当ブログのアクセスが200万ヒットを超えた。
ささやかな個人の試みがこれだけ多くのひとの目に触れることができて感無量だ。
読者の支えなくしてここまで続けることはできなかった。すばらしい読者を持ったことを心から感謝している。
読んでくださった多くの方々、折にふれて当ブログを紹介してくださった方々に心からお礼申し上げます。
当ブログを読んでくださってありがとうございます。
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当ブログについて少しばかり・・・
当ブログはアップル好きの一個人が、ユーザーの目でおもしろそうな話題を集めたスクラップブックだ。
英語で書かれたニュースが中心だが、毎朝インターネットで探すのが日課となっている。
それなりに自分に課したルールがいくつかある。
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1)オリジナルを読む
おもしろい話題を追うときはオリジナルに遡る。最初に書かれた記事を探す。
あるひとについてのウワサ話より、直接本人に確かめる方が確実なのと同じだ。
2)要約せず原文を引用する
ひとの書いた文章には勢いや感情がこもっている。
要約することによってオリジナルの持つ雰囲気や感情が捨象されてしまう。
直接原文を引用してオリジナルの持つ雰囲気や勢いを保つことを心掛ける。
3)出所を明らかにする
留学時代に叩き込まれたクセが今でも残っている。自分の考えと他人の考えを峻別し、剽窃を避ける論文の書き方だ。
ちゃんとした記事は、自らの取材によるものかそれとも他人の記事を引用したものかを明らかにする。引用記事には必ず出所が明記される。
4)読者が判断する
おもしろいかどうかは読者の判断に委ねる。自分はただひたすらカンを頼りにおもしろそうな話題を探す。
専門知識もノウハウも持ち合わせのない身としてはそれしかない。黒子に徹するということだ。
流行りのことばでいえば Curated Blog を目指すとでもいえばいいだろうか・・・
5)原文併記
オリジナル記事はインターネットの共通語である英語で書かれていることが多い。
当ブログを始めるまで翻訳とは無縁だった筆者にとって、内容を理解することは日本語に翻訳することと同じだった。たとい稚拙な訳でもそれが自分が理解できた内容だ。
かつて仏教哲学の泰斗中村元博士が諌められたことがある。漢語やサンスクリット語の仏典でも、原文のまま引用せず、必ず自分の訳したものを添えるようにと。
原文併記することにより理解度だけでなく間違いも明らかになる。
6)賢い読者
インターネットのおかげで読者が自分で情報を探せるようになった。「賢い読者」の登場だ。
情報が一部メディアの独占物だった時代は終わりを告げた。
そんな読者の存在を念頭において、どこでも取り上げられている話題は極力避けるようにした。
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実は、心の底にわだかまっていることもある。
当ブログに至るまでいくつかのブログを経てきた。最初の「maclalalaweblog」、2回目の「maclalala」がそれだ。
いずれもアクセスが100万ヒットを超えたあたりからブログを継続できなくなる事情が生じた。
このブログでも同じだ。
当ブログが100万アクセスを超えたのは今年の1月11日だ。このブログに移行して1年5か月経ったころになる。
そのころ、このまま続けようかどうしようかという迷いが生じていた。もういいのではないかという思いだ。
アクセスカウンタを横目で見ながら、どうにか迷いを押し殺して続けることができたのは、長年夢見てきたタブレットの登場が目前に迫っていたからだ。
それから半年後の昨日200万ヒットを超えた。この間ようやく iPad が現実のものとなっていた。
アップル系サイトの百花繚乱ぶりはすばらしい。
もういいのではないか・・・そんな気持ちがまたぞろ頭をもたげてきている。
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追記:励ましに感謝(7月4日)
体力的にも経済的にも限界に近づいていたところへ、身辺の慌ただしさが増してきたため、つい弱音が出てしまった。
コメントを寄せて励ましていただいた方々には心から感謝している。改めて読者のありがたさを噛みしめている。
なんとか続けたい気持ちはあるけれど、しばし身辺を振り返る時間をいただきたいと思う。
更新もままならなくなるかもしれませんが・・・
個人的には、上着のポケットに入るペーパーバックサイズの iPad や、Apple TV の本格的お茶の間展開を期待している。
休憩していただいても構いませんヨ、また始めていただけるのなら。
愛読者です。
maclalala2 は唯一無二のサイトであり、私にとっては素晴らしい価値を日々いただいていおります。
可能でしたら続けていただけると助かります。
200万ヒット、おめでとうございます。
いつも記事を楽しみにしています。
これからもmaclala2を読み続けることができればうれしく思いますが、決して無理はなさらずに。
200万ヒットおめでとうございます。まさに継続は力なりですね。
友人達の切なる要望に応える形で、自分は最近4年間行っていなかった、基調講演イベントの生ラジオ放送を復活させました。
昔は自分しかしていなかった(当時はストリーミング技術を持つ者しか放送出来なかった)のが、クラウド化により、誰でも放送出来るようになった今、わざわざ私が放送をしなくていいと思っていたのですが、実際に放送をしてみると瞬間最大4400人の徴収に聴いていただいたので、まだまだ需要があるのだなぁと、改めて考え直しました。
言いたかったことは、他のメディアがあっても、このブログが好きという方がいらっしゃって、ご本人が続けることが出来る状況であれば、継続していただくと、読者は嬉しいということです。
もちろん、生活的に時間が取れない等の事情がおありであれば、誰もそれに不平不満が言えるものではなく、しばし中断される場合もやむを得ないかも知れません。
無理のない範囲でお続けいただければ、読者として嬉しいです。
お!おめでとう!
