Feeds:
投稿
コメント

Posts Tagged ‘WWDC 2013’

Apple – TV Ad – Our Signature | YouTube
[Apple ad – Our Signature (2013) | YouTube

Tim Cook の WWDC 2013 キーノートを見た Ben Thompson がとても素敵な文章を書いている。

stratēchery: “Tim Cook is a Great CEO” by Ben Thompson: 11 June 2013

     *     *     *

終始 Tim Cook がハッピーだったのは CEO としての手応えをつかんだからだと彼はいう。

Cook の天職

それ[手応えを掴んだこと]こそが Cook がとてもハッピーだった理由だ。ジョブズの天職はパーソナルコンピューティングであり、アップルは副産物に過ぎなかった。Cook の天職はアップルであり、iOS 7 はアップルを持ちこたえさせるという彼の誓約の副産物なのだ。

That is why Cook was so happy. While Jobs’ mission in life was personal computing, and Apple the by-product, Cook’s mission in life is Apple, and iOS 7 was the by-product of his commitment to ensuring that Apple endured.

     *     *     *

CEO にうってつけ

アップルの CEO としていちばん大切な仕事、それは何がアップルをしてアップルたらしめているかを理解することだ。それは何よりも大切なことだ — 製品を作るセンスより、優れたオペレーションより、趣味の良さより、あるいはまた多くの専門家やアナリストが投げかける無数の形容詞よりずっと大切なことだ。この物差しからすれば、Cook が CEO の仕事にうってつけであることは明らかだ。そうではないというひとがいたら、そんなひとは革新の何たるか、カルチャーの何たるか、そしてアップルそのものを理解していないのだといいたい。

The job of Apple’s CEO is, first and foremost, to understand what makes Apple, Apple. That is far more important than product sense, or operations excellence, or taste, or a million other attributes thrown around by pundits and analysts. On this criteria, it’s clear that Cook is the right man for the job. I would contend that anyone that says otherwise doesn’t understand revolutions, doesn’t understand culture, and doesn’t understand Apple.

     *     *     *

Thompson は WWDC 2013 のキーノートで登場したテレビコマーシャル「Our Signature」[冒頭]をかの「Think Different」と比較する。

Think Different

古今を通じて最も優れたコマーシャルである「Think Different」の真実とは、それがアップルそのものに向けられたコマーシャルだったということだ。ジョブズは破産の危機に瀕して意気阻喪したアップルを引き継いだ。そして彼らにアップルは特別だ、ジョブズは特別だと説いたのだ。それが新しい次なる章の始まりだった。

The truth about the greatest commercial of all time – Think Different – is that the intended audience was Apple itself. Jobs took over a demoralized company on the precipice of bankruptcy, and reminded them that they were special, and, that Jobs was special. It was the beginning of a new chapter.

     *     *     *

Designed in California

「Designed in California」もまったく同じ視点から見るべきだ。これはアップルが新しい章を踏み出すに際してのコマーシャルなのだ。これからそれを見届けることになるだろう。

“Designed in California” should absolutely be seen in the same light. This is a commercial for Apple on the occasion of a new chapter; we just get to see it.

     *     *     *

[コマーシャル]Designed by Apple in California

これがそうだ。

This is it.

これが大切なことなのだ。

This is what matters.

製品のもたらす体験。

The experience of a product.

みんなをどんな気持ちにさせるか。

How it will make someone feel.

生活を豊かにしてくれるか?

Will it make life better?

存在するに値するか?

Does it deserve to exist?

限られたいくつかの真に大切なものに私たちはいっぱい時間をかける。私たちが触れたものが、それに触るひとすべての生活を高めるようになるまで・・・

We spend a lot of time on a few great things, until every idea we touch enhances each life it touches.

目に触れることはめったにないかもしれない。しかしきっと感じてくれるはずだ。

You may rarely look at it, but you’ll always feel it.

それが私たちのサイン(署名)。そしてそれがすべて・・・

This is our signature, and it means everything.

