photo Stream were slated as a 2014 thing, not a 2013 thing. This should not be confusing at all; but instead, it’s confusing as hell.

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ぬか喜びだったか・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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[各記事の末尾に「関連」項目]

投稿数が 1000 を超えると、前に掲載した記事を探すのが結構むずかしくなる。

とくに当ブログでは主として他人の書いた記事を紹介するだけなので、しばらくすると記憶が定かでなくなる。

そのために「ブログ内検索」や「カテゴリー」、「タグ」を活用して見つけやすくしている。

各記事の末尾にあるカテゴリー[原則日本語]やタグ[原則英語]をクリックすれば、同じカテゴリーないしは同じタグを付した記事が過去の投稿の中から串刺しで見つかるワケ。人名タグはなかなか重宝している。

ここまでは筆者サイドで準備したものだが、最近新顔が加わった。

新たに各記事の末尾に加わった「関連」という項目だ。当ブログが利用している WordPress 側のサービスだ。

これまでの投稿の中から「関連」のあるものを3つだけ選んだということらしい。

どういう基準でピックアップされるのかユーザーには分からないが、こんな記事もあったかと忘れていた投稿に出会うこともあって結構オモシロい。

なかなか興味深いサービスだと思う。

これ以外にもブログユーザーがよろこびそうなサービスはいろいろありそうだ・・・

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[Retina iPad mini]

突如発売開始となった iPad mini だが、ひょっとしたらと思って例の量販店へ出掛けてみた。

夕方の人影まばらな時間。

おっ、iPad mini が展示されている。

第一印象は写真がメチャきれいなこと。

自分のサイトを見てみる。

画面の細かいところまでハッキリ見えるような気がする。

ギークたちが Mini 派になるワケが分かる。

Mini と Air を見比べる。

文字を読むには Mini はちょっと小さく Air の方が読みやすい。

先代や新しい Mini、新しい Air との間を行ったり来たり・・・

誰もいないので心ゆくまで触れられるのだが、その都度心が揺れる。

自分が欲しいのはいったいどれなのか?

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この夏 iPad mini だけの生活をしたのは、それしか持って行けなかったからだ。

そういう状態になれば、それだけで何とかする方法を考える。

リンクサイトもなんとか最低限のことはできた。

しかし翻訳となると、Mini だけではとても手に余る。

せめてそれなりの物理的キーボードが使えるレギュラーサイズの iPad が欲しいと思った。

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しかし今はどうか?

文章を書く作業は机の前の iMac、それ以外は — とくに寝転がっているときは iPhone で十分だ。

ベッドの中で iPad を使うシーンはとても想像できない。

では iMac と iPhone の間のどこに iPad は当てはまるのか?

結局自分が iPad を何に使いたいのかということに尽きるようだ。

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MG Siegler が母親のことを書いている。

古い iPad をあげたら、それを母親が古くなったコンピュータの代わりに使っているので驚いたという話だ。

TechCrunch: “‘It’s Just A Big iPod Touch’” by MG Siegler: 12 November 2013

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母親からのメール

そうよ。 iPad は大好き。でもキーボードがついていないのが残念。タッチパッドは好きじゃない。でも今では古くなったコンピュータの代わりに使ってる。Pinterest のサイトとか。(いつものように)問題もいくつかあるけど。ときどき止まって、黒い画面にアップルマークが出たり。使い過ぎなのかしら? 使っているのはEメールや Facebook、調べものをときどき。愛してるよ。ハグ・キス・ハグ・キス・ハグ。[Xoxox]

ワタシの iPad から送信しました。

So yes, I like the iPad, but I miss a keyboard. I don’t like this touchpad. But I use it now in place of my old computer. I go on Pinterest. But I am having a few issues (as usual). It just shuts down and the Apple appears on the black screen. Must be that I’m using it too much? I use it for email, Facebook, and checking things out. Love you. Xoxox

Sent from my iPad

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かくて MG Siegler は確信する。現にコンピュータの代わりに iPad を使うひとがいるのだと・・・

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コンピュータの代わり

これがある年代の iPad ユーザーの「平均的」反応を 100% 示しているというつもりはないが、かなりそれに近いのではないか。「キーボードが欲しい」、「Pinterest」、「Eメール」、「Facebook」、「調べもの」など。

I’m not 100 percent sure this is the perfect response from an “average” iPad user of a certain age, but I’d bet it’s pretty close. “Miss a keyboard.” “I go on Pinterest.” “Email.” “Facebook.” “Checking things out.”

