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Posts Tagged ‘iPad 3’


[新 iPad は著しく熱くなる:image

完璧だと思われた第3世代 iPad に、発熱騒ぎが浮上している。

比較商品レポートで高い信頼性をもつコンシューマー・レポート(Consumer Reports)が、新 iPad は著しく熱くなるという記事を載せたためだ。

それに Marco Arment が徹底的に反論している。

Marco.org: “More Consumer Reports sensationalism” by Marco Arment: 20 March 2012

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タイトルからして釣りだ

まずコンシューマー・レポート(Consumer Reports)のタイトルから始めよう。自分までリンクしてしまったのだから、リンクベイトとしての役割は十分果たしている。

Let’s start with the headline of this Consumer Reports linkbait, which worked, because I’m linking to it:

「新 iPad がゲーム中には 116 度まで上昇することがテストで判明」

Our test finds new iPad hits 116 degrees while running games

これってスゴいことに聞こえるよね。それに熱探知カメラのカラー画像[冒頭画像]の色が大きく違うので、温度差がひどく大きく感じる。

That sounds like a lot. And those colored thermal images appear to show a large difference, since the colors are so different.

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116 度にも達する

「これまでの iPad 2 に比べて、新 iPad は著しく熱くなることがある・・・」

The new iPad can run significantly hotter than the earlier iPad 2…

「著しく熱く」って、これまたスゴいことに聞こえるよね。

“Significantly hotter” also sounds like a lot.

「テストラボのエンジニアは、温度が華氏 116 度にも達するのを記録した。」

…engineers recorded temperatures as high as 116 degrees Fahrenheit…

ワオ、116 度なんてすごい温度だ。ビックリしちゃう。

Wow, 116 degrees? That sounds like a high number! Be alarmed!

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苦情もたくさん

「・・・新 iPad が非常に熱くなるため、たくさんの苦情が出ている・・・」

…numerous complaints now cropping up about how hot the new iPad can get…

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「12 度も熱く」

「どれほど熱いのだろうか。」暖かいんじゃなく、熱いんだ!

“How hot”. Not just warm. Hot!

パラグラフを3つ跳ばして:

Three boring paragraphs later:

「このため、接続時の新 iPad の背面は iPad 2 で同じテストをしたときに比べて 12 度も熱くなる。非接続時の差は13 度だ。」

So, when plugged in, the back of the new iPad became as much as 12 degrees hotter than the iPad 2 did in the same tests; while unplugged the difference was 13 degrees.

「12 度も熱く」って、待てよ、あまり大したことじゃないような・・・

“Hotter”. But wait… 12 degrees doesn’t sound like a big difference.

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不快に感じるほどでは

「我々のテスト中、新 iPad は手に持っていた。いちばん熱いときは、とても暖かく感じるが、短時間ならさして不快に感じるほどではなかった。」

During our tests, I held the new iPad in my hands. When it was at its hottest, it felt very warm but not especially uncomfortable if held for a brief period.

「いちばん熱いとき」だって? まだ熱いという言葉を使っている。だからとても熱くなるように聞こえる。

“At its hottest” still uses the word hot, so that still sounds like it runs hot.

そのあとトーンがぐっと下がる。「とても暖かいが不快に感じるほどではない」だって。

But then the alarming tone sharply drops: “very warm but not especially uncomfortable”.

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暖かいだけじゃないの

待てよ。暖かくなるだけで、熱くはないんじゃないの。そもそもこれまで作られたどのコンピュータでも電話でも、CPU や GPU を 45 分も酷使する状態におけばそうなるんじゃないの。

Wait. Is it merely warm, and not hot, like almost every computer and phone ever made when they’re under a sustained heavy CPU and GPU load for 45 minutes?

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然るべきライター(編集者)なら

大部分の読者にとって表面温度が 華氏 116 度[摂氏 47 度]とはどんなものか十分には理解できない。この記事のライターは最初から終わりまで「熱い」ということばを使い続ける。だいたい全文を読む読者なんて稀で、普通はタイトルと最初の数パラグラフを飛ばし読みする程度だってことは誰でも知っている。

Most people don’t have a good idea of what a 116-degree surface feels like, the author kept using the word “hot” throughout the article, and it’s common knowledge that most people don’t read entire articles but merely skim the headline and first few paragraphs (at best).