     *     *     *

最後に画面に現れるのがつぎの文字:

「Designed by Apple in California」
(アップルがカリフォルニアでデザインした)

     *     *     *

このとても印象的なビデオを Thompson は次なる新しい始まりへのマニフェストとして捉えた。

「Think Different」と比べたところがお手柄・・・

[via Daring Fireball

★ →[原文を見る:Original Text

広告

Read Full Post »

tim_cook_wwdc_2013

今年初めてのアップル公式行事「WWDC 2013」のキーノートは期待以上だった。

WWDC 2013 Keynote | Apple – Apple Events

アップルに脱帽・・・

Tim Cook を初め登壇するスピーカーたちが、いかにも楽しそうで自信に溢れていたのが印象的だった。

長い沈黙を保っていたのはこの日のために満を持していたといわんばかり。

それぞれのプレゼンが、ジョブズ時代の One more thing のような思わせぶりもなく、単刀直入でストレートなところが好感が持てた。

Cook から Craig Federighi、Phil Schiller、Eddy Cue などへの連携もスムーズで、これが Cook の重んじるコラボレーションということなのだろうと思った。

     *     *     *

wwdc_developers04

そしてデベロッパや参加者たちのうれしそうなこと。

wwdc_developers02

繰り返しおきる拍手にデベロッパたちの期待と思いがあふれているように思えた。

wwdc_developers

やっぱり WWDC は開発者会議なのだなと得心した。

wwdc_developers03

     *     *     *

iOS 7 については Jony Ive のビデオがすべてを言い得ている。

これぞまさにアップルの象徴(Our Signature)ということだろう。

「super clean」、「translucent」、「comprehensive」、「end-to-end UI design」などということばが印象に残った。

     *     *     *

os-x-mavericks-logo

最初 OS X のバナーを見たときは、草原を駈ける奔馬をイメージした。

しかし草原ではなく大波だった。

いよいよ OS X もネコ科を卒業し、これからはカリフォルニアの地名シリーズで行くということらしい。

まず最初が伝説のサーファーにちなむサーフィンの聖地Mavericks」というワケか・・・

     *     *     *

wwdc_mac_pro

Mac Pro の登場は予想外で心底ビックリ。

米国で組立製造されるからこそ機密保持もできたのだろう。

演出が心憎い・・・

wwdc_woz

観客席の Woz のびっくりした顔が印象的だ。

     *     *     *

ようやく WWDC にもサプライズが戻ってきた感じがした。

ジョブズ亡き後のアップルの新しい始まりを思わせるイベントだった。

Read Full Post »

Apple_Behind_the_Curtain_by_macintoshfreak

[何が発表されるのか誰にも分からない:image

いよいよ WWDC 2013 も明日に迫った。

John Gruber が恒例の WWDC 予測をしているが、その視点が興味深い・・・

Daring Fireball: “WWDC 2013 Expectations” by John Gruber: 09 June 2013

     *     *     *

いっそう厳しく製品の機密保持をやる

Tim Cook は Mossberg に対して1年前にこう語った。「我々はこれからもいっそう厳しく製品の機密保持をやる」と。

Tim Cook, one year ago, to Walt Mossberg: “We’re going to double down on secrecy on products.”

     *     *     *

誰も知らない

そして12か月たってまさに WWDC 2013 を迎えようとしている。しかしアップル以外には誰もアップルが明日何を発表しようとしているのか知らないように思える。Tim Cook が Mossberg に語ったことばは決して虚言(そらごと)ではなかった。業界切って秘密主義の会社がさらに秘密を厳守している。iOS と OS X のデザインを Jony Ive が指揮していることは誰でも知っている。その成果が披露されることはまず間違いない。しかしそれが何かとなると誰も知らないように見える。

12 months later, here we are, on the cusp of WWDC 2013, and nobody outside Apple seems to have any idea what Apple is set to show tomorrow. Cook’s words to Mossberg were anything but empty. The most secretive company in the industry got more secretive. We know Jony Ive has been leading the software design of iOS and OS X. We can be pretty sure they’re going to show us what they’ve been up to. But no one seems to know just what that is.

