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Posts Tagged ‘iOS 7’

Button_Shapes

[新しく加わった Button Shapes:image

かつて弱視者の立場から iOS 7 インターフェイスの使いにくさについて触れたことがある。

本来障害者のためのアクセシビリティだったハズなのに、それを一般のひとが使わざるを得ない状況は皮肉なことだと思う」とも書いた。

開発者に配布されたばかりの iOS 7 Beta 2 では、視覚障害者への配慮が図られているようだ。

Cult of Mac: “The Five Biggest Changes Apple Made To iOS 7.1 Today” by Buster Heine: 13 December 2013

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AirPlay_Button

[シェードボタンとアンダーラインボタン:image

ボタンかテキストか

iOS 7 では表示されるテキストが単なるラベルかそれともボタンなのかという混乱が生じている。これに対しアップルは応急処置を施したようだ。iOS 7 beta 2 ではアクセシビリティにボタンの形状をハッキリさせる新しい機能が加わった。ほとんどの場合は、ボタンにグレーのシェードをつけるだけだが、テキストにアンダーラインするだけの簡単なものもある。メッセージの Send ボタンや AirPlay メニューのデバイスなどがその例だ。

Confused whether some of the text floating around in iOS 7 is just a label or a button? Yeah, you’re not alone and it looks like Apple has a quick fix. iOS 7 beta 2 introduces a new Accessibility feature that turns on button shapes. While most buttons get a grey shading, other button shapes consist of a simple underlining of text – like the Send button in Messages and devices in the AirPlay menu.

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この新しい機能に対する開発者の反応は必ずしも好意的ではないようだ。

しかし、自らも視覚に障害を持つ Steven Aquino はこの新しい機能を高く評価している。

Steven’s Blog: “Thoughts on ‘Button Shapes’ in iOS 7.1 Beta 2” by Steven Aquino: 13 December 2013

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ユーザビリティ(使いやすさ)の勝利

この変更にたいするコメントのほとんどは(自分が読んだかぎり)、ボーダーラインの醜さに驚いたデザイナーたちからのもので、アップルはなぜこんなものを追加したのかと問題にしていた。純粋にデザインという観点 — 美的観点からいえば、新しい形状を批判するのはまったく妥当なことだ。じっさいに醜い。しかしこの新しい機能が加えられたということ自体が切り札なのだ。たとえボタンがどう見えようと、コントラストをハッキリさせてほしいという切実な願いに対応したという意味において、ユーザビリティ(使いやすさ)の決定的勝利なのだ。それは多分 — そして当然のこととして — アクセシビリティを必要とする視覚障害者コミュニティから賞賛されるだろう。

Most of the commentary I’ve read on this change has been from designers who are upset that the borders are ugly, and they question why Apple chose to add them. From a pure design perspective, aesthetically speaking, it’s perfectly reasonable to criticize the new shapes. They are indeed ugly, but the overall importance of this new addition trumps the way in which they’re presented. That is to say, regardless of how the buttons look, the sheer fact that they add a level of desprately-needed contrast makes the buttons a huge usability win, and likely — rightfully — will garner much praise from the visually impaired segment of the accessibility community.

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アップルは賞賛さるべき

アクセシビリティという観点からすると、新しい Button Shapes は iOS 7 のインターフェイスに明快さを取り戻そうとするものだ。この種のビジュアルな手掛かりは、視覚障害を持つ多くのユーザー(自分も含む)にとって非常に重要だ。この変更が加えられる前は、テキストがコントロールできるものか、それとも単なるラベルに過ぎないのか必死で判別しなければならなかった。iOS 7 の Button Shapes は「これはボタンだ。だから押して!」というレベルのユーザビリティ、すなわち iOS 6 のスタイルに耳を傾けようとしている。・・・これらのボタンは iOS 7 を現在のものよりはるかに使いやすいものにするだろう。深刻な問題を解決しようとするアップルの努力は真に賞賛されるべきだ。障害のある自分だけでなく、健常者にとっても・・・

From a AX [accessibility] perspective, what the new Button Shapes do is restore a sense of explicitness to iOS 7′s interface. These types of visual cues are so important to many visually impaired users, myself included. Whereas previously I struggled in identifying whether a label was an actionable control or simply a label, iOS 7.1′s Button Shapes hearken back to the iOS 6-style, This is a button. Tap me!, level of usability. […] These buttons will make iOS 7 infinitely more usable than it is today, and Apple absolutely should be applauded for addressing a serious issue — not only for me, but even for the normal-sighted as well.

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この問題に対する Marco Arment のまとめが単刀直入で核心を衝いている・・・

Marco.org: “Thoughts on Button Shapes in iOS 7.1 Beta 2” by Marco Arment: 15 December 2013

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まだある iOS 7 デザインの欠陥

もうひとつトグルボタンを加えることによってアップルが iOS 7 の視覚的ユーザビリティを改善しようとしているのは喜ばしいことだ。しかしながら、「Button Shapes」、「文字を太くする」、「コントラストを上げる」、「オン/オフラベル」、「視差効果を減らす」といったオプションが必要とされること自体、iOS 7 のデザインに重要な欠陥があることを示している。(少なくとも beta 1 の極薄フォントは今回は出荷されなかった。)

I’m glad Apple’s improving iOS 7’s visual usability by adding yet another toggle, but the need for Button Shapes, Bold Text, Increase Contrast, On/Off Labels, and Reduce Motion shows significant flaws in iOS 7’s design. (At least the ultra-thin fonts in beta 1 didn’t ship.)

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魅力的なものと使いやすさのバランス

使いにくいけれど魅力的なものをデザインするのは簡単だし、魅力的ではないけれど使いやすいものをデザインをするのも簡単だ。難しいのは二つのバランスを取ることだ。iOS 7 では魅力を追求するあまり多くのユーザビリティを犠牲にしてきた。

It’s easy to design something attractive that’s not very usable, and it’s easy to design something usable that’s unattractive. The challenge is striking a balance, and iOS 7 made too many usability sacrifices to achieve attractiveness.

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もし iOS 8 で・・・

このことはアップルにも分かっている。だから来年どうなるのかが興味深い。もし iOS 8 からこれらのオプションを取り除くことができなければ、それはデザインの失敗だ。

Apple knows this, so it’ll be interesting to see how it’s revised next year. If iOS 8 can’t remove any of these options, it’s a design failure.

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遅ればせながらビジュアルな意味でユーザビリティを高めようという動きが出てきたことは大歓迎だ。

コントロールバーの白黒反転など視覚的な意味での使いやさを高めることは、iOS 8 を待たずともやっていただきたい・・・

★ →[原文を見る:Buster Heine
★ →[原文を見る:Steven Aquino
★ →[原文を見る:Marco Arment

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everythingisaremix

[Case Study: The iPhone | image / Vimeo

アップルの iPhone は真にオリジナルか、それとも単なるコピーに過ぎないか — Kirby Ferguson の分析が興味深い。

Cult of Mac: “‘Everything Is A Remix’ Takes On The iPhone [Video]” by Buster Heine: 12 December 2013

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iPhone は真にオリジナルか

「すべてはリミックス」シリーズの映画制作者 Kirby Ferguson が、新しいケーススタディを人気シリーズに追加した。iPhone は真にオリジナルなアイデアか、それとも改良とコピーの寄せ集めに過ぎず他のものとなんら変わらないのかという問題に挑戦した。このケーススタディは、アップルの複数のインスピレーションを取り上げる前に、スティーブ・ジョブズの Multi-Touch を発明したのはアップルだという主張から始まる。じつは Multi-Touch 技術は多くの会社が長い時間をかけて開発したものだった。

Everything Thing Is A Remix Filmmaker Kirby Ferguson just released a new case study for his popular series that tackles whether the iPhone is a truly original idea, or just a hodgepodge of copying and improvements like pretty much everything else. The case study starts by contesting Steve Jobs’ claim that Apple invented Multi-Touch – when really the technology was being developed for years by many companies – before strolling through some of Apple’s other inspirations.