Feed購読しているブログの中でも、このブログが一番面白いです。
なんてったって、内容の深みが違う。
これからも期待しております!頑張って!
こんにちは。
200万アクセスおめでとう御座います。
思えば、貴ブログを最初に目にしたのは約4年前だったと記憶しています。その時の記事が、まさにタブレットマックのことが書かれていました。
タブレットには私も興味が有り、それ以来、貴ブログを拝見させていただいています。
iPadという形で今年ようやく登場して、私も毎日使っております。買って良かったと非常に満足しています。
貴ブログは、この記事で書かれているポリシーに基づいて運営されていることに敬意を表します。他のApple系サイトには無いユニークなもので有ると評価しております。
今年のAppleは、下半期もサプライズな製品やソフトを出して来ると予想されますので、今後とも続けていかれることを期待しています。
ジョブスはまだまだ元気です。だから必要。
でも、なんだか気持ちがわかる。
同じ事を継続することの苦痛。
もういいなどと言わずに頑張って下さい。そしてこれからは続ける喜びを見つける仕事であって欲しいですね。そう仕事として公言できる立派な訳だと思います。日本を代表するアップル情報収集サイトであって下さい。
それに、書かれている通りにオリジナルが明記されていることに非常に安心感を覚えたり、私も見に行ったりします(つたない英語力ですが)。他ではこれができていないのが不安というか、公平ではないと感じます。
ミリオン以上ビリオンにまで近づけるように末永く。応援します。
いつも楽しく読ませてもらっています。
可能でしたら、続けてください。
楽しみにしています:)
こんにちわ
200万アクセスおめでとう
週1回とか月1回とかでも?
体調と相談しながらでも、
寂しいですから
200万アクセス、おめでとうございます。
数あるApple関連ブログを読んでいますが、このブログが更新されるのが一番の楽しみです。
ご無理をなさらずに。
でも読み続けたいなあ。
何かAPPLEに動きがあったときは必ずここを見てます。
更新がなくなると寂しいですが。。。
気が向いたら頑張ってくださいね
“MACLALALA”時代から“MACLALALA2”もいつも楽しみしています。OSが変化する様に、“MACLALALA3”があってもいいように思います。ともかく200万ヒットおめでとうございます。
はじめまして。
1ヵ月位前からの読者です。
他のサイトとは違う、硬派な感じが好きです。
私も更新が無くなると非常に寂しいです。
伊藤洋一様のRoundUpWorldNowが休止する位寂しいです。。。
ジョブズの次が誰になるのか、また、その方の経営はどうなのか、その辺りまでAppleから目が離せませんね。
私はGoogleReaderで購読していますが、
アクセス数には表れない固定読者も多いのではないでしょうか。
200万ヒットおめでとうございます。
Mac Fan で、紹介されてからの新参者です。
ご自分に課したルールもすぐ理解ましたし、ファンになりました。何より、客観性と少しの自身のコメントに好印象を持っています。
この、客観性を保ちつつ、長く続ける事は、思いのほか大変だろうとお察しします。
また、細かい所ですが、英単語の前後に半角スペースが入れてある所も読み易くて好きです。
今の時点で、14人の応援コメントが寄せられています。
これを少ないと感じるならば、休止もやむ無しでしょうか。
オレの考えですが、自分は『101匹目の猿』なのだと考える事にしています。
何事であれ、自分の想いは、既に100人が想っているのだと考えるのです。
14人? 1400人? 多い? 少ない?
幾らかカタチが変わっても、存続を希望します。
客観的なニュースソースを見つけにくい、今の風潮ですので。
【祝 2,000,000 ヒット】
いつも楽しみに記事を拝見しております。
200万ヒット、おめでとうございます!