自分の母親にとって iPad は完全にコンピュータの代わりになってしまった。キーボードについてのグチを除けば、彼女にとってこれで十分なのだ。

The iPad has become a full-on computer replacement for my mother. And beyond the keyboard quibble, it sure seems to be a more than adequate one for her.

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だから — と彼はいう — だから、そんなユーザーのためにマイクロソフトの Surface キーボードカバーのような物理的キーボードをアップルも考えるべきだと。

そうなったらいいなと自分も思う。

Mini の実物を見たのはいいが、かえって迷いが生じてしまった。

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AssistiveTouch

[AssistiveTouch]

筆者の「新しい」 iPhone 5 のホームボタンがまたもや利かなくなった

ホームスクリーンに戻るのも何回かに一度という有様。

まだひと月もしないのに — 何故? なぜ? ナゼ?

ホームボタンの代わりに仮想ボタン「AssistiveTouch」を使うように心がけていたのに — 何故? なぜ? ナゼ?

どうもツイていない・・・

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家族みんなの反応も、そもそも iPhone 5 を選んだせいだと冷たい。

「モデルチェンジは最新モデルにするのが常識でしょ」とウチの奥さん。

新しい iPhone 5S を予約中の娘や孫たちも「何でそんなことするのかワカラン。」

いやまあ、散々だ。

筆者の使い方にはこれで十分という抗弁もなんとも力が入らない。

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騙しだまし使っていたがとうとうたまりかねて、アップル正規サービスプロバイダに持ち込んだ。

その結果、新しいものへ本体交換してもらった。(1年以内で無料。)

(ちなみに、古い iPhone 4 だとボタンだけの修理はできず、本体交換のみとなり1万 3800 円だそうだ。)

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すっかり懲りて、ホームボタンを押すときはこれまで以上に慎重になった。

とはいっても、小さい字の読めない筆者にとって、iOS 7 で格段に進化した「VoiceOver」は欠かせない存在。

なるべく仮想ボタンの AssistiveTouch を使うよう心がけているが、音の世界への入り口である「トリプルクリック」が難問だ。

VoiceOver のオンはいいとしてもオフが難しい。出来たり、できなかったりというところ・・・

それでも AssistiveTouch を使うことで、ホームボタンを押す回数は格段に減った。

これ以上問題が起きないことを祈るのみ・・・

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《付記》トリプルクリックの速度を遅くする

トリプルクリックがなかなかうまくいかないのは、クリックの間隔にも問題がありそうだ。

AssistiveTouch でスプリット・タップを使うときのクリックの間隔を大きくする(クリックの速度を遅くする)ことで改善が図れる。

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トリプルクリックの速度を遅くするには

1)「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「ホーム クリックの間隔」と選択

2)「デフォルト」を「遅く」に変更

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これでずいぶん使いやすくなった。

筆者の場合、ホームボタンを押す回数はこれまでの10分の1以下に減った・・・

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11月1日の発売日を前に、iPad Air のレビューが一斉に公開された。10月イベントの際レビュー用機材を貸与されたライターたちによるものだ。

中でも注目を引いたのが John Gruber のレビュー。

なにせ Air か Mini か、どちらを選べばいいか難しい選択だといっていたからだ。

最終的に彼が選んだのは・・・

Daring Fireball: “The iPad Air” by John Gruber: 29 October 2013

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きわどい差

もっぱら iPad をウェブブラウジングやツィッター、Eメール、読書に使っている自分としては、大きなディスプレイの Air にはあまり魅力を感じない。しばらく待って自分用には新しい iPad Mini を買おうと思う。それにしてもきわどい差だが・・・

For me, personally, with my primary uses of the iPad being reading web pages, Twitter, email, and books,2 the larger display of the Air doesn’t have as much appeal. I think I’m going to hold out and buy a new iPad Mini for myself. But it’s a damn close call.

