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[Ive が初めてデザインした電話:Business Insider

Vanity Fair の Jony Ive インタビューのつづき。iPhone 6 のデザインについて。

Jony Ive Vanity Fair Summit Interview | Business Insider

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デザインミーティングで「やった!」と思った瞬間がありましたか?

Can you remember a “eureka moment” in one of those design meetings?

ジョニー:発表したばかりの電話[iPhone 6/ 6 Plus]がそうです・・・実際に触れるモノがあれば、すべてが変わってしまう特別な瞬間があるのです。最初のモデルができたときはいつも驚きとスリルを感じます。

Jony: The phone that we just launched…there’s a special moment when there’s an object you can touch, and everything just shifts. I remain surprised and thrilled every time you get that first model.

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なぜ iPhone を丸みを帯びたエッジに戻したのですか?

Why did you go back to rounded edges on the iPhone?

ジョニー:何年も前に大型スクリーンのプロトタイプを作りました。大きなスクリーンであるという興味深い機能はありましたが、結果的にはひどいモノになりました。多くのライバルたちの電話がいまでもそうであるように格好わるいものだったからです。大きなスクリーンが重要だということは何年も前に気づいていましたが、説得力のある(ひとの心をつかんで離さない)製品にするには多くのことを成し遂げる必要がありました。

Jony: Years ago we made prototypes with bigger screens. They were interesting features having a bigger screen, but the end result was a lousy product because they were clunky like a lot of competitors’ phones are still. Years ago we realized this is going to be important that we have larger screens but we need to do a lot of things to make it a compelling product.

ジョニー: iPhone 6 の丸みを帯びたエッジは少しでも大きくないように感じさせるために必要でした。

Jony: The rounded edges on the iPhone 6 was necessary to make it feel less wide.

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どうして iPhone のような複雑なモノをマニュアルなしで出してもいいと考えたのですか?

When did it happen that you could send out something so complex like the iPhone without instructions?

ジョニー:そうしようと思ったからです。直接タッチできる大きなスクリーンは私たちにとって当たり前で自然に思われました。しかし初めて私たちが取り組みはじめた9年前はそうではなかったのです。

Jony: That’s what we try to do. I think for a lot of us, a large display that you can directly touch, seemed obvious and natural. It wasn’t the case 9 years ago when we were first working on it.

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必然的で当たり前だというのなら何年も前にやれたのではありませんか?

If it was inevitable and obvious we would’ve done it years ago.

ジョニー:[タッチスクリーンの電話操作には誰もが完全に魅了された。]何年もの間(ハードウェアキーボードを持つ他社の電話は)ボタンもスクリーンも小さすぎました。それは同じスペースに詰め込む必要があったからです。しかしボタンもスクリーンも妥協する必要はないことに気づきました。より大きなスクリーンなら状況に応じてボタンも大きくできるのです。

Jony: There wasn’t one person who wasn’t completely captivated with using a touchscreen phone.
For years before, buttons and displays were too small. But that was because they had to share the same space. We found we didn’t have to compromise both. With a larger display we could have buttons that were contextual.

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より大きくしたのは当然で自然な流れだったと・・・

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[アップルのデザインチーム:Cult of Mac

Vanity Fair の Jony Ive インタビューのつづき。アップルのデザインチームについて。

Jony Ive Vanity Fair Summit Interview | Business Insider

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ジョニー・アイブであることの利点と欠点は?

What are the upsides and downsides of being Jony Ive?

ジョニー:自分自身時間を使い過ぎることが欠点。利点はすばらしいデザインチームが持てたこと。自ら進んで辞めたものは誰もいません。

Jony: Spending too much time with myself is the downside. Upside is having a great design team. No one has voluntarily left.

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デザインチームの大きさは?

How big is the design team?

ジョニー:実際のところ非常に小さく、16〜17人というところです。15年の間に少しずつ増えました。なるべく小さく保とうと心がけています。

Jony: Actually very small, 16 or 17 of us. It’s grown steadily over the last 15 years. We’ve worked hard to keep it small.

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あなたの典型的な一日はどんな風ですか?

What’s your typical day like?

ジョニー:長い間続いているデザインチームのいいところは自分たちのやり方を続けられる贅沢さです。週に3回から4回はミーティングをします。

Jony: One of the advantages of being part of a design team that’s been around for a long time is we’ve had the luxury to develop our process. We meet three or four times a week.

アップルストアにあるのと同じテーブルの周りにデザイナーは集まります。テーブルの周りに立って・・・そして図面を描くのです。

The designers gather around the same kind of tablets you see in Apple Stores. We stand around those tables…and we draw.