然るべき有能なライター(編集者)であれば、新 iPad が熱くなるという記事を読んだ読者が、どのユーザーにとってもひどく不快で重大な欠陥だと受け取るであろうことは理解している。単に暖かいだけで、それを気にする一部のユーザー以外には時たま不都合に感じる程度だとは思わずに・・・

Any reasonably competent, well-intentioned writer or editor would assume that most people reading this would think the new iPad gets hot, implying severe discomfort and a significant flaw that will affect nearly everyone who uses it, rather than merely warm, which would imply an occasional minor inconvenience for the few people who might notice and care.

どうやらコンシューマー・レポートにはそんな編集者がいないことは明白だ。

Clearly, no such editor is employed by Consumer Reports.

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センセーショナリズムに身売りした

iPhone 4 のときは同じく誇張されたアンテナゲートをなんとかしのぐことができた。その代わり、昨秋スマートフォンのお粗末な比較を見て、とうとうそれまでの6年間のコンシューマー・レポート講読契約をキャンセルしてしまった。

I made it through their similarly overblown iPhone-4-antenna drama, but last fall, after their awful smartphone comparison, I finally canceled my six-year-long CR subscription.

止めてよかったと思っている。かつてコンシューマー・レポートが誇ったレベルや権威、品格はもはや過去のものとなってしまった。読者がもう必要としていないことが分かってくるにつれて、ページビューさえ稼げればいいという安手のセンセーショナリズムに身売りしてしまったのだ。

I’m glad I did. Whatever standards, prestige, and dignity CR previously held are long gone now, sold out with sensationalism for cheap web pageviews as they slowly realize that people don’t need them anymore.

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Marco Arment の強烈なハチのひと刺しだ。

コンシューマー・レポートの記事のいい加減さについて完膚なきまでに論破しているように思える。

それより気になるのはこのニュースを取り上げたメディアの数だ。WSJ から USA TodayAllThingsDCNETThe VergeThe Next WebEngadgetGizmodo に至るまで一斉に飛びついている様は異様だ。

インターネットではウワサだけでなく、然るべきメディアサイトの記事まで批判的に読まなければならない時代になったということか・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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[Old and new iPad, through @olloclip. | Dom Sagolla

ついに iPad が世界中で発売された。

実際に目にしないと分からないといわれる Retina ディスプレイ — みんなの反応はどうだろうか?

見ないと分からないものをどうやって説明する?

まず気づいたものの中から・・・

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マクロレンズの手を借りる — Dom Sagolla

iPad 新旧ディスプレイの違いを Olloclip のマクロレンズで写す。[冒頭画像]

Old and new iPad, through @olloclip.
— Dom Sagolla

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コンタクトレンズ — iPhone女史

iPhoneよりも大きい分、変化の実感は一目瞭然です。コンタクトレンズをつける前と後くらいの違いがあります。

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みんなの反応がたのしみ・・・

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追記:何やら違うぞ(3月19日)

何やら違うぞ — 西川和久氏

セットアップ画面の時から「何やら違うぞ……」と感じていたが、ロック画面そしてホーム画面へ切り替わった時に、画面の綺麗さがはっきり分かる。まるでiPad 2とは別次元。ジャギーやドットが全く見えず、そして色も濃い。まさにRetina Displayそのものだ。これはiPhone 3GSからiPhone 4へ乗り換えた時と同じ印象だが、画面が大きいため想像以上のインパクトがある。

Appleの新型「iPad」 ~驚愕の9.7型2,048×1,536ドットの液晶パネル | 【西川和久の不定期コラム】

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[iPad 3 Teardown Review | YouTube

アップルの新製品が出るときの恒例行事 — 行列とバラシ。その両方を iFixit がやってのけた。

バラシの材料をゲットするため、世界で一番早く発売されるオーストラリアに飛んだのだ。その様子はこちら

例によって iFixit の冒頭のビデオが分かりやすいのでおススメ。看板娘 MJ の解説でお楽しみください。

iFixit: “iPad 3 4G Teardown“: 15 March 2012

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オーストラリアまで行った

「The New iPad」?「iPad HD」? それとも「iPad 3」? そんなことどうでもいいの。大切なのは、私たちが手に入れたってこと!