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Marco Arment もまた Gruber がどちらを選ぶか注目していたひとりだった。

Marco.org: “Daring Fireball: The iPad Air” by Marco Arment: 31 October 2013

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知りたかったのはこれ

このレビューはもう読んだと思うけれど、

Speaking of reviews that you’ve all read already:

しばらく待って自分用には新しい iPad Mini を買おうと思う。それにしてもきわどい差だが・・・

I think I’m going to hold out and buy a new iPad Mini for myself. But it’s a damn close call.

知りたかったのはこれだ。(レビューの選外佳作はこちら。)

That’s what I needed to know. (Honorable mention.)

それはそうとして、ウチの奥さんは大きなスクリーンがビデオ鑑賞に適した Air を買うといっている。だから Mini を手に入れるまで数週間は使ってみて様子を見れるだろう。

That said, my wife is getting an Air because of its larger screen for video-watching. We’ll probably have it for at least a few weeks before I can get a Mini, so I’ll have some time to play with it.

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この夏2か月ほど Mini だけの生活をした。

ウェブサーフィンには十分だが、文章作業にはまだまだというのが正直な感想だった。

結局 Mini は孫娘に取り上げられ、ゲームや動画用になった。

文字入力で苦労したので、大きいサイズの Air には興味があった。

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折角なので、例の近くの量販店に実物を見に行った。

夕方であまり人影はない。キャリアのコーナーにはほとんどひとがいない。

アップルコーナーには4台の iPad が展示中。うち1台が Air だ。

いちばん気になる重さだが・・・盗難防止用のロックで重さ(軽さ)が分からない。

Mini と比べてみると、大きな画面はやっぱり快適だ。

そのうち親子連れがやってきた。

小学上級生とおぼしき女の子が、「どれが新しい iPad?」、「これだよ。」、「重さはどう?」

店員に頼むが、盗難防止用のロックは外せない。

Air にとりついたまま、あれこれソフトをいじり始めた。

いつの間にかどの iPad にも小学生らしき男の子たちが触っている。(隣の iPod にはこれまた小学低学年の子供たち。)

仕方なく、人影のないキャリアのコーナーで Air を触る。

たしかにいい感じはするが、コレ!という決め手がいまひとつ・・・

どうしても Retina Mini と比べてみたい!

かくて、この日は模様眺めということで退散した。

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[新しい iOS 7 Safari]

iPhone を iOS 7 にアップデートしてしばらく経つ。

筆者の iPhone はもっぱらネットサーフィン専用だ。

お気に入りのサイトを巡っておもしろそうな記事を見つけると、広告その他をリーダーで削ぎ取って本文だけにして、それを VoiceOver で読み上げさせる。

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[リーダーを使って本文だけにする]

それ以外の使い方はほとんどしない。

そんな特殊なユーザーが iOS 7 を使ってみた感想をまとめてみた。 (プロによる詳しいレビューはこちらをご覧ください。)

《ご注意》視力の弱ったユーザーという特殊な視点からの感想なので、「新 iPhone 乗り換え顛末記」と同じく独断と偏見に満ちていることにご注意ください。

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格段に進歩した VoiceOver

すぐ気づくのが、VoiceOver の声が自然に近くなって、格段に聞きやすくなったことだ。

圧縮ボイスを使うと、尚更この点が実感できる。

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[音質を上げるには圧縮ボイスを使う]

英語はこれまでも十分に聞きやすかったが、iOS 7 ではもっとよくなっている。

奇妙な「読み違え」で失笑かうことしばしばだった日本語も、iOS 7 ではほとんど問題なく聞けるようになった。(個人を「こひと」などと読む一部変換不足はあるが・・・)