ジョニー:[描いた図面から実際に触れるモノを作って初めてアイデアが湧く。]それが私たちのチームを活性化させ、集中させるのです。

Jony: Ideas don’t really come along until we have a physical object from our drawings.
“It really galvanizes and focuses our team.”

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具体的なモノの形をとって初めてアイデアが湧く。

チームの規模が小さいことも、誰も辞めていかないこともすばらしい・・・

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[Vanity Fair Summit のインタビュー:Business Insider

珍しくジョニー・アイブが公開の場でのインタビューに応じている。Vanity Fair Summit で行なわれたものだ。

すでにスティーブ・ジョブズからまなんだことXiaomi の物まねデザインについての発言は取り上げられている。

Apple Watch に関する発言も興味深いのでここではそれを紹介する。

Jony Ive Vanity Fair Summit Interview | Business Insider

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Apple Watch のデザインについて話してください

Talk about designing the watch.

ジョニー:これまでも時計に対しては興味を持ち続けてきました。時計は最初はポケットが登場する以前にデザインされました。ですから首に掛けて使いました。それからポケットに入れる時計が出ました。17世紀には指につける時計もありました。

Jony: Always been interested in watches. At first watches were designed before pockets were invented, so they were hung around necks. Then the pocketwatch happened. There were watches worn on fingers in the 17th century.

機能上の理由から、また実用性という理由から、最終的には手首に着用するようになりました。そして100年が経ちました。手首という位置には歴史的意義があります。情報がすぐさま見れるという点で実にすばらしい場所なのです。

For reasons of function, for reasons of utility, it ended up on the wrist. And you’ll notice it stayed there for over 100 years. It has now an historical gravitas. It’s a really great place to be able to glance quickly at information.

私たちが(Apple Watch の)検討を始めたとき、手首という場所は最終的にテクノロジーを装着する場所としてとても自然に思えたのです。

When we started working on it, it seemed like a natural place for technology to end up.

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家電製品以外のものにも仕事を広げますか?

Do you see yourself moving beyond consumer electronics?

ジョニー:私は時計こそ家電製品以外のものへの第一歩と考えています。

Jony: I do see the watch as a move away from consumer electronics.

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ジョニー・アイブは Apple Watch を家電製品以外のものをデザインする最初の一歩と考えているようだ。

彼が Apple Watch を単なる新しいガジェットではなく「時計」と考えていることも明らかだ・・・

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[ハイネケンのビアサーバーをデザインした Marc Newson:Dezeen

Dezeen のインタビューで、Marc Newson がアップルについて語っているのが興味深い。

Apple’s Marc Newson designs “revolutionary” draft beer machine | Dezeen

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アップルでの役目は限られたもの

Amy Frearson:アップルで重要なお仕事に就きましたが、こういったお仕事[ハイネケンのビアサーバー]も続けられるのでしょうか?

Amy Frearson: You’ve taken on quite a major role with Apple, do you think you’ll still have time to work on these kinds of project as well?

Marc Newson:もちろんです。アップルでの役目は非常に特別なもので、自分のすべての時間を必要とするものではありませんから。だからまったく大丈夫です。私の会社は英国にありますし、私も英国をベースにしています。

Marc Newson: Yes absolutely, because my role at Apple doesn’t necessitate all of my time and that was for very specific reasons, so absolutely, my company still exists and I remain based in the UK.

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アップルでの仕事は?

Amy Frearson:アップルでどんなお仕事をしているのか教えてください?

Amy Frearson: And can you tell me what you’re working on at Apple?

Marc Newson:それは出来ません、済みません。

Marc Newson: Not really! Sorry!

Mark van Iterson[ハイネケン]:その話をしたらすぐアップルは彼をクビにするでしょう。

Mark van Iterson: They’ll fire him immediately if he does.

Marc Newson:いま始めたばかりですし・・・

Marc Newson: And I’ve only just started!

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Apple Watch のデザインも?

Amy Frearson:Apple Watch のデザインにも関係していますか?

Amy Frearson: Can you tell me if you were involved in the watch design?

Marc Newson:私はお話できないのです。

Marc Newson: Apparently I can’t.

広報担当女性:そのお答えは出来かねます。済みません。

PR Lady: Sorry we can’t answer that, sorry.