Is it “The New iPad?” “iPad HD?” “iPad 3?” Who cares? All we know is this: It’s here!

ウチの CXO がオーストラリア、メルボルンの Telstra ストアまで飛んでって、行列の先頭に並んで iPad 3 を入手した。これでバラシのよろこびが味わえるわよ。

Our CXO flew to the Telstra store in Melbourne, Australia and was first in line to get the iPad 3 for our deconstructive pleasure.

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iFixit は分解までオーストラリアでやってのけたらしい。

[ガラスを外すのがコツ:photo

そのやり方がこれまたオモシロい。ギターピックがバラシに役立つなんて知らなかった!


[ギターピックが・・・:photo

iFixit の分解小道具はぜひとも手に入れたいなあ。


[バラしの小道具:photo

問題のチップやバッテリーの話が詳しく取り上げられるのはこれからだろう。

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[iPad の新しい名前には Twitter も反応した:image

iPad の新しい名前について触れた MG Siegler の記事がオモシロい。

TechCrunch: “iPad” by MG Siegler: 07 March 2012

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単純に「iPad」

ウワサと大きく違ったのは新しい iPad の名前だけだったというのはなんか可笑しい。当然と思われた「iPad 3」でもなければ「iPad HD」でもなく、単純に「iPad」というだけだった。これからはそうなるということなのだ。

It’s sort of funny that the only major thing those in the rumor business got wrong was the name of the new iPad. It’s not the previously presumed “iPad 3″, nor is it the “iPad HD”. It’s just the iPad. And that’s what it will be from now on.

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いまさら驚くことでもない

名前は確定と思われていたのでサプライズだったが、そんなに驚くことでもなかったはずだ。今の iMac は「iMac 11」ではないし、MacBook Air も「MacBook Air 4」ではない。iPod のラインアップは変わっても名前そのものは同じだ。iPhone のラインアップについても同じことが必ず起きるだろう。(一部アップルのせいで)スペックが消えつつあるように、名前の番号付け競争も終わりつつある。すべてはシンプルさということなのだ。

This was surprising because our expectations were set for a new name. But it really shouldn’t be all that surprising. My iMac is not the “iMac 11″. My MacBook Air is not the “MacBook Air 4″. The iPod line changes, but the name remains the same. This will undoubtedly happen to the iPhone line as well. Just as the spec is dying (more than partially ushered to the grave by Apple), the ascending number naming race is dying too. It’s about simplicity.

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ハードとソフトをコントロールする強み

アップルがそう出来たのは、製品の種類が限られ、しかもすべてを完全コントロールしているからだ。ソフトも OEM にライセンスされていない。他のライバルメーカーの「iPad 3X Turbo」に対抗するため「iPad 3X HD S」という名前を付ける必要もないのだ。そもそも競争なんてないのだから。目下のところはという意味でだが。iPad という名前を裸で使うだけで十分競争に勝てるのだ。

Apple can pull this off because they have so few products and they’re in complete control of all of them. Their software isn’t licensed to other OEMs. The iPad doesn’t have to be called the “iPad 3X HD S” just to beat the “iPad 3X Turbo” made by a competitor. There are no real competitors. Not yet, anyway. The naked “iPad” name alone is enough to win.