     *     *     *

事前に知っていたか

知らないのは自分を含めてのことだ。しかし自分にとってこれ以上のよろこびはない。アップルがキーノートで何を発表しようとしているのか自分はまったく知らない。2007 年1月にアップルがオリジナル iPhone を発表して以来のことだ。ここ数日、Vesper の UI は iOS 7 のことを事前に知っていたからだという推測をいくつか見かける。そんなことはない。もし何かあったとしても、われわれ(Q Branch)が試行錯誤したことをある意味アップルもやっていたのではないかというだけのことだ。(もし iOS 7 発表後に Vesper があらかじめそのデザインを予知していたように見えたとすれば、それはデザインの風がどちらに向いて吹いているかを自分たちが肝に命じていたからだというだけのことだ。)

Yours truly included — and I couldn’t be happier. I haven’t been this in the dark about what Apple was set to announce in a keynote since the original iPhone introduction in January 2007. I’ve seen some speculation over the past few days that Vesper’s UI was informed by advanced knowledge of iOS 7. It was not. In fact, if anything, I expect Apple to zig where we (Q Branch) have zagged, in some ways. (And if iOS 7’s reveal does make Vesper seems at least somewhat presciently designed, chalk it up simply to our being able to tell which way the design wind is blowing.)

     *     *     *

いかに機能するか

今 — 直前の静けさの中で、そして明日 — 注目すべきは、われわれが再び真のデザイン — 単にどう見えるかというものを超えた真のデザインを目前にしているということだ。10年前にスティーブ・ジョブズが語ったことばが想起される。「デザインとはどう見えるかということだと考える間違いを多くのひとが犯している。表面的な見せかけ(veneer)をデザインだと考えているのだ。箱を渡されたデザイナーが『ステキに見えるようにしろ!』と命じられるように。しかしわれわれが考えるデザインとはそんなものではない。単に目に見え、感じられるだけのものではない。デザインとはいかに機能するか(how it works)ということなのだ。」

The thing to focus on — now, during the anticipatory lull, and tomorrow, once we have the actual design before us — is not merely what it looks like. The quote I keep coming back to is this classic from Steve Jobs, 10 years ago: “Most people make the mistake of thinking design is what it looks like. People think it’s this veneer — that the designers are handed this box and told, ‘Make it look good!’ That’s not what we think design is. It’s not just what it looks like and feels like. Design is how it works.”

     *     *     *

それなりの理由

iOS 7 の何が変わるにせよ、流行や他と差をつけるためだけの差ではなく、それなりに理由があるから変わるのだ。

Whatever has changed in iOS 7, has changed for reasons other than fashion, or difference for the sake of difference.

     *     *     *

タッチスクリーン

オリジナル iPhone は、スマートフォンが小さなボタンとスクロールホイールを使うことを前提にしたデバイスだった時代にデザインされた。ちゃんとしたコンピュータのインターフェイスにはマウスやトラックパッドカーソルを使っていた時代だった。そして iPhone はこの2つの世界を融合した — スマートフォンのサイズおよび携帯電話ネットワークと、Mac スタイルの UI デザインという2つの世界を。そのために新しいものが導入された。それがタッチスクリーンだった。

The original iPhone was designed for a world where smartphones were horrid little button- and scroll-wheel-driven devices, and where proper humane computer interfaces were driven by mouse and trackpad cursors. The iPhone blended the two — the size and cellular networking of the smartphone, the humaneness of Mac-style UI design — and did so by introducing something new. The touchscreen.

     *     *     *

訓練用の補助輪

iPhone ソフトウェアのデザインは、まったく新しい体験であることを分からせるためのものだった。これまでのスマートフォンを使うのとはまったく異なる体験、Mac やウインドウズ PC を使うのとはまったく異なる体験を。その体験を押し進めるためには訓練用の補助輪(training wheels)が必要だった。ひとつ小さい例を挙げるとすれば、iOS のボタンがとてもボタンらしく見えたのはそのためだ。これはボタンだから押せばいいのだとできるだけハッキリユーザーに分からせるためだった。

The design of the iPhone software was entirely informed by the fact that this was a new experience, it was nothing like using an existing smartphone, nor anything like using a Mac or Windows PC. It needed training wheels, to get people up to speed. Thus, to name one small example, why iOS buttons have tended to look so very button-y. To inform the user, as clearly as possible, that this is a button that can be tapped.