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こんなインタビューにもアップル広報が付いている。

答えない答えから答えが見えてくるようだ・・・

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tim_cook_charlie_rose_interview

An hour with Tim Cook, CEO of Apple Inc. | charlierose.com

緊張の面持ち・・・

Part 2 of Apple CEO, Tim Cook, [and industrial designer, Yves Behar] | charlierose.com

Tim Cook のアップルを知るのに最適のインタビュー、いつもながら相手の実像に迫る手際は鮮やか

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Update:渦中の2人のインタビュー》

iovine-master675

[ジョン・レノンと一緒の Jimmy Iovine:photo

30億ドルという巨額なのに、これまでのシリコンバレーの常識とは違う買収話にみんなが戸惑っている。

NY タイムズの記事が興味深い。

NYTimes.com: “Jimmy Iovine, a Master of Beats, Lends Apple a Skilled Ear” by Ben Sisario: 28 May 2014

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ジョン・レノンのお茶汲み

アップルの新しい音楽の大立て者 Jimmy Iovine[ジミー・アイオヴィーン]の経歴、はこれまでのシリコンバレーの大物たちと違ってプログラミングやコンピュータエンジニアリングの背景ではない。ニューヨーク市のレコードスタジオの床拭きやジョン・レノンのお茶汲みから始まっている。

CUPERTINO, Calif. — Apple’s new music impresario, Jimmy Iovine, didn’t start out writing code or studying computer engineering, the usual path of a Silicon Valley mogul. Instead, his career began sweeping floors at New York City recording studios and fetching tea for John Lennon.

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大きな賭け

しかしアップルは Iovine 氏の40年にわたるレコード業界での隠れた働き、流行を見つける才能、アーチストたちの信頼が、ジョブズの死後3年近くたったアップルの音楽ビジネスを活性化してくれることに大きく賭けたのだ。

But Apple is betting that Mr. Iovine’s four decades in the trenches of the recording industry, his knack for trend-spotting and his credibility with artists will help the company rejuvenate its music business nearly three years after the death of its co-founder, Steven P. Jobs.

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[How Beats Helps Apple | YouTube

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名前の読み方に注をつけるところにも、Iovine がシリコンバレーのテクノロジーの世界から異質な存在だったことが見て取れる。

ジョン・レノンの付き人的な仕事から始まって、レコード業界やタレントを熟知した Iovine の様子が語られる。

Bruce Springsteen、U2、Eminem を手がけ、いち早くラップの未来を見抜き、レディー・ガガに賭けた。

大衆マーケットの好みを察知する鋭い才能も持ち合わせる彼にアップルが大きく期待している様子も触れられている。

アップルに注入される新しい血はどのような途をたどるのだろうか・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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《Update》渦中の2人のインタビュー(5月31日)

Eddy Cue, Jimmy Iovine, Apple, Beats Music, Code Conference

[Eddy Cue and Jimmy Iovine at the Code Conference – Full Session Video

アップルの Beats 買収発表の数時間後に行なわれた Re/Code のインタビュー。

渦中の2人、Eddy Cue と Jimmy Iovine がたっぷり語る。

Eddy Cue の雄弁は予想外だが、それにも増して Jimmy Iovine が雄弁だ。

何がアップルをこの買収話に突き動かしたか — このフルセッションは見応えがある。

・すべては音楽

・音楽はサウンドだ

・キュレーションがとても大切

 アルバム作りそのものがキュレーション
 つぎに何を聴くか — それがプレイリストであり、キュレーションだ

ビデオを見ながらいつも追いかけているアップル系ニュースのことを考えていた。

John Gruber や Jim Dalrymple といった目利きが数多のニュースの中から掬い上げてくる記事の数々。これぞまさにキュレーションだ。

世界中のニュース一覧がグーグルニュースやヤフーニュースで見れることで事足りるのではない。

限られた時間の中で読むに値する記事を見つけてくることに意味がある。

それを可能にしてくれるのが優れたキュレーターでありキュレーションだ。

どうやら同じことを音楽でやっているのが Jimmy Iovine らしい。

長時間のインタビューだが、(WWDC 直前の時間を割いて)このフルセッションを見る価値は十分にある。

アップルが目指しているものを知るうえでも・・・

[via The Loop

★ →[ビデオを見る:Re/Code

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追記:Marco Arment の感想

Re/Code のインタビュービデオを見た Marco Arment が次のようにコメントしている。

Marco.org: “Full video of Eddy Cue and Jimmy Iovine at Re/code” by Marco Arment: 30 May 2014

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カリスマ

自分は Jimmy Iovine のことをこれまでよく知らなかった。しかしアップルにとって彼を獲得することがカネにかえられないことがよく分かった。

I wasn’t familiar with Jimmy Iovine before, but I’m convinced that getting him to Apple was worth any price.

