[会場のデベロッパたち]
John Gruber の予想があまりにも的中したことにビックリ・・・
「iPhone 3G S」もそのとおりだった。S もスピードの S だった。(キーノートビデオ 1 時間 45 分ごろ)
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キーノートのストリーミングを見るかぎり、なんとなくいつもと会場の雰囲気が違うような気がした。
デベロッパのみんなが主人公とでもいえばいいか・・・
高い入場料を払って、売り切れになるほど押し掛けたデベロッパ自身はどう感じたのだろうか。
iPhone 3.0 や In App Purchase など、デベロッパからみれば興味深い話題が多々あったと思うが、肝心のデベロッパ諸氏がどう感じたのかぜひとも感想を聞いてみたい気がする。そのうち John Siracusa あたりの感想も聞けるに違いない。
iPhone アプリの開発者をフィーチャーしたビデオは会場を盛り上げていた。途中渋谷の交差点らしきショット(50 分ごろ)が出てきたのは興味深かった。
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Snow Leopard や iPhone 3.0 の機能のひとつひとつに立ち入って理解する能力はないが、それでもなにやらアップルが OS X を核に動き出したという感じを強く受けた。アップルがはっきりと OS X を事業展開の核に据えたという印象だ。
会場バナーの「One year later, Light-years ahead.」とはどう意味だったのだろうか・・・
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一般コンシューマにとっては、やはり「iPhone 3G S」がハイライトだろう。
ビデオ機能が強調されていることは疑いない。コマーシャル「Break in」の監視カメラで見られているというオチも意味深だ。
「iPhone Video」という直前のウワサにはまんまと引っ掛かったが(AT&T のフェーク画像はよく出来ていた)、確かに一般コンシューマ向けにはビデオ機能を強調する方が分かりやすい。
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MMS が可能になったのに、肝心のアメリカでは AT&T が夏まで対応しないというところで会場の失笑をさそった(57 分ごろ)。テザリングについても同様の反応(1 時間 01 分ごろ)。
既得権益は手放さないというキャリアの独善が浮き彫りになったということか。
キーノートはいつもの倍の時間だったが、それなりに興味深い2時間だった。
Steve Jobs の動向が一切聞こえてこなかったことは残念だったけれど・・・
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追記:「3G S」という表記について
アップルのサイトを見ると「iPhone 3G S」というのが正式の表記らしい。
しかし、タイプ入力する際に G と S の間のスペースがとても煩わしい。フルネームのときだけでなく、「3G」と「3G S」を並べる場合など特にそう感じる。
そのうちスペースを省いた「3GS」という表記が幅を効かせそうな気がする。
Apple IIe、Macintosh SE、Macintosh IIci などでも、e や i は前の語と一体化していた。閑話休題。
確かに「iPhone 3GS」のほうが打ちやすくていいと思います。
あとは「iPhone S」とかどうでしょう。
おっしゃる通り、iPhone 3G S は落ち着きませんね。
iPhone 3GS よりも iPhone 3Gs の方がよいような気がしますが……….。
ドキドキしながら、二時間ものあいだMac RumorsとMacworldのlive updateを観ておりました。
>テザリングが可能になったのに、肝心のアメリカでは AT&T が対応しないというところで会場の失笑をさそった。(1 時間 01 分ごろ)
まだストリーミングは拝見していないのですが、Macworldの速報によると、こことMMSのところでは、あからさまにAT&Tを皮肉ったようです。AppleはかなりAT&Tののろさに不満をもっているとみえる。そうすると、水面下でVerizonと提携を模索しているといううわさはホントかもしれない。
3G-Sはすばらしいのですが、現iPhone 3G userにはupgrade価格は高すぎるーーーというより、割引(subsidized)のせいでそう感じる。割引も善し悪しですね。安い価格に慣れてしまうと、本来は$400-500もするものだと言う感覚が麻痺してしまう。ゼロ円キャンペーンなんてやってるとあとで売れなくなるかも。
> YSKN さん
そもそも「3G」そのものに まぎらわしいところがあります
G は Generation ですが iPhone の第3世代ではなく (iPhone なら 2G のはず) 第3世代の通信規格 の意味だったと思います
当初 3G と命名したことが 適切だったかどうかという議論にも 広がってしまいますね
> AKi さん
タイピングの面倒さ ということだけに絞っていえば かつて「DoCoMo」という表記は タイピスト泣かせでした
Macintosh IIci は
iだけ分けることはしないと思いますよ。
IIcxの後継として出てきて、最初からつながっていると思います。
もしかしたら、II ciと間を開けたかも知れませんが、c iはないです。
古くからのMac userの一言でした。
> Arageo さん
たしかに いったんゼロ円キャンペーンに慣れてしまうと 高いアップグレード料金に戻るのは 困難でしょうね
ところで ストリーミングで AT&T が失笑を買ったのは ご指摘のとおり2か所(57 分と 1 時間 01 分ごろ)でした それほどあからさまではありませんでしたが
投稿の方も そのように訂正しました
> 唯 さん
おっ 唯 さんも 古くからのマックユーザーでしたか・・・
Macintosh IIci は かつて自分でも所有していたので なつかしいです IIcx の improved version だったと思います
命名法というのは そのひとのクセが出るところで なかなか興味深いですね
話は違い申し訳有りませんが、iPod TouchはiTouchにするべきなのです。
iPodを付けるから駄目なんです。差別化が出来ないのです。
> 入力する際に G と S の間のスペースがとても煩わしい。
と思うのは日本人だからでしょう。
欧米の文章ではスペースは多用されます。
Apple Inc.のOSだって”MacOSX”ではなく
“Mac OS X”じゃないですか。
日本人は英数文字を使った表記に関していい加減な人が多いと思います。
GPUの”GeForce 9600 GT”なんかGeForceと9600の間にスペースを入れても9600とGTはくっつけて”GeForce 9600GT”としてしまう人が圧倒的に多いでしょう。
あと、日本人の氏名の場合、姓と名の間に間隔を空けたがるくせに
外国人の氏名、例えば”Steve Jobs”の場合「スティーブ ジョブズ」とすれば良いものをわざわざ「・」を付けて「スティーブ・ジョブズ」とする習性は理解に苦しみます。
でも”Apple Store”の場合、「アップル・ストア」でなく「アップルストア」なんですよね。
単位に関してもいい加減です。
“100 km/h”を”100km/h”と書いて「100キロ」と読んだりとか