     *     *     *

もはや新奇ではない

身の回りを見回して欲しい。街角でも、ショッピングモールでも、レストランでも、誰もがみなタッチスクリーンをタップしている。誰もがもう理解したのだ。iOS スタイルのコンピュータはもはや新奇ではなくなった。パーソナルコンピュータとやりとりする際の標準的モデルになったのだ。

Look around you. Any street corner. Any office. Any shopping mall. Any restaurant. You will see people tapping on touchscreens. We all get it now. iOS-style computing is no longer novel; it is now the standard interaction model for personal computing.

     *     *     *

どう馴染ませるか

2007 年にアップルが直面した主たる問題は、コンピュータの新しい使用方法にどう馴染ませるかということだった。その問題はもう解決した。もっと新しい問題を解決する時がきたのだ。

The primary problem Apple faced with the iPhone in 2007 was building familiarity with a new way of using computers. That problem has now been solved. It is time to solve new problems.

     *     *     *

補助輪は外していい

もう補助輪は外していいのだ。アップルが明日やろうとしているのはまさにそういうことだと自分は考える。[注記2]

The training wheels can now come off. That’s what I think Apple’s going to do tomorrow.

     *     *     *

みんなが個々のウワサにふりまわされているときに、大局的な観点からズバリ本質に触れる視点を提供できること — それが Gruber の強みだ。

だから Gruber が好きだ・・・

★ →[原文を見る:Original Text

     *     *     *

《追記》Mac についての注記

元記事では[注記2]で少しだけ Mac についても触れられている。

[注記2]Mac も大きく変化?

自分が関心あるのはほとんどが iOS 7 のことだが、OS X の新バージョンも出る予定だ。去年は何か月も前倒しで 10.8 を見せた。しかし今年はまるで何もなしだ。だから Mac についても大きな変化があると思う。それが何かって? まったく分からない。まったく!

2. I’ve been thinking mostly about iOS 7. But a new version of OS X is due as well. Last year they showed 10.8 months in advance; this year, nothing. So I think big changes are coming to the Mac as well. But what? I have no idea. None.

何ともエキサイティングじゃないか・・・・

Exciting.

Read Full Post »

Update 2:Dalrymple の注記》
Update:アップルギークたちの反応》

wwdc13-about-main

[WWDC 2013:image

Jim Dalrymple が WWDC への期待をまとめている。

The Loop: “WWDC Expectations” by Jim Dalrymple: 29 May 2013

     *     *     *

現実的なバランス感覚

アップルの WWDC まで余すところ2週間たらずとなった。キーノートアドレスで何が発表されるのか誰もが関心を持っている。誰もがそれぞれ長い希望リストを持っているが、実際に発表されるものについて現実的なバランス感覚を持つことが大切だと思う。

Apple’s Worldwide Developers Conference (WWDC) is only a couple of weeks away and everyone is wondering what the company will unveil during the keynote address. As much as we all have long wish lists for what we would like to see, I think it’s important to balance those with realistic expectations for what’s likely to happen.

     *     *     *

iPhone や iPad の発表はない

WWDC はなによりもまず開発者会議であるという点に思いを致すべきだ。WWDC はアップルが最新の iPhone や iPad を披露する場ではない。[注1] iPhone や iPad はアップルの主要製品であり、少なくともそれぞれに個別のイベントが必要だ。これらの製品は今後のモバイル世界を形作ることになるので業界全体が注視する。iPhone や iPad はそれほど重要なのだ。

The important thing to remember about WWDC is that it is a developer conference. It’s not a place where Apple is going to show off the newest iPhone or iPad . These are Apple’s flagship products and they demand separate events. Entire industries watch these products because they shape what will happen in the mobile space. They are that important.

したがって、WWDC では iPhone や iPad を期待してはならない。[注2]

So, don’t expect an iPhone or iPad at WWDC .