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これ以降の下りもおもしろいがここでは省略。

新しい名前については Peter Cohen[The Loop]の記事もおもしろい。

アーシュラ・ル=グウィンの『ゲド戦記』まで引用して名前の持つマジックについて触れ、初代 iPad が生理用品を思わせる名前だったのに一向に売れ行きを妨げることはなかったと述べている。

The Loop: “On the new iPad’s name” by Peter Cohen: 08 March 2012

アップルがモットーとするシンプルさは名前の付け方にまで及ぶ・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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[The new iPad]

夜更しはこたえる。ダウンしてしまった。

追いつき追い越され、また追いつくなでしこジャパンの粘りのアルガルベ杯決勝戦に興奮してつい夜更ししてしまった。

翌朝アップルサイトで見た iPad キーノートの印象・・・

Apple Special Event March 2012 | Apple

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名前が The new iPad だったことを除けば 399 ドルも含めておおむねウワサどおりでサプライズはなかった。

むしろステージに上がったメンバーの方が興味深かった。

Tim Cook は舞台回し以上の役割を演じ、すっかり落ち着いて、心地よさそうな感じすら受ける。

アップルの業績関連だけでなく、The new iPad、Apple TV から iOS、(日本語)Siri、iCloud まで次々に Cook の口から明かされる。

Post-PC World から The new iPad まで今回の目玉についてすべて触れるところはまるで Steve Jobs と同じ役柄をこなそうとしているみたいだ。

もっとも、決算発表のときのたんたんとしたしゃべり方と比べて、best、absolute、so excited、pretty cool、astonishing、incredible など形容詞に力がはいるとちょっと違和感を感じるけれど。

どうやらアップル社内の Tim Cook の地位は盤石になったということか・・・

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一方、いるべきひとがいないという感じも・・・

Phil Schiller もすっかり手慣れた感じだ。Retina ディスプレイなど The new iPad のハード面だけでなく、iOS についても、399 ドルの iPad 2 も彼がしゃべってしまった。

Jobs のときなら One more thing などと最後まで引っ張ったことも、どんどんお構いなしに紹介される感じ。

気がついたら Scott Forstall の出番がなかった。

また別の機会が彼にはあるのか、それとも pecking order が下がってしまったのか・・・

そういえば Jonathan (Jony) Ive の出番もなかった。

邪魔なものが一切ない見えないデザイン(invisible technology)という iPad デザインの要(かなめ)について紹介ビデオで語るのも Jonathan Ive ではなく Michael Tchao だ。

Tim Cook — Eddy Cue — Phil Schiller という登場順序は、Cook 時代の戦略の新しい内部順位を示すものか・・・

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価格設定を含めてなにか教育市場向けの特別発表があるのではと期待したが、これは期待はずれだった。

今回のウリである Retina ディスプレイは、実際に手にして見てみないと分からないといわれる。

文字がどの程度読みやすいか、文字画面の拡大・縮小も可能なのか・・・実際に手にして確かめてみたい。

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《追記》魔法使いの弟子


[iPhone 開発のオリジナルチーム:photo

昨年10月の iPhone 4S イベントで「Who are you?」という Scott Forstall の問いに「I am a humble personal assistant.」と答えた Siri の鮮烈なデビューは誰の記憶にも新しい。

その直後に iOS 開発の立役者 Forstall にスポットライトを当てて書かれた Businessweek の「魔法使いの弟子」という記事がとても興味深い。

Scott Forstall, the Sorcerer’s Apprentice at Apple | Businessweek
魔法使いの弟子 Scott Forstall | maclalala:link

Jobs 亡き後のアップルを率いる重要な人物として Forstall を詳細に論じたもので、6ページにわたり 4000 語を超える。

Forstall をミニ Jobs として描いたのが特徴だ。その後注意して見ているがまだ日本語にはなっていないようだ。

その記事に次のような下りがある。

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Jobs が好きだった場所

Jony Ive のハードウェアデザインラボに出入りして、その全体像を見渡すのを Jobs が好んだことはよく知られている。もう一か所彼が好んだ場所が、その一階上にある Forstall のユーザーインターフェイスラボだった。

It’s well-known that Jobs loved to hang out in Jony Ive’s hardware design lab, looking over hardware. Another favorite spot was the user interface lab run by Forstall, located a floor above.

