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Posts Tagged ‘Mark Zuckerberg’

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[3D ゲームのヘッドセット:photo

フェイスブックがまたまた巨額を投じてバーチャルリアリティのスタートアップ企業 Oculus を買収した。

3D ゲームのプラットフォームとして注目していた Minecraft の Markus Persson が、フェイスブックと聞いて拒否反応を示したこともあって大きな話題になっている。

それにしてもフェイスブックやグーグルはなぜいろいろなスタートアップ企業の買収に狂奔するのか

ベンチャーキャピタリスト Fred Wilson の指摘がオモシロい・・・

AVC: “The Search For The Next Platform” by Fred Wilson: 26 March 2014

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次なるプラットフォームを求めて

The Search For The Next Platform

Oculus 買収についての Mark Zuckerberg の投稿がはからずも彼の立場を最もよく表わしていると思う。

I found this part of Mark Zuckerberg’s post on the Oculus acquisition most revealing:

モバイルについてもまだたくさんやるべきことがありますが、いまの時点では私たちは、もっと有用かつおもしろく、パーソナルな体験を可能にする如何なるプラットフォームにフォーカスすべきか考えるべきだと感じています。

We have a lot more to do on mobile, but at this point we feel we’re in a position where we can start focusing on what platforms will come next to enable even more useful, entertaining and personal experiences.

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急速にモバイルへ進出

フェイスブックはモバイル列車に乗り込むのにいささか遅れを取った。アップルやグーグルと異なり、モバイル OS を持っていない。またウェブからモバイルへのコアな体験を発展させるのも遅かった。しかしいったんモバイルの教えを信じるや否や、急速にそちらに向かって、いまでは iOS および Android の双方で優れたモバイル体験を有するようになった。そして Instagram や WhatsApp を所有することで、世界的にサードバーティ製アプリのトップスリー(Facebook、WhatsApp および Instagram)を所有することになった。かくて彼らはモバイルでしっかりした地歩を固めるようになった。(それがまた 190 億ドルもかけて WhatsApp を買収したワケでもある。)

Facebook was a bit slow to get aboard the mobile train. Unlike Apple and Google, they do not have a mobile OS. And they were slow to evolve the core Facebook experience from web to mobile. But once they got religion about it, they moved very quickly to do that and now have an excellent mobile experience on both iOS and Android. And with Instagram and WhatsApp, they have three of the top ten third party mobile apps globally (Facebook, WhatsApp, Instagram). So they have gotten to a good place on mobile (and that’s what the $19bn WhatsApp buy was all about).

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Zuckerberg も Larry Page も

そして今や Zuckerberg と彼のチームは「次は何か?」と探し始めている。Larry Page と彼のチームがグーグルでやっていることと変わりないのだ。先週末 Video Of The Week で取り上げた Charlie Rose の Larry Page インタビューは、グーグルが次なる何か(バルーン、無人自動車、Nest、DeepMind など)を見つけるべく今やっていることのすべてを振り返ってみたものだ。

And now Zuck and his team are looking up and saying “what’s next?”. It’s not that different from what Larry Page and his team are doing at Google. The Charlie Rose interview with Larry that I made Video Of The Week last weekend was a bit of a review of all the things Google is doing to figure out what’s next (balloons, driverless cars, Nest, DeepMind, etc).

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関係なんかありはしない

Nest や Oculus のような巨大な買収を見て、あなたは頭をひねっているかもしれない。アップルによく似た独自のクローズドサーモスタットとグーグルのモバイル戦略とはどんな関係があるのか? バーチャルリアリティのヘッドセットはフェイスブックのソーシャルグラフとどう関係しているのか? どちらも関係なんかありはしない。

If you look at these big acquisitions like Nest and Oculus, you might scratch your head. What does a Apple-style proprietary closed thermostat have in common with Google’s mobile strategy? What does a Virtual Reality headset have to do with Facebook’s social graph? Nothing in both cases.

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次なるものへ乗り遅れまい

どこへ進むべきかというロードマップは、これまでの7年ないしはそれ以上の間はっきりしていたワケではない。次なるものはモバイルだ。しかしモバイルはもう過去なのだ。これら巨大技術企業は次なる大きな変化を探し、乗り遅れまいとしている。そのために彼らは(あなたであれ私であれ)次なるものへのコールオプション[call option:新株予約権]として現ナマを積むのだ。

But the roadmap has been clear for the past seven years (maybe longer). The next thing was mobile. Mobile is now the last thing. And all of these big tech companies are looking for the next thing to make sure they don’t miss it.. And they will pay real money (to you and me) for a call option on the next thing.