古い iPhone 4 でもそのまま上質の VoiceOver の恩恵に与れるのはたいへん有難い。

筆者にとってはこれだけでも iOS 7 にアップデートした価値が十分にある。

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非常に見にくいインターフェイス

こんな素晴らしい進歩がある一方で、弱視者という立場からすると不満な点がいくつかある。

初めて iOS 7 のロゴを見て以来懸念していた不安が的中した感じだ。

例えば Safari のコントロールバーのアイコンや細身のフォントは、目の不自由な者にとって非常に見にくい。

さらに白地に薄い灰色というコントラストは判別することすら困難だ。

筆者の場合、何も区別がつかず見えないといった方が正確かもしれない。

位置を覚えて、だいたいこの辺と思われるところをカンでタッチする。

この Safari のコントロールバーは新しいデザインの失敗ではないかと思う。

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[OS X のメディアプレーヤ]

せめてコントロールバーの部分だけでも、OS X のメディアプレーヤのように白黒反転させてくれればよかったのに、視認性という点で大きく後退したのは残念なことだ。

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文字を太く、コントラストを上げる

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[文字を太く、コントラストを上げる]

iOS 7 にアップデートして最初にやったことは、文字を太くし、コントラストを上げることだった。

しかしそれでもなお Safari のコントロールバーは筆者の目ではほとんど判別できない。

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[見にくいキーボード]

キーボードについても同じことがいえ、iOS 6 に比べ視認性は遥かに落ちる。

上の画面は John Gruber たちの「Vesper」の画面だが、コントロールバーを反転させるだけでその視認性が格段に向上することが分かる。

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iOS 7 は縦長 iPhone 5/5C/5S のためのもの

アップデートした最初の印象は、iOS 7 って画面が細長いデザインの iPhone 5/5C/5S のためのものなのだなあということだった。

今後とも iOS 7 のメリットを十分享受するためには、最低でも iPhone 5 以上でないといけないように思える。

これまでの(自分としてはたいへん気に入っていた)iPhone 4 と比較するとその印象がいっそう際立つ。

ダウンロード当初では画面が縦向きにロックされているのもそのためではないかという気がする。

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[縦向きロックの解除はコントロールセンターで行なう]

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share

[ブックマークへの保存が非常に見にくい]

ブラウザにとって「ブックマークへの保存」や「リーディングリストへの追加」は欠かせない機能だ。しかしそのための画面がこれまた非常に見にくい。

Safari にとって欠かせない機能がこんなあしらいを受けているのは悲しい。

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ネットを見渡していると、多くのひとが「アクセシビリティ」を使って文字を太く、コントラストを上げていることに気づく。

本来障害者のためのアクセシビリティだったハズなのに、それを一般のひとが使わざるを得ない状況は皮肉なことだと思う。

今後 iOS 7 がアップデートされる過程で、Safari のコントロールバーや iOS 7 のキーボードが見やすいものになることを是非とも望みたい・・・

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《追記》スプリット・タップがうまくいかない

iPhone 4 を iPhone 5 に乗り換えて以来、なるべく AssistiveTouch を使うようにしている。またホームボタンがおかしくなっては敵わないからだ。

ところが VoiceOver を起動するトリプルクリックが AssistiveTouch ではなかなかうまくいかない。

オンスクリーンホームボタンを押さえたまま、他の指で画面上をタップする「スプリット・タップ」で Siri が起動してしまうのだ。

シングルタップでも、ダブルタップでも、トリプルタップでも関係なく Siri が起動してしまう。

VoiceOver を起動させるにはどうしたらいいだろうか・・・

ホームボタンの具合が悪くなったのも、トリプルクリックを多用しすぎたせいだと思われるので、なんとか AssistiveTouch でトリプルクリックを代用できる方法が知りたい。

また読者のアドバイスをお願いしたい・・・

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[利かなくなったホームボタン]

手持ちの iPhone のホームボタンがおかしくなったせいで、なんとかしなければならなくなった。

出不精でひとに会うのが苦手の筆者も、とうとう出掛けてみることにした。

近くの家電量販店にある携帯キャリアのショップ。ソフトバンクも au もドコモもみな入っている。

発表直後だというのに行列も混雑もない。

売り場の店員の数と客の数のどちらが多いかという程度。

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実際に手に取ってみた iPhone 5S は、見かけはこれまでの 5 と変わらないが、ホームボタンの感触がなかなかいい。

iPhone 5C は手に持つと予想したより太目の感じ。プラスチックはやはりどうも・・・

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ソフトバンクの店員は、年寄りをうるさがりもせず、丁寧に応対してくれた。