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デバイスとしての iPhone、UI としての iPhone

このビデオは、その後すべてのモバイル企業がコピーすることとなるデバイスをアップルが造り出したことについては正当な評価を与える。一方、iPhone や iOS を革命的なものにしたユーザーインターフェイスのデザインが現実世界の事象から多くのヒントを得ていることを素晴しい調査研究で示す。そして最後に iOS 7 を取り上げ、アップルが Windows フォンや Android からコピーした リミックスしたアイデアについて触れる。

The video does give Apple credit for creating a device that the entire mobile industry copied, while also providing a great survey of the real world objects Apple used as inspiration in Apple’s UI designs that helped make the iPhone and iOS so revolutionary. Ultimately the film turns to iOS 7 and the ideas Apple borrowed copied remixed from Windows Phone and Android.

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ぜひご覧あれ

iPhone が果たして正当な扱いを受けているかどうか、このビデオを見てぜひ考えて欲しい。

◆Ferguson のビデオ → Everything is a Remix Case Study: The iPhone

Watch the video below and tell us in the comments whether you think the iPhone got a fair treatment:

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Ferguson のビデオはスバラしい出来だと思う。

オリジナルかコピーかという点だけでなく、iPhone UI の歴史を振り返る意味でも(なにしろたった5年間の変化なのだ)一見の価値がある。

「リミックス」(Remix)についてもいろいろ考えさせられる。

リミックスの持つ創造的側面については、かつて Larry Lessig が TED で行なった名講演が思い出される。(今見ても非常にオモシロい・・・)

★ →[ビデオを見る:Vimeo

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Intersection: Updating to iOS 7 | YouTube]

とても興味深いビデオが YouTube に登場した。

何が興味深いのか?

出たばかりの iOS 7 が持つ強力な機能を紹介しているからだ。

Christopher Hills が障害者の立場から「スイッチコントロール」という機能について紹介している。

まずは上記ビデオをご覧ください。

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クリストファー・ヒルズ:

Christopher Hills:

iOS 7 は大いなる躍進です。

iOS7 is a big leap forward

でも一部のひとたちは新しいルック&フィールが好きではありません。

and some people don’t like the new look and feel

しかしアクセシビリティの世界では、

however, in the accessibility world

これは大いなる躍進です。

it is a big leap forward.

アップルは追加しました

Apple has added

いくつもの機能を

a lot of features

さまざまな障害を持ったひとたちを助けるために・・・

to help people with all kinds of disabilities.

そのひとつが「スイッチコントロール」です。

One feature is Switch Control

それではアレックスに、その話してもらいましょう。

and I’m going to get Alex to tell you about it.

アレックス、お願いします。

Alex?

[このあと音声機能 Alex による Switch Control の説明が続く]

1〜2週間のうちにレビューを書くつもりです、

I have a review coming in the next few weeks

私の体験について・・・

in which I will look at my experience

Tecla Shield と iOS 7 を使ってみた体験です。

with the Tecla Shield and iOS7.

それまでみなさんさようなら。

こちらはアレックスとクリストファー、

Until then, this is Alex and Christopher

オーストラリアからお送りしました。

from Down Under!

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身体の不自由な Christopher Hills がこのビデオを作ったということだけでも驚きだ。

しかし彼の自己紹介によれば、「Apple 認定プロ — Final Cut Pro X レベル1 — そして脳性麻痺のギーク」というのだからきっとビデオ編集はお手のものなのだろう。[こちらで彼が実際にビデオを編集している様子が見れる。]

筆者はこのビデオで初めて Switch Control の存在を知った。

サードパーティの Tecla Shield も初耳だった。

このビデオに John Gruber がリンクを貼ったことから Christopher Hills は一躍脚光を浴びた。

そのよろこびを彼は次のように述べている。

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10月2日
ジョン・グルーバーが自分のいちばん新しいビデオを Daring Fireball に載せてくれて以来、自分のメールボックスはツィッターとユーチューブの新しいフォロワーでいっぱいだ。皆さん、ようこそ!

Christopher Hills ‏@iAmMaccing 10月2日
Since @gruber posted my latest vid on @daringfireball, my inbox has been FILLED with new followers on Twitter & YouTube. Welcome everybody!

10月2日
今朝 255 人だったフォロワーが、今夜は 307 人になった。ワオ! 何かスゴいことをしたみたい 🙂  グルーバー、ありがとう!

Christopher Hills ‏@iAmMaccing 10月2日
This morning I had 255 followers on Twitter, tonight I have 307. Wow! I must be doing something right. 🙂 Thanks @gruber!

10月3日
自慢してるようにとられるかもしれないけれど、昨日はこのビデオのビューが 500 だった。それが今じゃこうだ。ワオ!

Christopher Hills ‏@iAmMaccing 10月3日
I feel like I’m boasting, but yesterday I only had about 500 views on this video. Now look at the view count! http://youtu.be/EZ_nyIwep0k . Wow!

10月3日
自慢ついでにもうひとつ。たった今このビデオのヒット数が10万を超えた。このときからずい分長いことかかった。

Christopher Hills ‏@iAmMaccing 10月3日
One more boast: I have just gone over 100,000 hits on this video! http://youtu.be/cSSgndQ5mVs @ChrisPirillo I’ve come a long way since then.

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Christopher Hills に寄せられる励ましも好意に満ちていてうれしい。

Joe Kohlmann ‏@jkohlmann 10月2日
キミの Switch Control ビデオはメチャためになる。ほんとうだよ、クリストファー。Tecla と iOS 7 のレビューをまってるよ!

Joe Kohlmann ‏@jkohlmann 10月2日
@iAmMaccing Your Switch Control video was SUPER informative, Christopher, I mean it. Looking foward to your review of the new Tecla & iOS 7!

Ben Stovold ‏@followben 10月2日
スバラしいレビューだ。自分たち健常者のデベロッパにアプリをアクセシブルにすることが如何に重要かつ簡単かを教えてくれる。

Ben Stovold ‏@followben 10月2日
@iAmMaccing Great review, and a nice reminder to us non-disabled iOS devs how important/ easy it is to make our apps Accessible. /cc @gruber

Agos ‏@aragost 10月2日
スイッチコントロールのビデオありがとう!自分はこのテクノロジーのことを知らなかった。これから作るアプリは必ず[スイッチコントロールと]コンパチにするよ!

Agos ‏@aragost 10月2日
@iAmMaccing thanks for your video about switch control! I didn’t know about this technology. I’ll make sure my future apps are compatible!