     *     *     *

ハードウェアがあるとすれば

もし iPhone や iPad がないとすれば、ハードウェアについては何が期待できるのか? 個人的には、アップル製品の中では Mac 関連が期待できると明言したい。

If not an iPhone or iPad, what can we expect in the way of hardware from the conference? Personally, I would look squarely to the Mac side of Apple’s product line.

Mac は今でもアップルがやっていることの中で重要な位置を占めている。かといって Mac 製品だけの特別イベントが今後もあるとは考えにくい。そんなイベントがあるとすれば、目を見張るような製品があるときだろう。

The Mac is still an important part of what Apple does, but I don’t know that Apple would hold a special event specifically for a Mac product anymore. If they did, it would have to be quite a spectacular product.

自分としては、Tim Cook の WWDC キーノートには Mac 関連製品が相応しいと思う。WWDC で何らかのハードウェアを期待するとすればそれだけだと私は思う。

For me, the Mac products fit well with a Tim Cook keynote at WWDC. That’s all I really expect from Apple in the way of hardware at the conference.

     *     *     *

OS が目玉

そうなると WWDC で期待されるのはひとつだけということになる。iOS 7 と OS X の発表だ。WWDC に参加するひとの最大のお目当ては OS なのだ。

That leaves us with the one thing that everyone does expect from the conference — the introduction of iOS7 and OS X. The operating systems are why most of the people attending WWDC go to the conference.

     *     *     *

開発者のための場

開発者は自らの製品をより良くするためのアドバイスを1対1でアップルのエンジニアからもらう。[注3] また WWDC は、OS で利用可能な新しい API について学び、また活用できる様々な変更について学ぶ場でもあるのだ。

This is where developers get one-on-one time with Apple engineers and get advice on how to make their products better . WWDC is also the place where developers learn about the new APIs they’ll be able to use in the operating systems and any changes they’ll need to make to take advantage of them.

     *     *     *

iOS 7 はどうなる?

みんなが注目し、話題にするのは iOS 7 だ。Jony Ive がソフトウェアデザインの采配を握って以来、長年アップルが好んできた skeuomorphic デザインからよりフラットなデザインへ OS が変化するものと期待されている。

iOS 7 is the thing everyone will be watching and talking about. Since Jony Ive took over software design, people expect the operating system to move to a more flat design, rather than the skeuomorphic design that Apple has favored for years.

     *     *     *

OS X の先例

個人的には、一部のひとたちが考えるほどドラスチックな変化はないと思う。むしろ iOS 7 はより現代的なルック&フィールを備えた OS になるだろうと自分は考える。長年にわたりアップルが OS X で試みたように。

Personally, I don’t think that Apple will take it as far as what some might think. The way I envision iOS 7 is more of a modernization of the look and feel of the operating system. Kind of like what Apple did with OS X over the years.

例えば OS X の最初のバージョンの Aqua インターフェイスを現在のものとを比べてみよう。OS デザインの多くの要素が同じタイプのままだが、より現代的になっていることが見て取れる。その効果はよりスムーズで、さほど過度なものではないのだ。

Take a look back at the first version of OS X with the Aqua interface and compare that with what we have today. You can see a lot of the same types of elements in the OS design, but it’s more modern — it’s smoother and less dramatic in its effects.

     *     *     *

さらなる一体化

自分にとっては OS X が興味深い。この数年我々の関心は Mac OS から離れてしまったが、アップルに期待されるのは製品とサービスのより深い意味での一体化(deep integration)だ。

OS X will be very interesting for me. We have shifted our attention away from the Mac operating system over the past few years, but part of what we have come to expect from Apple is deep integration with all of their products and services.

OS X が注目されるのはそういうことだ。iCloud のように、アプリとサービスを通じて iOS と OS X がいっそう一体化されることだ。

That’s what I’ll be watching for with OS X. The continued integration between iOS and OS X, through apps and services, like iCloud.

     *     *     *

いつまでも話題に

開発者にとって WWDC が興味深い場となることは疑いない。iOS 7 と OS X が約束するものについて、今後何日も、何週間も話題になるに違いない。

There is no doubt that WWDC will be an interesting conference for developers. I suspect the promise of iOS 7 and OS X will cause a lot of talk for days and weeks to come.

