[Yerba Buena Center の飾り付け:photo]
とりあえずの iPhone 5 イベントの第一印象。
見逃せないビデオを2つ。
ひとつは、アップルのストリーミングビデオ。
約2時間のプレゼンはいかにも長かった。ライブでフォローしたひとは大変だったと思う。
もうひとつは、発表後に行なわれた TechCrunch の討論ビデオ。
TechCrunch Disrupt iPhone 5 panel discussion video | The Loop
トップギークたちが何を第一印象にあげたか注目。
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今回はいろんなことが事前に表に出てしまった感じは否めない。
・縦長で 16:9 のアスペクト比
Jesus Diaz の反論にも関わらず Rene Ritchie の読みは確かだった。
むしろフルスクリーンを生かした(?)パノラマ撮影にインパクトがあった。
・筐体のユニボディ化
ユニボディということばも、それをはっきり示す画像もなかったのは意外。
iLab Factory のリーク映像の確認は iFixit のバラシを待つか。
・iPhone 5 + iPods
John Gruber の秋のイベント分離説は、iPod の部分は Jim Dalrymple の読みどおりだった。
・EarPods
左右の耳の大きさが異なるため外れてしまうイヤホーンに悩んでいる筆者としてはうれしい知らせ。
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プレゼンテーションに立つ SVP の順序がとても興味深かった。
Tim Cook の皮切りは当然として、Phil Schiller — Scott Forstall — Eddy Cue — Greg Joswiak という出番。
iPhone 5 の解説ビデオでは Jony Ive — Bob Mansfield — Scott Forstall のという定番。
余裕たっぷりの表情からも、Cook 体制が盤石になったことを強く窺わせる。
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発売時期も予想外に意欲的だった。
9月21日には、アメリカや日本を含む第1グループで発売。
さらに22か国の第2グループも一週間しか遅れないところに、この iPhone にかけるアップルの意欲が感じられる。
シャープの量産体制の遅れから、一部の国では発売が遅れるかもと思ったのは杞憂だった。
なお、香港やシンガポールが第1グループに入っているのに、中国本土の名前が見られないことは注目される。
シャープの生産の遅れによるツケが懸念されたが、量産体制にはいったことを WSJ が伝えている。
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さて、残されたものは何かという話になる。
「新しい iTunes は10月後半(late October)になる」とだけしか Eddy Cue はいわなかった。
これが10月イベントの前触れなのか?
「もうすぐだ」(It’s almost here.)という招待状のキャプションの “It” は、「(残されたひとつが)もうすぐ」という意味でもあるまいが・・・
10月のイベントがいつの時点で、どのようにして明らかにされるか興味津々・・・
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