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また Tecla Shield のメーカー Komodo OpenLab ‏からも:

Komodo OpenLab ‏@komodoopenlab 9月25日

キミの方がわれわれよりはるかに話し上手だ。敬意を表します。

Komodo OpenLab ‏@komodoopenlab 9月25日
@iAmMaccing you are such a better storyteller than we are. Respect.
https://www.youtube.com/watch?v=EZ_nyIwep0k

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身体に障害を持つ者にとって iOS 7 はすぱらしいパワーを秘めている。

Christopher Hills が語った iOS 7 レビューが待ち遠しい・・・

[via Daring Fireball

★ →[ビデオを見る:YouTube

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UIDatePickerComparison

[iOS の UIPicker を比較する]

新しい iOS 7 の UI が識別しにくいと思っていたら、Sean Woodhouse がデベロッパの立場から同じことを指摘している

iOS 6 と iOS 7 の UIPicker の違いを比較したものだ。

Itty Bitty Labs: “Lifting the lid on the iOS 7 UIPicker” by Sean Woodhouse: 30 September 2013

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やっと iOS 7 ピッカーがよくなった?

iOS 7 の見かけが大きく変わった原因のひとつは UIPicker(およびその関連で UIDatePicker も)がフラットになったことだ。新しいピッカーは表面上はよりクリーンになったように見える。自分は iOS 6 のピッカーのビジュアル偏重と疑似3次元回転効果が好きではなかった。グラデーションのかかったオーバーレイは、ほとんどのエンジニアやデザイナー連中のカンに障る。「こいつはゴマカシだ」と自分は思った。だから新しい iOS 7 ピッカーが登場したのを見て、「クールじゃないか、やっときちんと整理して、3次元効果もちゃんと使ったな」と思っている自分がいた。しかしそれも実際に使ってみるまでの話だった・・・

One of the significant visual changes in iOS 7 is the ‘flattening’ of the UIPicker, and by association the UIDatePicker. On the surface, the new picker looks much cleaner. I’ve never been a fan of the heavy-handed visual treatment given to the iOS 6 picker, and the pseudo 3D rotational effect using gradient overlays probably grated on most anal engineering and designer types. ‘They’re faking it!’, I thought. So when the new iOS 7 picker arrived on the scene there was a piece of me that thought, ‘cool, they’ve cleaned it up and done the 3D effect properly’. That was until I got to use the thing.

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前より分かりにくくなった

新しいピッカーは見た目もなかなかいいと最初は思った。しかし使ってみると、そうも思えなくなった。例えば UIDatePicker ではカラーパレットがブラックとホワイトに簡略化されている。そのため月と日付の区別がむずかしくなった。‘Today’ を強調していたカラーもなくなった。しかも選択項目の上下に各2行が詰め込まれ、情報密度が大きくなった。それなのに各行のヒット範囲は狭くなっている。さらに悪いことに、UIDatePicker のヒット範囲には一貫性がない。数週間前に Marc Edwards はこれらの問題についてツィッターでこう指摘している。

I found the new picker quite visually pleasing initially but having used it, I’m not so sure. For example, the UIDatePicker has simplified the colour palette to black and grey, which makes it harder to distinguish the day from the month. The colour highlight on ‘Today’ has been lost too. They’ve also squeezed in an extra two rows above and below the selection, which from an information density perspective is great, but it has reduced the hit areas of each row. Worse than that, the hit areas on the UIDatePicker are inconsistent. Marc Edwards summarised some of these issues a few weeks ago in this tweet.

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iOS 6 の方がよかった

Marc Edwards @marcedwards
みんなが何といおいうと、ビジュアルスタイルという意味で iOS 6 のピッカーの方がはるかに使いやすい。

Marc Edwards @marcedwards
Say what you will about the visual styling, but iOS 6’s picker was far easier to use.

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一貫性がない

Marc が掲げた図表から分かるように、AM/PM の列はもう上下には動かせない。選択するときコンテンツそのものにタッチしなければならなくなるので、これはとても辛い。iOS 6 では AM/PM を変えるため、上下に動かすことができた。しかし AM/PM や分の表示をタップして選択することはできなくなったが、これには一貫性がない。なぜなら日付や時間の方はタップできるからだ! どういうこっちゃ。

UIDatePickerTapAreas3

As you can see from Marc’s diagram, you can no longer drag above and below the AM/PM column to move it. This is a huge pain because now you have to place your finger over the content in order to make your selection. In iOS 6 I’d often push or pull underneath the selected AM/PM value to change it. You’re also not able to tap the AM/PM or minute items to select them, which is completely inconsistent because you can tap the day and hour items! WAT

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エッジ部分からのスワイプ

さらにもっというと、iOS 7 UIDatePicker のヒット範囲はコントロールの境界部分までは広がっていない。実際のヒット範囲はブルーで図示しておいた。このためピッカーのエッジ部分からのスワイプはできなくなる[?]。

UIDatePickerTapAreas2

To add insult to injury, the hit area in the iOS 7 UIDatePicker does not extend to the boundaries of the control. The actual hit area is highlighted in blue below. So now you can’t fat-finger the edges of the picker either.

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「スクロールビュー内のスクロールビュー」

ピッカーが UITableView のインラインに入ってしまうと、インセットタップはもっと大きな問題になる。グラフィカルユーザーインターフェイスの登場以来デベロッパを悩ましてきた例の「スクロールビュー内のスクロールビュー」という難問だ。コントロール内のタップ範囲を外すと、UITableView 全体が予想外のスクロールをしまうので、事態はいっそう悪くなる。

UIDatePickerScrolling

The inset tap area causes real problems when the picker is placed inline within a UITableView. It’s the same old ‘scroll views within scroll views’ conundrum developers have been struggling with since the dawn of graphical user interfaces, but made worse because you can easily miss the tap area within the control’s bounds and end up inadvertently scrolling the whole UITableView.

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もっとタップしやすく

誤解しないで欲しいのだが、インラインピッカーが進むべき方向だと自分も考える。それが今やっているアクションに意味を持たせ、iPhone と iPad の双方で一貫性を持たせるようにするからだ。自分が希望しているのは、タップのターゲットがより容易で、コントロール領域の外まで広がって欲しいということだけだ。

Don’t get me wrong, I think inline pickers are the way to go. It puts them in context with what you’re doing and avoids the issues of placement consistency across the iPhone and iPad. I just wish the tap targets were easier to hit and extended out to the bounds of the control.

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一歩前進二歩後退

使いやすさという点から見ると、新しい UIPicker は一歩前進二歩後退だ。しかし興味深いのは表面のカバーを外して中を覗いてみたときだ。

From a usability point of view, the new UIPicker has taken one step forward and a few steps back. But the fun really starts when you take a look under the covers.

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iOS 6 の UIDateTime ピッカー

これは iOS 6 の UIDateTime ピッカービューの階層構造を Reveal で示したもの。

UIDatePickeriOS6

Here’s the iOS 6 UIDateTime picker view hierarchy displayed in Reveal.

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iOS 7 の UIDateTime ピッカー

そしてこちらは iOS 7 の UIDateTime ピッカーだ。

UIDatePickeriOS7

…and here’s the iOS 7 UIDateTime picker.