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Steve Jobs に近かった2人の人物が今回の iPad イベントからスッポリ抜けているのが気にかかる・・・

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Everything about iPad 3 | YouTube]

このところ iPad 3 に関するウワサの発信地は、アジアのサプライヤー筋をはじめほとんどが中国発だ。

DigiTimes や M.I.C. Gadget の名前はすっかりおなじみになった。

なかでも極めつけは、冒頭のビデオを載せた「iPad 3 のすべて:フロントガラス、リアシェル、ケースを比べる」という M.I.C. Gadget の記事。

Hands-on with iPad 3 Front Glass, Rear Shell, and Cases (video) | M.I.C. Gadget

世界中のマック系メデイアがどっと飛びついた。

いつもなら数百程度の M.I.C. Gadget のアクセスが、今朝時点で 31,008 ビューだからそのスゴさが分かる。

ホームボタンは健在だし、iPad 3 のウワサを欠かさず追っかけていたひとは、このビデオを見て頷くことしきりだろう。

みんなの期待どおりのものをピッタリの形で提供できるこのサービス精神には脱帽だ。

中国系メディアはスゴい・・・

★ →[ビデオを見る:YouTube

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The Talk Show

iPad イベント直前の今、いちばん気になるのは John Gruber だ。

Mountain Lion のときのように特別情報を与えられているのか、それとも一般ジャーナリストと同じように知らないのか。

2月最後のポッドキャストが興味深い。

5by5: “The Talk Show #81: Coffee and Trucker Pills”: 29 February 2012

キーボード談義から始めたのは iPad イベントに触れないためかと勘ぐったが、途中からズバリ iPad 3 の話になった。(Das Keyboard の話も興味深い・・・)

相方の Dan Benjamin との話は多岐にわたってなかなかオモシロい。

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・発表される製品は iPad だけか、他にもあるか?

近年のイベントでは製品を非常に絞って(lazer-focused)紹介している。

・招待状の写真は iPad 3 か?

招待状をあれこれ詮索して議論するのはバカげている。そもそもデザイナーが実際の iPad 3 を見て描いた可能性は低い。

・One more thing があるか?

One more thing は Steve Jobs がやるものという感じではないか。少なくとも1年ぐらいはないと思う。

・分かっていることは何か?

Retina ディスプレイ、同じデザイン(looks the same)、背面カーブが少し異なるかも(slight curvature)。クアッドコアかどうかは分からない。

Retina ディスプレイは実物を手にしないと分からない。デモでも、コンピュータ画面でも示せない。

・価格はどうなる?

機能は向上、価格は据え置き。これまで値上げをしたことは一度もない。

ただ価格の話は秘中の秘。アップルでもせいぜい4人ぐらいしか知るまい。

まったくの推量でいえば、エントリーレベルが 399 ドルならいいと思う。20% のカットだから。349 ドルにできれば尚更いい。

・名前はどうなる?

iPad 2、iPad 3 という名前がいつまでも続くとは思えない。数年後のことを考えればあまり論理的ではないから。

iPad 3 は 499 ドルで、iPad 2 は 399 ドルという使い方はありかも。

・デモソフトは何か?

新しい iPad のデモで見せるものが要る。Retina ディスプレイだけでは1時間もたない。

iPhoto や Aperture のようなプロシューマー向けの built-in photo app だと思う。

・iPad はどこまで伸びる?

ダイヤルフォンからプッシュフォン、ケーブルテレビがそうだったように iPad も一斉に大衆化する段階に来ていると思う。機能が特段変化しなくても売れるだろう。mass market psychology だ。4、5年は大きく伸びるだろう。

それより問題は、異なるサイズのモデルが必要となるのは何時かということだ。

また商品のライフスパンについては、一般人の場合は毎年買い替えることはしないだろう。

買い替え需要がなくても、新規ユーザーだけでも大幅に伸びるだろう。

・Apple TV はどうか?