これを見て 2011 年以来アップルの公式の顔やイベントに欠けていたものが確信できた。それはカリスマだ。

Seeing this has made me realize what Apple’s public face and events have been sorely lacking since 2011: charisma.

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同感するところが大きい・・・

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masayoshi-son-with-charlie-rose

[Charlie Rose と孫正義氏:photo

孫正義氏が Sprint の買収に手を挙げたとき、正直言ってその真意がよく分からなかった。

米国テレビネットワークに実質初デビューした Charlie Rose のインタビューから、Sprint や T-Mobile 買収の動きの背景にある考え方が見えてくる。

このインタビューが刺激的なのは iPhone の日本独占販売権の話だけではない。ソフトバンクの対米戦略が見えてくる点が興味深いのだと思う。

Businessweek: “SoftBank’s Masayoshi Son on Persuading Steve Jobs, U.S. Wireless” by Charlie Rose: 13 March 2014

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iPhone の日本独占販売権

Charlie Rose:あなたは日本で最初に iPhone を提供するキャリアになりたいとスティーブ・ジョブズを説得しました。電話をかけたのですか? それとも実際に彼にと会ったのですか?

You persuaded Steve Jobs to let you be the first carrier to offer the iPhone in Japan. Did you call him up? Go see him?

前回ご紹介

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インターネットと文化の違い

Rose:世界はますますインターネットに接続されるようになっています。そのネットワークを構成する会社をあなたはたくさん所有しています。文化的な違いは関係ありますか?

The world is increasingly connected, and you own companies in many parts of it. Do differences in culture matter?

[省略]

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デジタル時代の可能性

Rose:デジタル時代の可能性が大きいと考えているのですか?

You see that much potential in the digital age?

[省略]

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米国へのメッセージ

Rose:米国のワイヤレス業界に関するどんなメッセージを米商工会議所に対して持ってきたのですか?

What’s your message to the U.S. Chamber of Commerce about the wireless industry here?

:モバイルインターネットは21世紀の最も重要なインフラです。私にはそれがハッキリ分かります。しかし米国は LTE 速度の調査では16か国中第15位です。米国が唯一勝っている国はフィリピンだけです。米国がそんなに遅れていていいのでしょうか? 米国は20世紀にはほとんどすべてのインフラ(自動車、電力、テレビ)で世界一でした。

That the mobile Internet is the most important infrastructure for the 21st century. To me it’s so clear. However, the U.S. is No. 15 [in LTE speed] in a survey of 16 countries. The only country the U.S. beat was the Philippines. So is that a good enough situation, with the U.S. lagging behind? The U.S. has been No. 1 for infrastructure for almost everything in the 20th century: the automobile, electricity, television.

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2大企業の支配

Rose:それは AT&T と Verizon が市場を支配しているからだと考えているのですか?

And you believe that’s because Verizon (VZ) and AT&T (T) dominate the market?

:そうだ。彼らはマーケットシェアの 75% 以上、法人マーケットの 80% 以上を握っています。彼らはしこたま利益を上げており、現在の状況に満足しています。それを私は非難するつもりはありません。もし私が彼らの立場なら私だってハッピーでしょう。しかしそんなに恵まれていて、真の意味での競争を仕掛ける強力な挑戦者もいないので、リラックスできるのです。業界全体の利益でいうと 90% を握っています。そんな所へ戦うこともできず、十分な規模も持たない小ちゃな2人がやってくるのです。状況は変わるべきだと自分は考えます。

Yeah. They have more than a 75 percent share of the market and more than 80 percent of the corporate market. They make a ton of money, so they’re very comfortable with where they are. And I don’t blame them. If I were in their shoes, I would be happy. But because they’re in such a happy position, without real competition from a strong challenger, they can relax. Of total industry profit, they [take in] 90 percent. So here comes two little ones who are not able to fight, without enough scale, and I think the situation needs to change.

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Sprint に加えて T-Mobile を買収できたら?

Rose:昨年買収した Sprint に加えて T-Mobile を獲得できたら、キャリアとしてどんなことが出来ますか?

If you could add T-Mobile (TMUS) to Sprint (S), which you acquired last year, what would you be able to do as a carrier?