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肥大化する階層構造

見れば分かるように、新しい実装には手がかかっている。なぜローエンドデバイスではパフォーマンスが落ちるのかこれでハッキリ分かる。セルの3次元変換としてはスゴいが、拡大 tumbler 効果[?]としてはやり過ぎだ。UITableViews はそれぞれのセルがユニークな3次元変換をする 12 以上の UITableViews を含んでいる。iOS 7 の UITableViewCell には UITableViewCellContentView を含む UITableViewCellScrollView が導入され、そのいずれも UIDatePicker には使われないため、階層構造はさらに肥大化する。

As you can see, they’ve gone to town with the new implementation. It’s pretty obvious why performance would suck on lower-end devices. Impressive as the 3D transforms on the cells are, it’s hard not to feel like this is overkill for the magnified tumbler effect. The UIDatePicker contains no less than 12 UITableViews with each cell having it’s own unique 3D transform. The hierarchy is further bloated by the fact that UITableViewCell in iOS 7 introduces a UITableViewCellScrollView that contains the UITableViewCellContentView, neither of which appear to be utilised in the UIDatePicker.

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最適化は不十分

意図的に UIPicker の実装をこのようにしたのかどうか分からないが、最適化されていないことは明らかだ。アップルとしては iOS 7 の最新バージョンでパフォーマンスをさらに高めようとしたのかもしれないが、ナビゲーションバーのブラー効果(低パフォーマンスデバイスでは効果が減る)とは違って、UIPicker の実装はこの種の予備システムをサポートしていない。

Whether the UIPicker was implemented this way on purpose or not, I don’t know, but it’s certainly not optimised. Maybe Apple really did want the latest version of iOS to push the performance boundaries, but unlike the navigation bar blur effects which were ramped down on poorer performing devices, the implementation of the UIPicker doesn’t support this kind of fallback.

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3次元回転効果は果たして意味があるのか

以上が iOS 7 の UIPicker だ。パフォーマンスおよび使いやすさという点で3次元回転効果が本当に意味があるのかどうか自分にはよく分からない。圧倒的にフラットな UI で果たして意味があるのかということすら自分には分からない。この点が今後すぐに変わるとは思えない。しかしアップルが今後のリリースで以上に述べた幾つかの問題点について多少の修正ないし最適化を加えても驚かない。後続記事でまた・・・

So that’s the new iOS 7 UIPicker. I was left wondering whether the 3D rotation effect was really worth it, both in terms of performance and usability. I’m not even sure the effect has a place in a predominantly flat UI. I can’t see it changing any time soon but I wouldn’t be surprised to see a few fixes and optimisations from Apple in subsequent releases to address some of the issues mentioned above. Watch this space.

カバーの下がどうなっているか興味のある方は、 こちらで Reveal を回転させてみてください。

Reveal_Runtime_inspection_for_iOS

If you want to have a peek under the covers yourself, get on over to http://revealapp.com and give Reveal a spin.

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冒頭の図を見れば、iOS 7 が見にくいことは一目瞭然だ・・・そう思ったのが訳出するきっかけだった。

しかしプログラミングのシロウトには内容がむずかしすぎて、訳していてもまるで雲を掴むような感じ。

iOS 7 の UI にはプロの目から見ても問題あり・・・しかし一旦乗り出した方向はそう簡単には変えられないといっているようにも思えるのだが・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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safari_ios7

[新しい iOS 7 Safari]

iPhone を iOS 7 にアップデートしてしばらく経つ。

筆者の iPhone はもっぱらネットサーフィン専用だ。

お気に入りのサイトを巡っておもしろそうな記事を見つけると、広告その他をリーダーで削ぎ取って本文だけにして、それを VoiceOver で読み上げさせる。

safari_reader

[リーダーを使って本文だけにする]

それ以外の使い方はほとんどしない。

そんな特殊なユーザーが iOS 7 を使ってみた感想をまとめてみた。 (プロによる詳しいレビューはこちらをご覧ください。)

《ご注意》視力の弱ったユーザーという特殊な視点からの感想なので、「新 iPhone 乗り換え顛末記」と同じく独断と偏見に満ちていることにご注意ください。

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格段に進歩した VoiceOver

すぐ気づくのが、VoiceOver の声が自然に近くなって、格段に聞きやすくなったことだ。

圧縮ボイスを使うと、尚更この点が実感できる。

compressed_voice

[音質を上げるには圧縮ボイスを使う]

英語はこれまでも十分に聞きやすかったが、iOS 7 ではもっとよくなっている。

奇妙な「読み違え」で失笑かうことしばしばだった日本語も、iOS 7 ではほとんど問題なく聞けるようになった。(個人を「こひと」などと読む一部変換不足はあるが・・・)

古い iPhone 4 でもそのまま上質の VoiceOver の恩恵に与れるのはたいへん有難い。

筆者にとってはこれだけでも iOS 7 にアップデートした価値が十分にある。

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非常に見にくいインターフェイス

こんな素晴らしい進歩がある一方で、弱視者という立場からすると不満な点がいくつかある。

初めて iOS 7 のロゴを見て以来懸念していた不安が的中した感じだ。

例えば Safari のコントロールバーのアイコンや細身のフォントは、目の不自由な者にとって非常に見にくい。

さらに白地に薄い灰色というコントラストは判別することすら困難だ。

筆者の場合、何も区別がつかず見えないといった方が正確かもしれない。

位置を覚えて、だいたいこの辺と思われるところをカンでタッチする。

この Safari のコントロールバーは新しいデザインの失敗ではないかと思う。

jw-player-bekle-skin-screenshot

[OS X のメディアプレーヤ]

せめてコントロールバーの部分だけでも、OS X のメディアプレーヤのように白黒反転させてくれればよかったのに、視認性という点で大きく後退したのは残念なことだ。

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文字を太く、コントラストを上げる

accessibility

[文字を太く、コントラストを上げる]

iOS 7 にアップデートして最初にやったことは、文字を太くし、コントラストを上げることだった。

しかしそれでもなお Safari のコントロールバーは筆者の目ではほとんど判別できない。

ios7_keyboard

[見にくいキーボード]

キーボードについても同じことがいえ、iOS 6 に比べ視認性は遥かに落ちる。

上の画面は John Gruber たちの「Vesper」の画面だが、コントロールバーを反転させるだけでその視認性が格段に向上することが分かる。

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iOS 7 は縦長 iPhone 5/5C/5S のためのもの

アップデートした最初の印象は、iOS 7 って画面が細長いデザインの iPhone 5/5C/5S のためのものなのだなあということだった。

今後とも iOS 7 のメリットを十分享受するためには、最低でも iPhone 5 以上でないといけないように思える。

これまでの(自分としてはたいへん気に入っていた)iPhone 4 と比較するとその印象がいっそう際立つ。

ダウンロード当初では画面が縦向きにロックされているのもそのためではないかという気がする。

portrait

[縦向きロックの解除はコントロールセンターで行なう]

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share

[ブックマークへの保存が非常に見にくい]

ブラウザにとって「ブックマークへの保存」や「リーディングリストへの追加」は欠かせない機能だ。しかしそのための画面がこれまた非常に見にくい。

Safari にとって欠かせない機能がこんなあしらいを受けているのは悲しい。

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ネットを見渡していると、多くのひとが「アクセシビリティ」を使って文字を太く、コントラストを上げていることに気づく。

本来障害者のためのアクセシビリティだったハズなのに、それを一般のひとが使わざるを得ない状況は皮肉なことだと思う。

今後 iOS 7 がアップデートされる過程で、Safari のコントロールバーや iOS 7 のキーボードが見やすいものになることを是非とも望みたい・・・

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《追記》スプリット・タップがうまくいかない

iPhone 4 を iPhone 5 に乗り換えて以来、なるべく AssistiveTouch を使うようにしている。またホームボタンがおかしくなっては敵わないからだ。