アップルがテレビセットを売るようになるとは思えない。

Apple TV をホビーと呼ぶのは、「周辺機器」(peripheral)と考えるべきだ。

新しい iPad にぴったりの周辺機器として Apple TV が登場する可能性はあるかもしれない。(テレビに 1080p 出力ができる。)

・Siri はどうなる?

回線容量(network access)との関係だろう。iPhone 4S にすらサーバーが対応しきれない現状ではどうか。

・LTE は?

バッテリーライフとの関連か。

・ステージに上るのは誰か?

Tim Cook が最初にアップル全般について、イベントの中心は Phil Schiller が、iPad ソフトに関しては Scott Forstall がやるだろう。

Tim Cook は会社を取り仕切るタイプで、製品発表を行なうタイプ(product guy)ではない。彼もそのことを心得ているから壇上でもうまくやれる。(Gil Amelio は product guy でもないのにムリして、ぶざまなプレゼンをすることになった。)

Jobs が去って初めてのイベント。彼の不在を痛感することになるだろう。

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ギークの目からみた視点がオモシロい。

これだけいろいろ話すところをみると、事前に特別の情報を与えられているわけでもなさそうだ。

★ →[ポッドキャストを聴く:The Talk Show

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Update 2:CNBC まで Jim Dalrymple を引用》
Update:招待状に隠された秘密》


[3月7日イベントの招待状]

東京は雪の朝。ついにアップルイベントの招待状が発出された。

The Loop: “Apple announces iPad event for March 7 in San Francisco” by Jim Dalrymple: 28 February 2012

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招待状が来た

予期されたとおり、アップルは火曜日に次世代 iPad イベントの発表を行なった。私に送付された招待状によれば、イベントは3月7日午前10時からサンフランシスコの Yerba Buena Center for the Arts で行なわれる。

As expected, Apple on Tuesday announced an event to show off the company’s next generation iPad. The invitation, sent to me by Apple, says the event will take place at 10:00 am on Wednesday, March 7, 2012 at the Yerba Buena Center for the Arts in San Francisco.

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何が変わるのか

iPad 3 で何が変わるのかはっきり知っているひとはいないけれど、高速プロセッサ、改良されたグラフィックプロセッサ、Retina ディスプレイになるものと広く信じられている

While nobody knows for sure what changes the iPad 3 will have, it is widely expected the device will have a faster processor, improved graphics processor and a Retina Display.

イベントの詳細は当日会場から The Loop でカバーする予定。

I will be at the event and will publish a live update on The Loop.

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アップルイベントについては Jim Dalrymple[The Loop]がアップルの非公式サイトになった感がある

これまで製品予想はやらないのが常だったが、今回は内容にまで言及しているのが異例。

高速プロセッサ、改良グラフィックプロセッサ、Retina ディスプレイについては確定ということだろう。

Mountain Lion 報道で脚光を浴びた John GruberMG Siegler も招待状のことを取り上げている。

アップル情報については大手紙だけでなく、アップルお気に入りライターからも目が離せなくなった・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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《Update》招待状に隠された秘密

これまでもアップルイベントへの招待状にはいろんなヒントが隠されていた。

今回興味深かったものを2つ・・・

・iPad が PC 産業に与えた影響が隠されている

A.X. Ian / I think I’ve cracked the code on the invitation | Twitter

・ホームボタンが消えた?

招待状に写ってるiPad 3のホームボタンは無い?について調べてみた | トブ iPhone

アナタは何を見つけましたか・・・

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《Update 2》CNBC まで Jim Dalrymple を引用

アップルの招待状が出される直前、CNBC がイベントの場所がニューヨークだというツィッターを流した。

後に CNBC の Jon Fortt 自身が誤報であったことを明らかにしている。併せて Jim Dalrymple から情報を得たとも述べている。

イヤハヤ、天下の大テレビ局といえどもアップルギークに情報を頼るようになったか・・・

[via The Loop

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iFixit’s First Look at the “iPad 3 Retina Display” | YouTube]

iPad 3 についてその後確たるウワサもないまま3月直前になった。

3月7日ならもうイベントへの招待状が出てもいい頃だ。

それを受けて大手紙が書き始めればそれで決まりだろう。

サプライヤー筋の情報を別にすれば iFixit の解説がオモシロい。MacRumors から提供されたという iPad 3 のものらしい LCD ディスプレイを解析している。