一読者としては、頑張って継続して欲しい。
と言いたいけど、お気持ちはすごくよくわかります。
私も自分のブログを振り返っては、同じような思いの繰り返しです。
もう、そろそろいいんじゃないか、
いや、もうちょっと続けてみよ、
いや、もうそろそろ・・・、
いやいや、もうちょっと(以下続く)
私のような若輩者が言えることなど皆無ですし、
どんな事情がおありなのかも分かりませんが、
無理をしてまで続ける必要はない、と思ってます。
これは私自身への戒めでもあります。
ただ、一読者としてのお願いをするとしたら、
無理じゃなくなったら、ぜひまた復活して欲しい。
ただそれだけです。
これからも応援しております(^o^)
六か条のあまりのすばらしさに驚愕いたしました。なんという志しの高さでしょうか。そんなところからすると、ご事情というのが、上記六条件を満足するクウォーリティを維持できない場合には止めると、決めていらっしゃるのかもと想像いたします。とりあえず、お疲れさま、たくさんおもしろい記事、ありがとうございました。
さいきん、Mr. Daring Fireballerが、Steve Jobsに認められ、さらにMacworld誌の巻末コラムにまで登場したのを見るにつけ、ブログもジャーナリズムの地位まで昇格したのだと感心した反面、Gizmodeの無節操な”札束ジャーリズム”には、まだこんなレベルだったかと落胆もしました。
インターネットメディアには、玉石硬軟ありますが、自己規範がしっかりしているところが長く読者を集めるのではないでしょうか。
いつも、独自の視点での興味深い記事をありがとうございます。
他のニュース系とも、FAN系のサイトとも少し違う視点に、ハッとさせられる事が多く、新聞や週刊誌の即時性ではなく、月刊誌やハードカバーになった論説のような感じで拝読しています。
Mac関係の記事をGoogleで検索しているときに、maclalaでの記事に当たったのが最初にたどり着いたきっかけでした。単なる速報でもなくKnow Howでもない記事、でも、その柔らかい語り口で綴られる記事に何故か惹かれて不定期ながらも読み続けてきました。
もし、以前のサイトのように更新をお休みになられるのならば、一読者としては非常に寂しい限りですが、それでも、やはり貴方の心の赴くままに行動されることが一番なのだと思います。
200万ヒットおめでとうございます。
最も正確で興味深い情報元としていつも楽しく拝見させていただいています。
以前お休みされた時のことなど思い出しつつ…。
ただ感謝しております。
200万ヒットおめでとうございます。
2008年6月に休止され、
その後 復活され、いつも 興味深く拝読しています。
仕事から帰宅し、まずmaclalala2を読んでから食事へと
楽しみにしていました。 休止されるのは残念ですが、
暫く休憩され、また会えることを楽しみにしています。
いつも拝見させていただいております。
blogに6つのポリシーがあり、それも素晴らしいと思います。
無理をされず、しばらくお休みされても思います。
簡単ですが、お礼まで。
いつも楽しく拝見しています。ありがとうございます。
ゆっくりでも構いませんので、ぜひこれからも続けて頂けると嬉しいですね。
いつも楽しみに読んでおります。
英文→対訳を読むにつけ、その翻訳能力の高さにただただ、ため息をつくばかりです。
今後、たまに?更新なされたときには、また読ませていただきたいと思います。
ありがとうございました。
200万ヒットおめでとうございます。
ゆっくり休んでください。
他の林檎でもかじりながら、
お待ちしております。
私もMacFanでしり、いつも拝見させてもらっています。
記事の内容も深さもともても気に入り、愛読させて頂きました。
皆さんの想いと同じく、できればまた拝見できると嬉しい限りです。
でも苦痛になるのは、よろしくないですよね。
楽しい範囲が少しでもあればと思います。
最後に200万ヒット凄いですね、おめでとうございます。
初めてコメントさせていただきます。
愛読3年超となります。長い間お疲れ様です。
読む側の人間としては、すんなり読める、
ストレスのない、shiroさんの編集に慣れ、
時折、記事の収集、編集の大変さを忘れてしまいます。。。
いっそ読者のことなど後回しにしてでも、
ご自身の時間や、思いを優先していただければと思います。
感謝、を言葉以上で表現できないのがもどかしいばかりです。
今までありがとうございました。
またお会いできてもできなくても、その気持ちには変わりありません。
これまで長らく良質な情報を
ありがとうございます。
これだけみんなが評価しているブログを
個人の負担だけでかつ無料でされている事
それに対して感謝こそすれ
休息される事に何を言えるでしょうか
経済的な面に対して寄付などの形で
サポート出来るなら
それを行う事にやぶさかではない気持ちです
このまましばしの休息の後復活されるか
あるいは、活動を止められる事も含め
お気持ちを尊重したいという気持ちです
ゆっくりおやすみ下さい
気長に待ってます… m(_ _)m
少しチェックが遅れたらすごいことになっていてビックリ。
このブログの魅力は、情報の質や貴重さ、訳文の読みやすさだけではなくて、おそらくはそれらすべてからにじみ出てくるお人柄にもあると思います(これは、私の一方的な思い込みかもしれませんが)
ご自身のコメントはいつも数行だけなのに。なんとなく、優しい気持ちになれるというか…。