ところが VoiceOver を起動するトリプルクリックが AssistiveTouch ではなかなかうまくいかない。

オンスクリーンホームボタンを押さえたまま、他の指で画面上をタップする「スプリット・タップ」で Siri が起動してしまうのだ。

シングルタップでも、ダブルタップでも、トリプルタップでも関係なく Siri が起動してしまう。

VoiceOver を起動させるにはどうしたらいいだろうか・・・

ホームボタンの具合が悪くなったのも、トリプルクリックを多用しすぎたせいだと思われるので、なんとか AssistiveTouch でトリプルクリックを代用できる方法が知りたい。

また読者のアドバイスをお願いしたい・・・

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64-bit-phil

iOS 7 の 64-bit 移行について Sisir Koppaka が興味深いことをいっている

CannyVision: “The Most Forward Thinking Apple Yet” by Sisir Koppaka: 12 September 2013

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単なる次の段階への移行ではない

昨日の発表でもっとも奇妙に思えたことのひとつは、iOS 7 が 64-bit 対応になったことだった。 WWDC ではアップルは何も触れなかったが、A7 チップ(したがって次期 iPhone)が 64-bit 対応になることを明らかにするのを避けるためだったのかもしれない。これはアップルがいずれ次の段階に移行する準備にすぎないと考えたひとが多かったようだが、これにはそれ以上の意味があると自分は考える。

One of the most peculiar announcements yesterday was that iOS 7 was now 64-bit. Apple seems to have left out that announcement at WWDC, possibly to avoid revealing that the A7 chip(and hence the next iPhone) would be 64-bit capable. Many seem to have assumed that this is just Apple preparing for the eventual transition. I think there’s more to it than that.

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マックの 64-bit 移行

アップルは 2009 年の Snow Leopard マックのときも、同じように 64-bit へ全面的に移行した。当時マックのメモリーは 4GB に近づきつつあり、メモリーの限界に達していた。しかるに現在の 5S はそうではないし、大部分のアンドロイドフォンもそうではない。

Apple made a similar full-scale transition to 64-bit on the Mac with Snow Leopard in 2009. At the time, Macs were already at the point of reaching 4GB and above memory capacities. This isn’t the case with the 5S today, or even for the majority of Android phones.

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もっと差し迫ったもの

アップルが iOS 7 およびそのアプリに 64-bit サポートを追加したのは、単に将来の iPhone をいずれ 4GB 以上のメモリーに対応させるための準備ではないと自分は信じる。これは何かもっと差し迫ったものと関係があるハズだ。アップル製品のカテゴリーの中で、iOS およびAシリーズチップを 64-bit に対応させ、4GB 以上のメモリー処理ができるようにすることにアップルが興味を持つような何らかの製品があるだろうか?

I don’t believe Apple added 64-bit support to iOS 7 and all their apps just to prepare for an eventual transition to 4GB+ memory capacities in future iPhones. I think this was to do with something more impending. Do we know any product category that Apple would be interested in, that would require the use of both iOS and an A-series chip that is 64-bit capable in order to address 4GB+ memory?

それは(現在のものではなく、今後登場する)Apple TV だ。

Apple TV (the one that is yet to come, not the one that exists).

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ゲームコンソール機

夏の WWDC の数日前に、8GB メモリーの Xbox One が発表された。360 のシステムメモリーは 512 MB だった。それ以前の今年1月には 8GB メモリーの PS4 が発表された。PS3 のシステムメモリーは 256MB だった。

Just a few days prior to WWDC this summer, the Xbox One was annnounced with 8GB memory. The 360 had 512 MB of memory. Earlier in January this year, the PS4 was announced with 8GB of memory. The PS3 had 256MB of system memory.

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最低でも 8GB のメモリー

かつてジョブズがヒラメいたといったようなリビングルーム対応のソリューションをもしアップルが発表するとすれば、それには最低 8GB 程度のメモリーは必ず必要となる。(もしもアップルが巨大スクリーン対応のゲームコンソールに本気で興味を持っているならばだが。)それにはまた OS X ではなく iOS が必要となるだろう。アップルがハードウェア・ソフトウェア双方にわたる全面的な 64-bit サポートを発表したのはそういうワケだと自分は考える。将来いずれかの時点で iPhone が 4GB メモリーになるからではない。

If Apple were to release a competing living room solution now, as Steve Jobs claimed they had figured out, it would definitely have to have around 8GB of memory (if they were interested in addressing big screen console gaming seriously). It would also likely be iOS, and not OS X, that would be needed. I think that is why Apple just announced full-scale hardware and software 64-bit support, not because phones will eventually have 4GB of memory sometime in the future.

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大型スクリーンでのユーザーコントロール

私の考えの2つ目の根拠は、iOS 7 および OS X 10.9 用に発表された新しい Game Controller Framework だ。これは大型スクリーンのゲームコンソールにおけるユーザーコントロール問題に対処するためのものだと思われる。一方上に述べた 64-bit 仮説は大型スクリーンでの計算及びグラフィックス能力を確保するものだ。

The second bit of credence for this theory comes from the new Game Controller Framework that was announced for iOS 7 and OS X 10.9. This seems to address the user control issues with big-screen console gaming, while the 64-bit hypothesis above ensures compute and graphics capability for larger screens.

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Jony Ive の痕跡

5S や 5C の至るところに Jony Ive の痕跡が見られる。カラーは Ive のトレードマークだ。古くはオリジナル iMac G3 や iPod、現在では iPhone だ。しかしより気づきにくいインパクトは iOS 7 の内部にある。

Jony Ive’s mark can be seen all over the 5S and the 5C. Colors were an Ive trademark, all the way from the original iMac G3 to the iPods and now, to the iPhone. But the more subtle impact is within iOS 7.

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前 Retina 時代の産物

iOS はもともとは Retina ディスプレイのない時代にデザインされたものだ。ピクセルが大きくハッキリ分かった時代に、比較的太いフォントと光沢のある UI の要素でそのエレガントさを強調するため、skeuomorphism を多用する必要があった。製品全体のラインアップが Retina に移行するにつれ、デザインもまた空間をより慎重に扱える洗練されたものになった。Ive とそのチームは長い間 iOS デバイスの内部そのものに携わってきた。しかし今やユーザーインターフェイスという外から見えるものをやることとなったのだ。

iOS was originally designed for an era without a Retina display. It needed heavy skeuomorphism, relatively thick fonts and glossy UI elements, to distinguish itself elegantly in an era where pixels were large and visible. As the entire product lineup shifted to Retina displays, the design attained the potential of being refined to a more careful use of space. Ive and his team have done this for the internals of iOS devices for long. Now it was about the user interface.

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Mansfield の果たした役割

[iOS デバイスの]内部については Mansfield の痕跡が全面的に見られる。アップルは 32nm 世代以降の半導体技術と併せて A7 チップの 64-bit 移行を成し遂げ、M7 モーションコプロセッサも開発した。音声のための S7/S8 も開発中なのでないかと思われる。M7 コプロセッサと同じような目的を達成するため、アップルとしては ARM から big.LITTLE アーキテクチャのライセンスを受けたサムスンの道をたどることもできた。しかしアップルは明らかに別の道をとったのだ。Aシリーズのチップをアップグレードさせただけでなく、かかる重要な方向転換をアップルに遂げさせたという意味でも Mansfield は重要な役割を果たしたのだ。

The internals have Mansfield written all over them. Apple pulled off a 64-bit transition in the A7 chip alongside a semiconductor technology upgrade beyond 32nm and developed the M7 coprocessor. I also suspect another S7/S8 for voice is in the works. Apple could have followed Samsung in licensing from ARM their big.LITTLE architecuture to achieve similar goals as the M7 coprocessor, but they clearly chose a different route. Mansfield had a role to play in such major shifts for Apple, not just another incremental A-series chip upgrade.