     *     *     *

WWDC が2週間を切ったところで、アップルの意図を忖度(そんたく)した Dalrymple が、過度な期待を避け、現実的な期待をするよう先触れをしているように思える・・・

★ →[原文を見る:Original Text

     ❖     ❖     ❖
     ❖     ❖     ❖

《Update》アップルギークたちの反応

アップルギークたちの反応ぶりを2つ・・・

まずは John Gruber:

Daring Fireball: “WWDC Expectations” by John Gruber: 29 May 2013

Jim Dalrymple の WWDC への期待について

新しい iPad や iPhone が発表されないだろうという点はほぼ Jim のいうとおりだろう。もっともアップルが WWDC で新しい iPhone を発表したことは過去に何度かある。3G、3GS、4 がそうだ。それ以降 iPhone の発表スケジュールが変わったということだ。だからアップルが iPhone や iPad を WWDC で発表しないと考えるのは、現時点ではまだ発表できる iPhone や iPad がないからというに過ぎない。

Pretty sure Jim’s right that there aren’t going to be new iPads or iPhones announced. But Apple did announce new iPhone hardware for a few years at WWDC: the 3G, 3GS, and 4. It’s just that the schedule for the iPhone changed. So I think it’s not so much that they wouldn’t announce a new iPhone or iPad during the WWDC keynote, but simply that they don’t yet have new iPhones or iPads to announce.

     *     *     *

もうひとりは Marco Arment:

Marco.org: “Jim Dalrymple’s WWDC Expectations” by Marco Arment: 29 May 2013

Jim Dalrymple の WWDC への期待について

Jim Dalrymple’s WWDC Expectations

イェップ[そのとおり]

Yep.

     *     *     *

100% 賛意を表しているが、Dalrymple のお株を奪っているところ[Yep]がオモシロい。

Mac がらみだとすると MacBook だけか、それとも他にもありか?

     ❖     ❖     ❖
     ❖     ❖     ❖

《Update 2》Dalrymple の注記(5月31日)

その後 Dalrymple の元記事には注記が加えられた。

非常識な期待はすべきでないという趣旨のものだが、これがなんとも Dalrymple らしい。

元記事本文と対比しながらお読みください。

     *     *     *

iPhone/iPad が発表されるなんて書いちゃダメ

[注1]アップルが WWDC で iPhone または iPad を発表するという記事を書くつもりなら、それはおよしなさい。

1. If you are going to write an article that Apple will release the new iPhone or iPad at WWDC, don’t do it.

     *     *     *

iPhone/iPad がなかったからツマラナイなんて書いちゃダメ

[注2] WWDC の終わった後で、iPhone または iPad が発表されなかったからキーノートはつまらなかったという記事を書いたりしたら、アナタはおバカさんだ。

2. If you write a story after WWDC stating that since there was no iPhone or iPad, the keynote was a bust, you are just stupid.

     *     *     *

WWDC の本旨を思い起こしなさい

[注3]これこそ開発者たちに WWDC に出席してもらいたいとわれわれ消費者が望む理由だ。より良い製品がわたしたちをハッピーにしてくれるのだ。

3. This is why consumers want developers to go to WWDC too. Better products make us all happier.

Read Full Post »

Update:iOS 7 が遅れるというウワサ》

flat_design

[フラットデザイン?:image

WWDC に向けて臨戦態勢に入った iOS 7 チームの様子を John Paczkowski が報じている

AllThingsD: “Apple’s iOS 7 Team in Deadline Crunch Mode, Adding Engineers” by John Paczkowski: 01 May 2013

     *     *     *

WWDC に間に合わせる

アップルの iOS 7 はモバイル OS を考え直す意味で大変重要なので、6月10日から14日にサンフランシスコで開かれる WWDC でのプレビューに間に合わすべく、アップルはさらにエンジニアのたちを掻き集めている。

Apple’s iOS 7 is so significant a reimagining of the mobile operating system that the company is mustering additional engineering resources to get it out the door in time for a preview at its annual Worldwide Developers Conference, which is June 10-14 in San Francisco.