A Tale of Two Displays | iFixit Blog
iFixit’s First Look at the “iPad 3 Retina Display” | YouTube

その結果は冒頭の iFixit の看板娘 MJ の解説ビデオでご覧ください。

どうやらこれで、iFixit が以前から予想していた Retina ディスプレイが確認されたことになるのだろう。

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それにしても、複数モデルや価格設定の話が今になっても何も聞こえてこないのが不思議だ。

iPad 3 の記事ならただちに反応を示す John Gruber や Jim Dalrymple、MG Siegler も、iFixit の記事に対して何も反応を示していない。

ひょっとして Mountain Lion の時と同じように、大手紙だけでなく、これら特定のライターにも新 iPad 3 のデモ機が事前提供されていたりして・・・

アップル解禁までは一切ニュースが出てこないのか、どんな形で誰が最初にニュースを漏らすのか、今後の展開が気に懸かる。

★ →[原文を見る:Original Text

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[小型 iPad は出るのか:image

繰り返し出てくる小型 iPad のウワサが今になってまた浮上している。

アジアの部品供給業者からの情報として WSJ が報じたもの。

WSJ.com: “Apple, Suppliers Test Tablet With Smaller Screen” by Lorraine Luk and Jessica Vascellaro: 14 February 2012
WSJ日本版: “アップルと部品業者、8インチ程度の画面のタブレットをテスト=関係筋“: 14 February 2012

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アップルが8インチ iPad をテスト中

Officials at some of Apple’s suppliers, who declined to be named, said the Cupertino, Calif., company has shown them screen designs for a new device with a screen size of around eight inches and said the company is qualifying suppliers for it. Apple’s latest tablet, the iPad 2, comes with a 9.7-inch screen. It was launched last year.

部品メーカーの関係者によると、アップルは8インチ程度の画面を搭載した新たなデバイスの画面設計を各社に提示しており、納入元を絞り込む作業を行っている。現在の最新タブレット「iPad 2(アイパッド2)」の画面は9.7インチ。[WSJ日本版訳]

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この台北発情報に対して2人のアップルギークが同じ反応を示しているのがオモシロい。

Daring Fireball: “WSJ: ‘Apple, Suppliers Test Tablet With Smaller Screen’” by John Gruber: 14 February 2012

iPad 3 の話ではない:John Gruber

これは iPad 3 ではない。iPad 3 は現在と同じサイズの 9.7 インチ、ディスプレイは倍の解像度になると私は信じている。これは別の種類の iPad だ。最後に私が聞いた話では、アップルは検討しているだけで市場化するつもりはないということだった。出てくるとは思えない。

This is not the iPad 3, which I believe will have a same-sized (9.7 inches) double resolution display. This is a different iPad, which, last I heard, Apple was only considering, not committed to bringing to market. I wouldn’t bet on it.

     *     *     *

もうひとりのアップルギーク Jim Dalrymple も同じ反応だ。

The Loop: “This is not the iPad 3” by Jim Dalrymple: 14 February 2012

同意見:Jim Dalrymple

私も John Gruber と同意見だ。アップルがいろいろなスクリーンサイズでテストしていることはだいぶ前から周知のことだ。今でも続いていておかしくはない。ディスプレイ技術の進歩および他の要因を考えれば、いずれかの時点で少し小型の iPad が登場すると考えるのは当然のことだ。

I agree with Gruber. We’ve known for a long time that Apple has been testing different screen sizes and there is no reason to believe that they have stopped. With advancements in display technology and other factors, it may make sense for a slightly smaller iPad at some point.

     *     *     *

そう思って WSJ の記事を読み直すと、たしかに今度出る iPad だとはいっていない。

どうやら iPad 3 はこれまでの話で確定のようだ。

★ →[原文を見る:WSJ 日本版

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