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最も先進的

Tim Cook とその幹部チームは新たなアップルが最も先進的(the most forward-thinking yet)であることを証明しようとしているのだ・・・

Tim Cook and his executive team is out to prove that this Apple is the most forward-thinking yet.

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64-bit は Apple TV の先触れか!

どうやらアップルは次なる飛躍のための基礎作りを静かに進めているらしい・・・

(省略した部分では M7 チップと iWatch の可能性も触れられている。)

★ →[原文を見る:Original Text]

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iOS_7_icons

[iOS 7 のアイコン:image

Marco Arment はストレートで、核心を衝いて好きだ。

書いたものもそうだが、耳で聞くと一層それが際立つ。だから彼の出るポッドキャストはどれも楽しみだ。

なかでも「Accidental Tech Podcast (ATP)」は楽しい。

自称ナード連中が歯に衣着せず語るところも、登場する面々の組み合わせもなかなかオモシロい。

思ったことをズバリいう Marco Arment と、一家言あって何かにつけて必ず反論せずにはおれない John Siracusa、2人の間でバランスをとる Casey Liss がなんとも絶妙だ。

WWDC について触れた最近の ATP から、とくに印象に残ったことをひとつだけ・・・

18: Aluminum-Colored Aluminum | Accidental Tech Podcast

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WWDC から帰った Marco Arment が、iOS 7 ベータを iPhone 4S で奥さんに見せた。

すると奥さんが[51 分ごろ]、

「なにこれ、とても安っぽいわね!」

“Eew, this looks really cheap!”

ホームスクリーンのアイコンがひどいので反発したせいだという。

「こんなの欲しくない。こんなの使いたくない。なんかヤダ。どうなっちゃうのかコワイ。」

“I don’t really wanna keep using this. I don’t really wanna playing with this. This is kind a gross, and I’m a little scared of where the going here.”

ところが、夕方になって自分の iPhone 4S と比べて、

「ねえ、これって古い感じがする。」

“You know what, this looks old.”

「新しいのが欲しくなってきたわ。白い iPhone が・・・」

“Actually I want the new one, and I want a white iPhone now.”

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奥さんを一般ユーザーの代表にしたワケだが、一般ユーザーの目から見ても iOS 7 は判然と異なって見えるということだろう。

それも iOS 7 がモダーンに、これまでのものが古くさく見えてしまう、と・・・

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そういえば John Gruber も iPad mini の第一印象を奥さんに語らせたことがあった。

ちなみに Gruber の奥さんが初めて WWDC に登場しているが、ダンナに劣らず彼女もなかなかの女傑だ・・・

★ →[ポッドキャストを聞く:ATP

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multiplane_camera

[ディズニーのマルチプレーン・カメラ:photo

iOS 7 の奥行き感をマルチプレーン・カメラから解説した Manton Reece の記事がオモシロい・・・

Manton Reece: “Multiplane” by Manton Reece: 17 June 2013

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Ub Iwerks の貢献

ウォルト・ディズニーの最初の短編『ミッキーマウス』を描いたアニメーター Ub Iwerks[アブ・アイワークス]は、10年留守したディズニースタジオに 1940 年に戻ってきた。彼がミッキーマウスのために毎日何百枚もの絵を描いたことは有名だ。しかしディズニースタジオへ Ub が復帰したことは、カメラと特殊効果を技術的に高めた映画製作への大きな貢献としても記憶されている。アニメの世界では仕事が極端に専門化し、背景かアニメーションかセル画描きのいずれかの仕事をすることになるが、Ub の才能は芸術的世界と技術的世界の橋渡しをしたのだ。

In 1940, Ub Iwerks, the animator behind Walt Disney’s first Mickey Mouse shorts, came back to the Disney studios after a 10-year absence. Ub had famously produced hundreds of drawings alone each day for one of those first Mickey Mouse shorts, but Ub’s return to Disney would also be remembered for his contribution to the technical side of film production, with advances in cameras and special effects. In an industry with extreme specialization — you either did backgrounds, or animation, or ink-and-paint — Ub’s talents bridged both the artistic and technical.

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マルチプレーン・カメラ

ディズニーを去っていた間に Ub が発明したもののひとつがマルチプレーン・カメラ(multiplane camera)だ。後に『白雪姫』で使われた10フィートを超えるスタンドに据えられた巨大なカメラ[冒頭画像]として完成した。マルチプレーン・カメラの発明によって、背景を複数の層に分けることが可能になった。前景の木々はいちばん手前のガラス面に、登場人物はその下の面に、遠景のレイヤーには建物が、さらに遠くには山や空がくるというように。

One of Ub’s inventions while away from Disney was called the multiplane camera. Perfected by others leading up to Snow White, in a massive camera stand over 10 feet tall, the multiplane’s innovation was to allow a background to be split into levels. Foreground trees might be painted on the glass of the first level, then the characters sat underneath that, and then farther back layers for a building, with others behind that for hills and sky.

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奥行きの感じ

奥行きの感じ(sense of depth)を出すため、カメラオペレーターはそれぞれの面の間の距離を調節することができた。またそれぞれの面の動きを異なったスピードにシンクロさせることによって、すばらしいパララックス効果[parallax effect:視差効果]を出すことができた。遠景はゆっくり動き、自然のままにぼんやりとボケて見えるのだ。

To provide a sense of depth, camera operators could vary the distance between each plane. And movement for each level could be synchronized at different speeds, giving it a beautiful parallax effect. Distant background levels moved more slowly and were naturally blurred and out of focus.

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iOS 7 で蘇ったマルチプレーン

Ub の発明から80年経って、マルチプレーンが iOS 7 で蘇った。これまでの iOS は単一の平面に構築されていた。その表面上にまるで地形図のように盛り上がってテクスチャーを持った部分として — ただし山ではなくボタンである点が異なるが。ところが iOS 7 では複数のフラットなレイヤーで構築される。それぞれの層は際立ってフラットだが、2つないし3つのレイヤーを離して重ねることで、アップルは全体的な奥行きの感じを出すことができたのだ。

80 years after Ub’s invention, the multiplane is alive in iOS 7. Previous versions of iOS were built on a single plane with raised and textured areas on that surface, like a topographical map except with buttons instead of mountains. iOS 7 is instead designed with multiple flat layers. Each level is strikingly flat, but by layering two or three, spaced apart, Apple has achieved an overall sense of depth.

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基本への復帰

基本への復帰だ。シンプルなものはシンプルで、読みやすいものに。明瞭さが必要ななら、すべてはフラットになる。しかし微妙な動きと奥行きがあっても、コンテンツ第一の新しいフラットなデザインで動作するものは何も変わらない、そんなフレームワークなのだ。iOS 7 のコントロールセンターは下部のレイヤーをぼやけさせる。ホームスクリーンの背景画面は更に奥にあり、アプリのアイコンだけがスクリーンに触れているかのようだ。写真はナビゲーションバーの背後をスクロールしていく。

It’s a return to basics. Simple things can remain simple, readable. When clarity is needed, everything goes flat. But it’s a framework that allows for subtle motion and depth without changing what works about the new, content-first flat design. iOS 7’s control center blurs the layer below. The home screen background sits deeper too, as if only the app icons are touching the screen. Photos scroll under the navigation bar.

