サンデータイムズによれば、Jonathan Ive が母国に戻りたがっているようだ。
Steve Jobs のお気に入りでもある Ive が彼と仲違いしたのかと一瞬ぎくりとしたがそうではないらしい。
定期購読者しか読めないサンデータイムズ紙の記事[I created the iPad and iClaim my £18m]の内容を Cult of Mac が報じている。
Cult of Mac: “Does Apple’s Jonathan Ive Want To Return To U.K.?” by Leander Kahney: 27 February 2011
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クパティーノへ通勤する
英国生まれの Ive は英国のサマーセットに所有する 400 万ドルの邸宅からクパティーノへ「通勤する」案も出したらしい。しかしアップル取締役会はその申し出を一蹴した。Ive は取締役会と「対立している」とサンデータイムズ紙は報じている。
British-born Ive has reportedly proposed a plan to “commute” to Cupertino, Calif., from his $4 million manor house in Somerset, but Apple’s board is none too thrilled with the idea. Ive is said to be at “loggerheads” with the board, reports the Sunday Times.
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アップルにはおれない
家族の友人のひとりがサンデータイムズ紙に語ったところでは、「残念ながら彼はアップルにとって欠くべからざる人材であり、もし英国に戻るのなら現在のポストにはとどまれないとはっきり申し渡されたらしい。」
A friend of the family told the paper: “Unfortunately he is just too valuable to Apple and they told him in no uncertain terms that if he headed back to England he would not be able to sustain his position with them.”
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子供の教育のため
サンデータイムズ紙によれば、2008 年の「黄金の手錠」[golden handcuffs:転職防止のための給料上の特別優遇措置]が切れたばかりの Ive は 3000 万ドルを手にしたところだ。彼も妻の Heather も双子の息子を母国で教育したいと願っている。
According to The Times, Ive has just reaped about $30 million from a ‘golden handcuffs’ deal signed in 2008, which has now expired. He and his wife Heather want to educate their twins in their native country.
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Steve Jobs の信頼を得てその副官のひとりとなり、数々のヒット製品を生み出し、大英勲章(CBE)まで授与されて、功成り遂げたかにみえる Jonathan Ive だが、子供のこととなると庶民と同じということか。
仕事をとるか、家族をとるか・・・万国共通の悩みなのだろう。
★ →[原文を見る:Original Text]
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身体のお加減いかがですか?
とても素敵な記事をありがとうございました。
あまり無理をなさらないように。
更新されるのを楽しみにしています。*^_^*
早すぎます。もう少しゆっくりしてください。
Iveがスティーブの後に座ればいいと思ってる人があまりいないですかね。私はそれでいいとおもってるんですが・・・・
Iveがさるのはかんべんしてほしい。。。
> Metal さん
> ucchiee さん
ありがとう ゆっくりゆっくりいきますね
無理をなさらずに。
復帰更新情報ありがとう。
大切に読ませて頂きます。感謝。
そうだったんですか…健康であるからマックも触れる.
私も3ヶ月入院し人生観変わりました…本当にお体大切に。
更新記事楽しみにしています.ご無理されませんように.
記事ありがとうございます。
しかし本当かなぁと思ってしまいます。
Apple一人勝ちを引っ張ろうとする噂かと疑ってしまいます。
あと、今のイギリスで教育することがほんとに望ましいのかな?だいぶとあれてるようですが。
Apple-Styleにmaclalala 2の文字を見つけて嬉しいやら心配やら。
焦らず末永くでお願いします。
shiroさん、あなたはすばらしい感性と才能をお持ちなんですから。
毎日更新を楽しみにしていますが、あまり無理せずマイペースで行っててください。まずは復帰おめでとうございます、感謝も気持ちを込めて有り難うございます。
「モノが好き」2のdbacks51です。いつも拝読させていただいております。
お体、大変なことになられたようですが、くれぐれも養生なさってください。
Iveが去る、というのは、私にとってはJobsがリタイアすることに等しい衝撃です。
雪見大福iMacのときの雑誌(Timeだったかな?)の表紙、iPhoneでの初めての通話、FaceTimeでの初めてのビデオ通話もこの二人でしたからね。それほど深いつながりがあるのだと思いますし、私も特にこの二人は特別の意識で見ています。
同上。
さいきんAppleの取締役会は、CEOの後継者計画を公表することを拒否しました。次期CEO候補でないことが分かると、ライバル企業に有能な重役を引き抜かれる危険がある、というのがその理由ですが、だれか特定の人を指しているようないないような、なんだかなぞめいた感じです。
しかし今回のうわさを踏まえると、取締役会が失うことをとくに危惧しているのはJonathan Iveなのかも知れません。そうすると、Ive自身がCEO候補でないと気づいてUKに帰ろうと思ったか、UKに帰りたがっている者にCEOは無理だと取締役会が判断したか、経緯はどちらなのでしょう。いずれにせよ、Appleの中では、JobsからIveへのCEO禅譲というシナリオは描かれていないということになります。
彼ならAppleを去っても、世界中から引く手あまたでしょう。無責任ながら、Iveless MacやIve-designed PCというのも見てみたい気がします。
復帰おめでとう。
健康を最優先にしてくださいね!
Iveどうよう、ご家族も大切にしてください。
> fujitter さん
> katou さん
> kaz さん
> eggplant3 さん
> うに さん
目下 ならし運転中です
おっかなびっくり 走っています
[…] 母国に戻りたいジョナサン・アイブ? [Steve Jobs と Jonathan Ive] […]
> Arageo さん
> dbacks51 さん
> reima さん
Sunday Times の元記事に当たれないので はっきりしたことはいえませんが 引用されていることが事実だとすると ことば遣いも結構激しいし なかなかショックですね
Tim Cook に 外部から誘いの声が かかったこともありましたし Ive だって そうならないとは限りません (英国の会社から 好条件を提示されたら?)
そうなったとき Ive のチームや アップルは どうなるのでしょうか
Jobs の病気のことしか 念頭にありませんでしたが アップルの今の体制が 必ずしも 永遠に続くわけではないということを 再認識させられた瞬間でした
何年も拝読させていただいてます。
お体お大事になさってください。
ご自分のペースでゆっくりなさって下さい。
私たちはいくらでも待てます。
エントリーありがとうございます。
こんにちは。新しい記事を読ませていただけて感謝しております。
しばらく更新が止まっていたので、もしかしたらお身体に何かあったのではと心配に感じておりました。
新しい記事を読ませていただけたことはもちろん、大変な病を乗り越えて復活されたことがとても嬉しく思います。
ただ、本当にご無理せず、お身体を大切になさってください。
今回の記事を読ませていただいて…。
母国にいながら、いろいろな決断や仕事をこなしていくこともできそうな感じはするのですが、デジタルの最先端をいくAppleのような会社であっても、リアルにそこにいることが依然として大切なのだということが、なんだか面白いなと思いました。
「人」はやっぱり大切ですね。
アップルの魂であるデザインの核を担う一人の動向、
ジョブスの健康状態と同等かそれ以上に
インパクトがある記事です。
ジョブズがいなくなってもアイブがいるから
まだ大丈夫って思ってた
(当然カリスマ性や経営センスなどはまったく考えてません)のですが
そうも言ってられないですね。
こんな記事が表に出て来るという意味はどういう事なんでしょうか?
アップルにとってプラスではないでしょうからね。
iPad2のデザインを見ましたか あれはiveのデザインじゃないですね