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はした金だ

次なるものがバーチャルリアリティなのか、あるいはモノのインターネット(the internet of things)、ドローン、機械学習、それとももっと別なものなのか明確には分からない。Larry Page も知らない。Mark Zuckerberg も知らない。私も知らない。しかしそれを見つけるレースは始まっている。何兆ドルという時価総額全体がかかっているのだ。だからそこかしこで投じられる数十億ドルなんてはした金だ。次なるものへのオプションを売ってそのはした金を得ようとする連中を除いては。まさに現ナマがかかっているのだ。

It isn’t clear if the next thing is virtual reality, the internet of things, drones, machine learning, or something else. Larry doesn’t know. Zuck doesn’t know. I don’t know. But the race is on to figure it out. Trillions of dollars of collective market capitalizations are on the line. So a couple billion here or there is chump change. Except for the people who collect that chump change for selling them an option on the next thing. It’s real money to us.

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ヤメられない

したがって(次なるものへの探索がいつまで続くのか私には見当もつかないが)ここ数年は「the next big thing」としてもっともらしいプラットフォームを築くというゲームをプレーすることになる。それはリスクの大きいゲームだ。しかしその見返りは非常に大きい。第1ラウンドはクラウドファンディング[crowdfunding:インターネット経由で群衆から資金を調達すること]で始めることもできる。だからこの業界はヤメられねえんだよ!。

So for the next few years (I have no idea how long this search for what’s next will go on), a game to be playing is building a platform that can plausibly be the next big thing. It’s a risky game. But the payoff can be large. And you can even start by crowdfunding your first round. Man I love this business.

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このテの買収はまだまだ続くということか。

優れたアイデアの持ち主は今こそ出番かもしれない・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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Zuckerberg _Page_over_ WhatsApp

[シリコンバレーの巨額買収:image

190 億ドル(約1兆9千億円)という巨額のカネが動いたことから、シリコンバレーは WhatsApp の話題で持ち切りだ

フェイスブックとグーグルが競ったことが火に油を注いだ。

Jessica Lessin がいささか冷めた視点から次のようにコメントしている。

The Information: “Platform or Perish” by Jessica Lessin: 21 February 2014

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ビジネスの視点が異なる

グーグルやフェイスブックが何十億ドルも出して成長著しいアプリを買収しようと競うのをみて、ひとつ大きな疑問がある。それ以外の会社はどうしているのか、と。

As Google and Facebook vie to buy fast-growing apps for billions, I have one big question: Where is everyone else?

もしグーグルやフェイスブックが WhatsApp やメッセージング(チャット)には戦略的価値があり 190 億ドルも払う価値があると信じているのなら、アップルやアマゾン、サムスンやツイッターはどう考えているのだろうか?(彼らには身売りしたくないと WhatsApp が考えていたのかもしれないという点は無視して、彼らがこのスタートアップ買収にどれほど努力すべきだったかという点から考えてみよう。)

If Google and Facebook believe WhatsApp and messaging are strategic enough to pay $19 billion or more to own them, what are Apple, Amazon, Samsung or Twitter thinking? (Let’s ignore the fact that WhatsApp may not have wanted to sell to them and think of it from the point of view of how hard these companies should have tried to buy the startup.)

多分彼らは自分たちのビジネスが異なったものだと考えているのだ。それとも Larry Page や Mark Zuckerberg はいささか頭がおかしいと考えているのか。後者についてはいずれ時間が経てば明らかになるだろう。しかし前者についてはハッキリした結論が出たと思う。

Perhaps they see themselves as being in different businesses. Or they think Larry Page and Mark Zuckerberg are a little bit nuts. Time will tell on the second, but I think the verdict on the first is already clear.