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ドロップシャドーもテクスチャーもない

それぞれの面はあたかもガラス面に描かれたごとくフラットに描かれる。効果を損なうテキストのドロップシャドーも、テクスチャーもない。このメタファーを厳格に守った結果は同じように価値があるのだ。アプリの真のコンテンツを覆い隠し、注意を他に向けてしまうドロップシャドーはないのだ。

Each plane is painted flat as if on glass. There can be no text drop shadows, no textures, without ruining the effect. And the result of this strict metaphor is equally valuable: there are no drop shadows to distract or obscure an app’s real content.

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核となるコンセプト

ディズニーのマルチプレーン・カメラはまず最初は専用装置として作られ、後にはソフトウェアとして再度作成され、3D コンピュータアニメーションの時代になるまで何十年も存続した。iOS 7 のニュールックがそれほど続くかどうかは分からない。しかし核となるコンセプトはこれから何年もアップルを支えるはずだ。彼らの目指している方向が私はとても好きだ。

Disney’s multiplane camera, first in a dedicated rig and then recreated in software, lasted for decades, until the era of 3D computer animation. iOS 7’s new look won’t last that long, but the core concepts should carry Apple for years. I really like where they’re headed.

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それぞれのひとがそれぞれの視点から iOS 7 にアプローチする。

確かにマルチプレーン・カメラで iOS 7 の奥行き感を説明されると分かりやすい。

WWDC のキーノートに Jony Ive が登壇していたらどんな説明をしただろうか・・・

なお、ディズニー自身によるマルチプレーン・カメラの解説はこちら

★ →[原文を見る:Original Text

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Jim_Dalrymple_and_The_Beard

[Jim Dalrymple:photo

一般ユーザーは iOS 7 に振り回される必要はないのだと Jim Dalrymple がいっている。

The Loop: “Don’t worry about iOS 7” by Jim Dalrymple: 17 June 2013

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度を失っている

自分の着信メールやツィッター、メッセージなどから判断すると、アップルが先週 WWDC で発表した iOS 7 やその変更点についてみんな度を失っているようだ。そんなひとたちへのアドバイス — ゆったりと座り、深く息を吸って、リラックスしなさい。

Judging from my inbox, Twitter and Messages, people are losing their minds over iOS 7 and some of the changes Apple introduced at WWDC last week. Here is my advice to you—sit back, take a deep breath and relax.

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まだ完成していない

iOS 7 については心しておくべきことがいくつかある。まず第1に、デザインや機能という意味ではまだ完成に近づいていない。WWDC の直前にアップルエンジニアたちは OS への追加や変更を一時停止した。だからキーノートで安定したビルドを見せることができた。まだ完成してはいないのだ。

There are a few things you need to remember about iOS 7. First, it’s nowhere near finished in terms of design or functionality. Apple engineers stopped adding or changing the operating system before WWDC so they had a stable build to show during the keynote. It’s not done.

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あくまでベータ版

第2に、(こんなことまでいわなきゃならないのには自分でも驚いているのだが)、これはあくまでデベロッパのためのベータ版なのだ。決して個人のユーザーがインストールすべきビルドではない。アナタのためのものではなく、インストールしようなどと考えてはならないのだ。

Second—and I’m surprised I even have to say this—it’s a beta for developers. This is not a build any individual user should install—ever. It wasn’t meant for you and installing it shouldn’t even be on your radar.

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デベロッパが確認するための方法

iOS 7 のデベロッパベータ版は、デベロッパが新しい API をチェックし、彼らのアプリがそれでどう動くのか確かめるためのひとつの方法なのだ。

The developer beta of iOS 7 is meant as a way for developers to see the new APIs and to see how their existing apps work.

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デベロッパにとっては意思決定の機会

これはまた、デベロッパにとって次なるアプリの意思決定をするための重要な機会でもある。これからのアプリを iOS 7 に限定すれば、新しいOS 機能が利用できるのか? デザインについてはどんな決定をすればいいのか? デベロッパが検討すべきことはたくさんあるのだ。

This is also an important opportunity for developers to make decisions about upcoming apps. Will future apps be iOS 7-only so they can tap into new functionality in the operating system? What design decisions need to be made? There are many more things that developers need to consider.

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そしてユーザーにも

これはわれわれが来年以降購入するアプリにも影響を与える重大な決定だ。

These are important decisions that will affect the apps that we buy in the next year or so.

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静観せよ

今はユーザーとしてのアナタが iOS 7 にアップグレードするかどうかを決める時期ではない。そんなことは考えてもいけない。まずアップルに OS の作業をさせ、デベロッパにはアプリの作業をさせて、アナタ自身は冷静にしていればいいのだ。

This is not the time, as a user, for you to decide if you’re going to upgrade to iOS 7. You shouldn’t even be considering that yet. Let Apple do its thing with the operating system, let developers work on their apps and you be calm.

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心配しなくていい

iOS 7 のことは心配しなくてもいい。

Don’t worry about iOS 7.

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WWDC はあくまでデベロッパのための会議であることを再認識すべきかと・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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Update:「ポスト iOS 6 世界」を生き延びるために》

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[ひしめき合う App Store:image

WWDC はデベロッパのための会議だ。

自らも iOS デベロッパでもある Marco Arment の視点がオモシロい。

Marco.org: “Fertile Ground” by Marco Arment: 11 June 2013

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古いものを焼尽す

この業界が好きな理由のひとつは、古くからの既存の大手が、破壊や的外れ、流行の変化によってきれいサッパリ全滅することだ。古いものを焼尽す森林火災は大災害で、徒や疎かに扱ってはならないが、しかしその後に残されるのは何もない跡地と計り知れないチャンスだ。

One of my favorite patterns in our industry is when the old and established are wiped out by disruption, irrelevance, or changing fashions. Like a forest fire, clearing out the old is very destructive and shouldn’t be taken lightly. But what’s left behind is a clean slate and immense opportunity.

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チャンス到来

かかるチャンスが大挙して訪れたことは iOS ではなかった。昨日 iOS 7 を見て、この秋には自分たちにもチャンスが訪れると思った。

I don’t think we’ve ever had such an opportunity en masse on iOS. After what we saw of iOS 7 yesterday, I believe this fall, we’ll get our chance.

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ひしめき合うジャンル

App Store はひしめき合っている。どのジャンルを見ても、ひとつないしは2つのビッグプレーヤーが独占している。iOS の進化とともに彼らは他をリードする。新しい API やアイコンサイズが OS に加われば、デベロッパはそれを少しずつ加味して、それで終わりだ。ビッグプレーヤーはさらにビッグになるだけだ。

The App Store is crowded: almost every common app type is well-served by at least one or two dominant players. They’ve been able to keep their leads by evolving alongside iOS: when the OS would add a new API or icon size, developers could just add them incrementally and be done with it. Established players only became more established.