:いいですか、私たちにはある程度のスケールメリットが、規模が必要なのです。いったんその規模に達したら、ヘビー級の3人の闘いになります。見せかけではない、真の意味での闘いがしたいのです。もし T-Mobile との合併が認められたら[?]、自分としては徹底的な価格競争を仕掛けることになるでしょう。自分はナンバーワンになりたいのです — 分かりますか? ですから世界でもっとも優れたネットワークを作るために、徹底的した価格競争とネットワーク競争をするでしょう。お話したように、米国は世界15位です。これは恥ずかしいことです。私は米国の状況を批判しているのではありません。今や自分もその責任の一端を背負っているのですから。私は世界一のネットワークを米国市民に提供したいのです。

Look, we need a certain scale, but once we have enough, it’s a three-heavyweight fight. I’d like to have a real fight, not a pseudo fight. And if I can’t have a real fight, I’ll go in for a massive price war. I want to be No. 1, right? So I would go for price competition very aggressively and network competition to create the world’s best network. As I told you, the U.S. is No. 15. I’m ashamed of that. I’m not here to criticize the U.S. situation. I’m here to say I now own part of the responsibility, and I would like to provide U.S. citizens with the world’s No. 1 network.

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コンテンツにも手を出す?

Rose:あなたが世界最大のキャリアを作りたい、そしてコンテンツプロバイダーになりたいと望んでいるというのは本当ですか?

Is it true that you want to build the world’s biggest carrier and then become a content provider, too?

:コンテンツも、アプリケーションも、それはプラットフォームの上に実る果実であり、咲く花なのです。私たちはインフラを提供し、果実や花を育てる手伝いをしたいのです。ですから、John Malone のケーブル会社 Liberty Media のようなものです。

Content, applications—those are the fruits and flowers on the basis of the platform. So we want to provide infrastructure, and then we want to help those grow. So it’s like John Malone’s cable company, Liberty Media (LMCA).

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以上の Businessweek の要約は一部パラフレーズされたり、省略されたりしているので、直接孫氏のビデオ発言を聞くことをお勧めする。

シリコンバレーに居を構えた孫氏は「負け犬メンタリティは棄てろ」と Sprint の尻を叩いてテコ入れしている。

また先発2大キャリアに対抗するため、Sprint(業界第3位)と T-Mobile(第4位)を合併させようとしていることもよく知られている。

3月11日の米国商工会議所での講演も、ワシントンへのロビー活動の一環だろう。

そんなタイミングで孫氏が米国テレビネットワークにデビューした。

Charlie Rose のインタビューは孫氏の対米戦略を知る上でも格好の材料を与えてくれる。

孫氏特有の雄弁かつ分かりやすい語り口は一見に値する。

答えにくい、難しい質問をユーモアを交えてかわすところも大したものだ。

しかしこのインタビューはいわば米商工会議所での講演の前哨戦だった。

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[米商工会議所での孫氏:SoftBank

米商工会議所での孫氏の講演

孫氏の米商工会議所での講演[英語]のストリーミングそのものをソフトバンクのサイトで見ることができる。

The Promise of Mobile Internet in Driving American Innovation, the Economy and Education」と題するそのプレゼンテーションでは孫氏の対米戦略が明確に語られる。

しかも孫氏を紹介するのは前駐日大使 John Roos 氏という豪華さ。この講演の本気度十分だ。

インターネットの遅さというアメリカ人なら誰でも持っている不満を切り口に、随所にユーモアをちりばめて非常にアメリカ人受けのするプレゼンテーションではないかと思う。(ストレートすぎて気がかりなところもなきにしもあらずだが・・・)

日本人のプレゼンテーションという意味だけでなく、ソフトバンクの世界戦略を知るうえでもこれは見逃せないチャンスだ。

ワシントンでの孫氏の講演がどのような反響を呼ぶのかたいへん興味深いところだ・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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《追記》時間のない方のために

どうしても Charlie Rose のインタビュー全体[32 分]を見る余裕のない方のために:

今回孫氏が登場するビデオはつぎの3つだ。

1)CNBC のニュース[3 分 45 秒]
2)Charlie Rose のインタビュー[32 分]
3)米商工会議所の講演[1 時間]

いきいきとしていちばん楽しいのが2)の Charlie Rose のインタビュー。孫氏の魅力満開といったところ。

孫氏の世界戦略を知るうえでは3)の米商工会議所講演が重要。英語のプレゼンテーション資料、日本語の講演スクリプトも付いているのでありがたい。

どうしてもそれだけの時間を割けない方は、1)の CNBC ニュースだけでもぜひご覧ください。米商工会議所講演のポイントが 3 分 45 秒にまとまっている。

どれでもお好みに合わせて見ることができる。

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