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ビジネスの視点が異なるという点を John Gruber が次のように敷衍する

Daring Fireball: “Hello, iMessage?” by John Gruber: 21 February 2014

自分の望みどおりのプラットフォーム

アップルは WhatsApp の買収など考えたこともないと思う。何十億ドルもの巨大買収なんてアップルはしたことがないというのがひとつ。むしろアップルは小さな会社を買う傾向がある。もうひとつは、WhatsApp によってアップルに何が得られるのかという点だ。アップルにはすでに iMessage がある。自分の推測では、ユーザー数は少なく見積もっても2億人、1日当たりの送信メッセージ数は30億を超える。(そう見積もった理由:2012 年6月に iMessage のユーザー数が1億4千万人いるとアップルは主張した。また1年前には1日当たりのメッセージ数が20億だと主張した。最近の数字は不明だが、もしご存知なら教えて欲しい。)Facetime ではビデオ通話や音声通話ができるが、WhatsApp はどちらもできない。アップルは自らの望みどおりのメッセージングプラットフォームを、すなわちアップルのハードウェアにさらに価値を加えるプラットフォームを持っている。そしてまた App Store によって、WhatsApp であれ LINE、Viber、Facebook Messenger、Twitter DM、その他何であれ、ユーザーが自由にアプリを使えるソフトウェアプラットフォームも所有しているのだ。
 

I’m sure Apple never even considered acquiring WhatsApp. For one thing, Apple has never done a mega-billion-dollar acquisition. They tend to buy small companies. But for another, what could WhatsApp offer Apple? They already have iMessage, which has (I’m guessing here) at least 200 million users, and sends over 3 billion messages per day. (Sources for guesses: in June 2012, Apple claimed 140 million iMessage users; a year ago, they claimed 2 billion messages per day. I haven’t been able to find more recent numbers; if you can, let me know.) Facetime offers video and audio calls; WhatsApp has neither. Apple has exactly the messaging platform it wants: one that adds value to its hardware products. And, with the App Store, it has a software platform that means its users also can freely use WhatsApp, Line, Viber, Facebook Messenger, Twitter DM — whatever.

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マイクロソフトはお呼びでない

もう一点 Lessin の記事で気づいたこと — マイクロソフトについては名前さえ挙げていない点だ。

The other thing that struck me about Lessin’s piece: she didn’t even list Microsoft among those companies.

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メッセージングの世界は百花繚乱、まだ整理さえついていないようだ・・・

★ →[原文を見る:John Gruber

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Update:ほかにも Facebook 本部の写真たくさん》


[メンローパークの Facebook 本部:photo

このところシリコンバレーの興味深いにユースが交錯している。

桁外れの業績で度肝を抜いたアップル決算発表と、一攫千金を夢見る Facebook の IPO[initial public offering:新規株式公開]だ。

SEC[米証券取引委員会 ]への IPO 申請で、誰がどれだけの億万長者になるとか、いや税金で大きく持っていかれるぞなど、他人様の儲け話に猫も杓子も群がる様子は、ぬれ手で粟の一攫千金話が久しぶりに再現されたようだ。

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そんな中で Facebook 本部の写真が筆者の興味を引いた。

ビリオネアの儲け話とは対照的に、大部屋にずらりと机を並べたところは意外と質素だ。グーグルのエレガントなオフィス風景とはだいぶ異なる。

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この写真を見て昔読んだ記事を思い出した。

Jason Calacanis のスタートアップ企業倹約の心得だ。

そこで見た風景と驚くほど類似性を感じるのは筆者だけか・・・

同じ場所に集められてズラリと並ぶところは、いまやどこでも見られる現代の労働環境か。

不謹慎ながら「現代版スウェットショップ」ということばはアジアだけの専売特許ではなさそうだ。

シリコンバレーで起業する日本人が増えたというニュースもある。みなさんはどんな作業環境で仕事をしておられるのだろうか・・・

★→[写真を見る:Facebook HG

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《Update》ほかにも Facebook 本部の写真たくさん

すこし興味がわいて調べたら Facebook HQ の写真があるある・・・

冒頭の写真とちがってなかなか楽しそうだ。そのうちいくつかご紹介。

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[My desk — at Facebook HQ.]

Zuckerberg to Self: Keep Calm and Stay Focused | Mashable

まず最初は Zuckerberg 自身が Facebook にアップした「ボクのデスク」。「Stay Focused & Keep Shipping」(的を絞って、製品を出荷し続けろ!)という文句は Steve Jobs の「Stay hungry, Stay foolish」からか・・・

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[Life Inside Facebook’s Headquarters]

Life Inside Facebook’s Headquarters | TIME

タイム誌の写真集「フェイスブック本部での暮らし」から。ほかにも写真たくさん。

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[フェイスブックで働くってどんな感じ?]