     *     *     *

予定どおり

匿名希望の複数のソースが AllThingsD に語ったところによれば、アップルは倍加して iOS 7 の作業に当たらせるため OS X 10.9 のチームからエンジニアを「借用している」といわれる。「そうだ、そうだ。iPhone/Leopard の時の繰り返しだ」とソースのひとりは 2007 年にアップルが OS X 10.5 のエンジニアを引き抜いて iPhone 開発に当たらせたことに言及していう。「防火訓練ほどではないけれどね。でもちゃんと予定どおりには出荷できるだろう」と。

Sources who declined to be named because they are forbidden to talk publicly about Apple’s plans tell AllThingsD that the company has been “borrowing” engineers from the OS X 10.9 team as part of an effort to double down on iOS 7. “Yes, yes — it’s essentially a repeat of the iPhone/Leopard scenario,” one source said, referring to Apple’s 2007 decision to pull engineers from OS X 10.5 to work on iPhone. “Not as much of a fire drill, though. It will ship on time.”

     *     *     *

John Gruber が最初

iOS 7 の人材争奪戦について最初に触れたのは先月の Daring Fireball だった。Bloomberg もそれを今日繰り返している。

News of Apple’s iOS 7 scramble was first reported by Daring Fireball last month, and reiterated today by Bloomberg.

     *     *     *

Ive になって初めてのアップデート

なんでまたアップルはエンジニアたちを掻き集めねばならないのか? それは今回が相当大きいアップデートだからだ。インダストリアルデザイン担当上級副社長 Jony Ive が今やインターフェイスのデザインも総括しているので、アップルはソフトウェアとハードウェアを一体化したアプローチをとっているのだと複数のソースはいう。Ive がアップルのハードウェアにもたらしたスパルタ的でエレガントな美しさがこんどはソフトウェアにももたらされようとしているのだ。先週 9to5Mac の Mark Gurman が、iOS 7 では派手さよりシンプルさを重視する「フラットな」デザインがメインになると書いた。自分も複数のソースから、「派手さをなくした」(de-glitzed)のが iOS 7 だという似たような表現を聞いている。

So what is it about iOS 7 that has caused Apple to rally additional engineering resources? It’s a pretty big update. With SVP of Industrial Design Jony Ive now oveerseeing interface design, sources say Apple has adopted a unified approach to software and hardware design. And evidently the spartan, elegant aesthetic that Ive has developed around Apple’s hardware is now being brought to bear on its software, as well. Last week, 9to5Mac’s Mark Gurman reported that iOS 7 would feature a “flat” design that favors simplicity over flash. I’ve heard similar descriptions from sources who say iOS 7 is iOS “de-glitzed.”

     *     *     *

脱 Forstall 化

iOS の説明を受けたソースのひとりは、「こういうことだ。Game Center のフェルトのクラップステーブルは知ってるだろう? サーカス・サーカス[Circus Circus:ラスベガスにあるカジノホテル]からオサラバというワケだよ。」

“Put it this way,” said one source who has been briefed on iOS. “You know Game Center’s green felt craps table? Well, goodbye, Circus Circus.”

驚くことはない。「縫い目のついたレザーや木目調の華やかさといった skeuomorphic なデザインの主唱者だった Scott Forstall がアップルを去り、その分 Ive の役割が大きくなったので、iOS 7 にはペンキの塗り替えが必要なのだ」と自分が話をしたアップルの元および現従業員たちはいう。「必要とされていた脱 Forstall 化だよ」というものもいた。

Not a surprise, really. With Scott Forstall — an advocate for flashy, skeuomorphic design and its stitched-leather and faux-wood-grain flourishes — now gone from Apple, and Ive in an expanded role, the current and former Apple employees I’ve spoken to say iOS 7 was destined for a new coat of paint. As one said, “Sounds like a much-needed ‘de-Forstallization.’