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iOS 7 は異なる

しかし iOS 7 は異なる。単なる新しいスキンではないのだ。これまでの UI へ加えられた変更とはまったくレベルが異なる新しい操作方法や構造基準が導入されている。既存のアプリを iOS 7 でそれなりにサポートするのは簡単だろう。しかしそれでは古色蒼然たるルック&フィールになる。デベロッパたちはいろいろ困難に遭遇する。

iOS 7 is different. It isn’t just a new skin: it introduces entirely new navigational and structural standards far beyond the extent of any previous UI changes. Existing apps can support iOS 7 fairly easily without looking broken, but they’ll look and feel ancient. Their developers are in a tough position:

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既存のデベロッパにとっての問題点

・ほとんどのデベロッパは iOS 6 のサポートをまだやめるわけにはいかない。(OS 5 のサポートが必要なアプリも多く、なかには 4.3 のサポートが必要な不運な連中もいる。)したがってデザインに際しては下位互換性(backwards compatibility)が必要となるが、iOS 7 ではそれは非常に限られてくる。

– Most can’t afford to drop support for iOS 6 yet. (Many apps still need to support iOS 5. Some unlucky souls even need to support 4.3.) So they need to design for backwards compatibility, which will be extremely limiting in iOS 7.

・ほとんどのデベロッパには独立した2つのインターフェイスを書く余裕はない。(そもそもそれってヒドい話だ。)

– Most can’t afford to write two separate interfaces. (It’s a terrible idea anyway.)

・ほとんどのデベロッパの場合、すでに出来上がってしまった機能やデザインは iOS 7 にはしっくり馴染まない。デザインし直すか、削除する必要が生じる。しかしそれでは多くの既存の顧客が(あるいはデベロッパ自身も)それに抵抗する。

– Most have established features or designs that won’t fit well into a good iOS 7 design and will need to be redesigned or removed, which many existing customers (or the developers themselves) will resist.

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ビッグプレーヤーにとっても

成熟した重要なアプリのデベロッパのほとんどについても、iOS 7 に移行するのは容易なことではないと思う。技術的な障害は克服できても、出来上がったアプリのルック&フィールはちゃんとならないのだ。もう欺くことはできない。

I don’t think most developers of mature, non-trivial apps are going to have an easy time migrating them well to iOS 7. Even if they overcome the technical barriers, the resulting apps just won’t look and feel right. They won’t fool anyone.

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素晴らしいニュース

これは素晴らしいニュースだ。

This is great news.

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すべてが流動的

アップルは iOS に火を放った。すべてが流動的だ。最も失うものの少ないものが最も大きな利益を得る。なぜならこの秋には何億ものひとがアプリを求め始めるからだ。古くて黴臭いプレーヤーはごまんといるのに、新しくて機転のきくプレーヤーは数少ない、そんなプラットフォームのアプリを求め始める。もしもアナタが iOS 6 のひしめき合うジャンルに参入したいと考えているなら、もしもアナタが iOS 7 だけをターゲットとする数少ないデベロッパのひとりなら、アナタのアプリはどのライバルより、見栄えよく、優れた機能で、スピードも早く、より安く開発出来るだろう。

Apple has set fire to iOS. Everything’s in flux. Those with the least to lose have the most to gain, because this fall, hundreds of millions of people will start demanding apps for a platform with thousands of old, stale players and not many new, nimble alternatives. If you want to enter a category that’s crowded on iOS 6, and you’re one of the few that exclusively targets iOS 7, your app can look better, work better, and be faster and cheaper to develop than most competing apps.

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大胆ささえあれば

こんな大きなチャンスは滅多に来ない。3年ないし5年に一度のチャンスでもラッキーだ。出来上がったジャンルに乗り込もうとするひとは、ひたすら最新でありたいと望む大胆ささえあれば、誰でも圧倒的な優位性を得ることができる。

This big of an opportunity doesn’t come often — we’re lucky to see one every 3–5 years. Anyone can march right into an established category with a huge advantage if they have the audacity to be exclusively modern.

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自分も・・・

可能な限り早急に自分も攻め入るつもりだ。自分が正しいと期待したい。

I’ll be invading one as soon as I can. Here’s hoping I’m right.

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絶好のチャンス到来というワケだ。

InstapaperThe Magazine を手放して身辺整理をしたのはそういうことだったのか!

Google Reader 終了に際しての彼の考え方も興味深いものだった。

いかにも機を見るに敏な Marco Arment らしい・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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《Update》「ポスト iOS 6 世界」を生き延びるために(6月16日)

一刻も早くアップデートを考慮すべきだという指摘が興味深い。

Entropy: “Start Updating Your Apps for iOS 7. Now.“: 12 June 2013

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もはや同じではありえない

WWDC を取り巻く煙幕が消えてきた。ひとつだけハッキリいえることがある。もはや iOS は決して同じではあり得ないということだ。

Well the smoke has cleared from this year’s WWDC – and one thing is certain – iOS will never be the same again.

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デベロッパにとっては

Jony Ive 率いる新しいデザインが「フラット」か、それとも「リッチで深みがある」かといった議論はさておいて、デベロッパ(ひいてはコンテンツやアプリの所有者)にとって iOS 7 が何を意味するのかということを考えてみよう。

Let’s put aside the (competing) arguments about whether the new Johny Ive-led design is “flat” or actually “deep and rich” for just a moment and focus on what iOS 7 means to developers (and thus content and App owners).

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為すべきことは山ほどある

手短かにいえば、正式に iOS 7 が発表されるまでにわれわれが為すべきことは山ほどあるということだ。

In short – we all have a LOT of work to do before iOS 7 is formally released into the wild.

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「ポスト iOS 6 世界」を生き延びれない

(24時間足らずだが iOS 7 を使ってみて)われわれが到達した結論は、どのアプリも最低限基本的な UI アップデートをしなければ「ポスト iOS 6 世界」を生き延びることは出来ないということだった。

The key takeaway we’ve reached (after less than 24 hours playing with the iOS 7 Beta release) is this – every App must consider even basic updates to its UI to survive in a post-iOS 6 world.

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基本的構成要素を

アプリのアイコンをフラットにして、アップルの株価アプリのカッコいいデザインに合うように見栄えを良くするという単純な問題ではない。iOS 7 のメリットをアプリが十分生かすためには、縁のないボタンを始めとして半透明のバーからフルスクリーンのレイアウトに至るまで、基本的な構成要素を検討し直し、つけ加えなければならないのだ。
 

We’re not talking about simply flattening the App icon so it matches alongside the Apple stock Apps new, sleek design. Fundamental elements – from borderless buttons to translucent bars through to full-screen layouts must be considered – and added – to allow your App to take full advantage of iOS 7.

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そうしないと・・

そうしないとどんなリスクが考えられるか?

What’s the risk?

iPhone 4 が発表されたとき、Retina に対応していないアプリがどう見えたか思い出してほしい。もっと、ずっとヒドいことになる可能性だってある。iPad の倍になった画面上で iPhone にしか対応していないアプリが 「どうにかまあまあに」見えたことも思い出して欲しい。「まあまあ」なんて議論は長続きしなかったじゃないか。

Remember what non-retina enabled Apps looked like when the iPhone 4 was released? Well, this has the potential to be worse – much worse. And remember when many people said that iPhone-only Apps would look “just fine” on the iPad when blown up to 2X scale. Yeah, that argument didn’t last long.

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古くて、ダサくて、古色蒼然

端的にいえば、新 OS では iOS 7 以前のアプリはひどく目立ってしまう。古くて、ダサくて、・・・古色蒼然としたものに見えてしまうのだ。

Simply put, pre-iOS 7 Apps running on the new OS stick out like a sore thumb – looking aged, clunky, and well…just ancient.

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手直しするだけでもゼロから始めるのと同じ労力がいるということか・・・

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