What Is It Like Working At Facebook? | Silicon Alley Insider

もうひとつ SAI の「フェイスブックで働くってどんな感じ?」。みんなと同じデスクを使う Zuckerberg。

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[Zuckerberg って犬かも・・・]

Beast, Mark Zuckerberg’s Dog Uses Mac at Facebook HQ | Obama Pacman

Zuckerberg って実は犬かもしれないという Internet Dog のもじり・・・

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こちらの動画も楽しい


[フェイスブック本部のウォールペインティング]

ZUCK 1 x DAVID CHOE | YouTube

Facebook 本部の楽しそうなウォールペインティング。David Choe とのコラボ。

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冒頭の写真で感じたのより楽しそうな雰囲気が伝わってくる。

個人的にはみんなが使っているマシンや座っているイスがどのメーカーのものかに興味がある。

IPO をきっかけに Facebook での仕事ぶりについてもいろいろ分かってきそうで楽しみ・・・

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jobs_zuckerberg.jpg

[Steve Jobs and Mark Zuckerberg]

Steve Jobs が Mark Zuckerberg を自宅の夕食に招待したらしい。

もちろん話は Ping がらみに違いない・・・

Los Angeles Times: “Apple’s Steve Jobs pings Facebook’s Mark Zuckerberg for dinner” by Jessica Guynn: 15 October 2010

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ピンで確かめる?

Steve Jobs と Mark Zuckerberg はおトモダチになったのか、いやピン(ping)したのか?

Did Steve Jobs friend, er ping, Mark Zuckerberg?

[注]ping:ピン、潜水艦が目標までの位置を知るためアクティブ・ソナーを発射する、ネットワークの接続を確認するためピンを打つ、相手の様子を確かめる

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夕食に招待

どうやら Steve Jobs は2週間前に Mark Zuckerberg を自宅の夕食に招待して Ping の話をしたようだ。その頃2人が Palo Alto を散歩しているのを情報提供者が目撃した。3月にグーグルの Eric Schmidt と Jobs の2人が一緒にお茶して以来のグッドニュースだ。

Apparently Jobs invited Zuckerberg for dinner at his house to talk about Ping two weeks ago. That’s when a tipster spotted them on a stroll in Palo Alto. This is the best encounter since Google CEO Eric Schmidt had coffee with Jobs back in March.

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ゼロから立ち上げなくても

アップルが最近開始したソーシャルネットワークサービスが Ping だ。iTunes チームは開始に至るまで Facebook と1年半以上の協議を重ねた。アップルとしては音楽トラッキングとセールスサービスの Ping を Facebook 上に構築しようとしたのだ。そうすればアップルのソーシャルネットワークをゼロから立ち上げなくても iTunes や iPod の販売強化ができるからだ。しかし Jobs が Kara Swisher[AllThingsD]に語ったところによると、Facebook がやっかいな(onerous)条件を要求したという。アップルは Facebook の同意を得ないまま Connect サービスをインストールしようとしが Facebook 側はこれをブロックした。

Ping is Apple’s music social networking service that it recently launched. Before the launch, the iTunes team was in talks with Facebook for 18 months or more. Apple wanted to build Ping as a music tracking and sales service on top of Facebook, which could have turbocharged iTunes and iPod sales without Apple having to build its own social network from scratch. But Jobs told Boomtown’s Kara Swisher that Facebook’s terms were too onerous. Apple tried to install Facebook’s Connect service without a deal and Facebook blocked it.

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友情には大きなメリット

数年前アップルが Apple Students グループを通して Facebook の最初のスポンサーとなったとき、両者の関係は友好的なものだったが、Facebook がシリコンバレーの重要プレーヤとして自己主張するようになった今、その関係は複雑なものとなってきた。しかし両者が歩み寄ることができれば、双方にとって友情は大きなメリットをもたらすものとなる。Bret Taylor[Facebook の COO]は、2人はうまく問題を解決するだろうという。

The relationship, which began on such friendly terms years ago when Apple was Facebook’s first big commercial sponsor through its Apple Students group, has gotten complicated now that Facebook has asserted itself as one of Silicon Valley’s major players. But there would be friendship with significant benefits for both parties if Apple and Facebook could strike a deal. Facebook’s chief technology officer Bret Taylor thinks the two will work things out.

アップルと Facebook のどちらからもコメントは得られなかった。

Neither company is commenting.

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自宅へのご招待とは、関係改善への並々ならぬ意欲が感じられる・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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