たしかに残債無料キャンペーンもやっていた。

残債ゼロで新しい機種に乗り換えられるという。それならという気になった。

ソフトバンクのラインアップは「4S – 5C – 5S」ではなく、「5 – 5C – 5S」からの選択だそうだ。(売れ残った 5 が十分あるということか・・・)

料金プランはたくさんありすぎて、どれがどれやらサッパリ分からん。

結局店員からは、これまでの残債をゼロにして、新しい iPhone に同じ番号で乗り換える機種変更を勧められた。

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どの機種にするかは微妙なところ。

5S のボタンも指紋認証技術もスバラしいと思う。

しかし個人的にはひっかかるところがある。

昔留学で初めて米国に入国したころ、入国審査で(それともビザ取得のときだったか)手に黒い墨をつけて指紋を採られたことを思い出す。自由な海外旅行が始まる前のそんな時代だったが、まるで犯罪人扱いで実にイヤな気分だった。

A7 チップに記憶するだけで、外部には利用しないといわれても、指紋という個人情報の最たるものなので大きな躊躇(ためら)いが残る。

偽造指紋によるハッキングを見ても Touch ID は鉄壁ではないようだ。今しばらく様子を見たい気がする。

5C はカラーは別にしても、手に持った感触がいまひとつ。

新しいラインアップが「5C – 5 – 5S」ならよかったと思ってしまう。

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筆者にとっていちばんのポイントは手に取った感触だ。

暗闇のベッドでいじるのにカラーは無用。

これまでの 4 が気に入っていたこともあって、結局は 5 のブラックという選択になった。

機能的には実質 5C と同じだから、あと1年間は事実上最新状態でおれることになる。

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これまでの利用料金と比較すると、パケットし放題のフラット料金が約 1000 円高くなることを除けば、あとはこれまでどおり。

ただし、機種変更の手数料として 2000 円かかる。

なによりビックリしたのは、旧機種の 4 はそのままキープしていいとのこと。

新しい番号を付与、2年間は無料でキープできるという。

(新旧 iPhone 同士なら電話は無料。インターネットにアクセスすればパケット料金が発生する。だから「モバイルデータ通信」をオフにしておけば、電話料だけで済む。)

どうしてそうなるのか分からないが、新しい機種が手に入り、これまでの機種もキープできるというのだから文句をいう筋合いはない。

どのキャンペーンに該当したのか、厚いパンフレットのどの料金プランに対応したのかよく分からなかったが、結果良ければすべて良しだろう。

結局ショップを出たときは、「新しい」iPhone 5 と古い iPhone 4 の両方を手にしていた。

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残債クリアでそのままキープという予想もせぬ結果となったが、これもドコモが参入して3社三つ巴になった結果ではないかという気がした。

要は顧客をキープするためなら「何でもあり」なのではないかと・・・

カウンターにいる間、3つのショップとも行列はなかったが、そこそこにひとが座っていた。

三つ巴の競争になった割には空(す)いていたという方が正確かもしれないが、おかげで親切な対応を受けることができた。

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帰りしなにふと思ったのが、SIM フリーも案外近いのではないかということ。

3社で国内顧客を奪い合っているうちに、外から SIM フリー iPhone やプリペイドカードが侵入してきたらどうなるか・・・

国内顧客というパイを奪い合っているうちに地盤自体が沈下してしまったガラケーの姿が一瞬重なる。

現に日本の周囲を見渡しても、韓国、中国、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、オーストラリア、ニュージーランドなどオンライン Apple Store でロック解除された iPhone が軒並み販売されている。これに英国はじめ欧州諸国を加えたらどうなるか・・・

同じパイの奪い合いをするだけでなく、何らかの SIM フリー対策を講じる(禁じるだけでなく)ことも、同じパイの大きさを保持するためには必須なのではないか・・・

2つの iPhone を手にして、そんなことを妄想していた。

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穴居人が久しぶりに穴から出てきた気分だったが、なかなか楽しかった。

これもアドバイスをくださった読者のおかげ。感謝、感謝・・・

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