     *     *     *

デザインをいじるなら

しかし iOS 7 から skeuomorphic 的な光沢がすべてなくなってしまうワケではない。2007 年に iPhone が発表されて以来持っている OS のルックスはあまり変更されていない。アップルがデザインをいじるつもりなら、まさに今がその時だ。BlackBerry 10 や Windows Phone のモバイル OS には改善の余地がまだまだあるとすれば、アップルとしては iOS がホコリをかぶって見えるリスクをあえて冒すことはできないのだ。

Which is not to say that the design of iOS 7 is entirely about removing skeuomorphic gloss. Fact is, Apple hasn’t much changed the operating system’s look since the iPhone was introduced in 2007. If the company has good ideas for design tweaks, it’s about time it implemented them. With new mobile operating systems like BlackBerry 10 and Windows Phone proving that there’s plenty of room left for innovation in the market, Apple can ill afford even the risk of the perception that iOS might be getting dusty.

     *     *     *

ユーザーの期待に応えられるか

有名になった直観的な分かりやすさは保持しつつ、OS のルック&フィールを徹底的に見直すことがアップルにとっての挑戦だ。「アップルのデバイスはユーザーの生産性を高め、優れたユーザー体験を与えるというユーザーの期待にこの見直しが応えられるかどうかが最大の問題だ」と Forrester のアナリスト Charles Golvin はいう。「恐らくはそのビジョン達成のために派手なものはアップルにとって必要ないということなのだろう。」

Apple’s challenge, then, is to overhaul the look and feel of the OS while retaining the intuitiveness that has made it so popular. “The key question here is whether those changes deliver on the core Apple promise of improving customers’ ability to make productive use of the device and deliver a clearly superior experience,” Forrester analyst Charles Golvin told AllThingsD. “Presumably they don’t need the flashy stuff to realize that vision.”

     *     *     *

「お化粧直し」かそれ以上か?

★ →[原文を見る:Original Text

     ❖     ❖     ❖
     ❖     ❖     ❖

《Update》iOS 7 が遅れるというウワサ

iOS 7 の出荷が遅れるというウワサについて、Jim Dalrymple が予定どおりだといっている。

The Loop: “On the rumor that iOS 7 will ship on time” by Jim Dalrymple: 01 May 2013

     *     *     *

イェップ

John Paczkowski は AllThingsD のソースのひとりを引用して:

John Paczkowski quoting a source on AllThingsD:

「そうだ、そうだ。iPhone/Leopard の時の繰り返しだ」とソースのひとりは 2007 年にアップルが OS X 10.5 のエンジニアを引き抜いて iPhone 開発に当たらせたことに言及していう。「防火訓練ほどではないけれどね。でもちゃんと予定どおりには出荷できるだろう」と。

“Yes, yes — it’s essentially a repeat of the iPhone/Leopard scenario,” one source said, referring to Apple’s 2007 decision to pull engineers from OS X 10.5 to work on iPhone. “Not as much of a fire drill, though. It will ship on time.”

イェップ

Yep.

     *     *     *

イェップ(= yes)は「予定どおりには出荷する」という部分に対するものだ。

他からの助っ人も得て iOS 7 チームは最後の追い込みをかけているのだろう。

ところで OS X チームからひとを借りているのなら、OS X 10.9 の方はどうなるのか? もしそちらが遅れれば、マックがらみのアップデートはどうなる?

Read Full Post »

wwdc13-about-main

決算発表が終わったばかりの今日、アップルは 2013 年 WWDC の開催とチケット発売を発表した

The Loop: “WWDC tickets go on sale Thursday” by Jim Dalrymple: 24 April 2013

     *     *     *

アップルは本日、Worldwide Developers Conference のチケットが4月25日太平洋時間午前10時から世界同時に発売されることを発表した。開催されるのはサンフランシスコの Moscone West で、6月10日から5日間。

Apple said today that tickets for its Worldwide Developers Conference will go on sale tomorrow, Thursday, April 25, 2013 at at 10 a.m. PDT. The conference will take place June 10 through June 14 at San Francisco’s Moscone West.

     *     *     *

昨年は2時間で完売したが、今年はどうだろうか・・・

★ →[原文を見る:Original Text

Read Full Post »