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iPhone 5C が廉価版でなかったことから大方の失望を買ったが、とくに成長が見込まれる中国やインドなど新興マーケットでどのような結果が出るのか興味深いところだ。

中国に続いてインドでも動きがあるようだ・・・

BGR India: “Apple hatches aggressive sales strategy for iPhone 5S and iPhone 5C in India” by Rajat Agrawal: 14 November 2013

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インドでも iPhone 5S・iPhone 5C の積極販売策を検討中

Apple hatches aggressive sales strategy for iPhone 5S and iPhone 5C in India

BGR India が得た情報によれば、iPhone 5C ないしは iPhone 5S にアップグレードしたい既存の iPhone ユーザーに対してアップルは魅力的な下取りプランを用意するという。下取りプランの詳細は明らかにされていないが、我々が知り得たところでは iPhone 4 のときよりもっとアグレッシブなプランになるという。

BGR India has learnt that Apple will offer attractive buyback schemes for existing iPhone users if they upgraded to the iPhone 5C or iPhone 5S across its retail partners. The details of the buyback scheme haven’t been revealed yet, but going by what we have been told, these would be much more aggressive than what Apple did with the iPhone 4 earlier this year.

この下取りプランは iPhone の価格下落が他のブランドより低いことが前提になっている。古い iPhone 4 ですら同じ頃に発表されたライバルのものよりいい値で売れる。このため iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5 のユーザーが iPhone 5C ないしは iPhone 5S にアップグレードする際にはより価値があることになる。一部のストアではすでに iPhone 5C について下取りプランを提供し始めている。

The premise of the scheme is that the price erosion on iPhones is much lower than those from other brands and even an old iPhone 4 would fetch more than any other competing phone that was launched at the same time. This would ensure that existing iPhone 4, iPhone 4S and iPhone 5 users get good value for their devices to upgrade to the iPhone 5C or iPhone 5S. Some retailers have already started offering a buyback on the iPhone 5C.

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「お試しプラン」

iPhone ユーザーでないユーザーに対しては、購入前に iPhone 5C あるいは iPhone 5S を試用できる「お試しプラン」を Apple India が検討中だといわれる。詳細は未だ検討中だが、特定のストアに対してデモユニットが供与され、購入希望者に貸し出すことになるようだ。希望者は一定額を支払うことにより一定期間使用してその後ストアに返却できるという。

For non-iPhone users, Apple India is also mulling the idea of “try before you buy” where prospective buyers can try the iPhone 5C or iPhone 5S before they decide to buy it. While Apple is still working on the exact details, select stores will be given additional demo units that they can loan out to prospective buyers. Those buyers will have to pay a certain amount and they can use the phone for a predefined period before returning it to the store.

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記録的売り上げを期待

要すれば、新しい iPhone は高額だが、Apple India としては記録的売り上げを期待しているのだ。

Everything said and done, it is clear that despite the higher pricing of the new iPhones, Apple India wants to ensure it has record sales in India.

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中国最大手の China Mobile(中国移動)が iPhone を扱うようになれば春節に向けて中国市場も大きく動くだろう。

あわせてインドからも販売攻勢の動きが聞こえてきたことは興味深い。

新興市場に対するアップルの攻勢はいよいよ本格化するか・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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[China Mobile(中国移動)]

中国最大のモバイルキャリア China Mobile(中国移動)から iPhone が発売されるのもいよいよ目前に迫ったようだ。

7億人超のユーザーを抱えるといわれる China Mobile から iPhone が発売されれば、これまで手つかずだったマーケットの門戸が一挙に開放されることになる。

Forbes: “Apple Nears China Mobile Deal As 4G Launch Approaches” by Trefis Team: 26 November 2013

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China Mobile、12月18日に新規モバイルサービス開始か

China Mobile(中国移動)は最近の広告で新しいブランドのモバイルサービスを来月から開始すると謳っている。このため iPhone についての交渉が近々成立するのではないかとの観測が行われている。先週同社は12月18日に広州で開催される「世界パートナーカンファレンス」で新しいサービスを発表することを明らかにしている。

China Mobile’s recent advertisement touting the launch of a new brand for mobile services next month has fueled fresh speculation about an imminent iPhone deal. The carrier announced late last week that it will introduce a new service at its 4G global partners conference in Guangzhou on December 18. […]

アップルにとってみれば、これまで iPhone 販売助成金がなかったため手つかずだった China Mobile の7億5千万人という巨大な契約者ベースの門戸が開放されることになる。China Mobile の 3G TD-SCDMA ネットワークと互換性がないという点は別にしても、iPhone 契約が非常に高くつく — 巨額の販売助成金をキャリアが負担して一般ユーザーの手に届きやすくする必要がある — ことが最近両社の交渉が行き詰まった理由のようだ。Qualcomm から最近出たベースバンドチップセットは、China Mobile の 3G ネットワークだけでなく今後の TD-LTE ネットワークへのアクセスも可能にするが、これによってアップルは China Mobile との互換性をもった iPhone を作るという技術的チャレンジを克服できるのだ。しかしながら、アップルが新興市場に向けて 400 ドル以下の iPhone を投入するかどうか、あるいは China Mobile との交渉を成功させるため販売助成金ないしは別の形でこれまでに例を見ない譲歩をするかどうか大変興味深いところだ。

As for Apple, a deal with China Mobile opens up a huge subscriber base of 750 million that has largely remained untapped in the absence of iPhone subsidies. Apart from the incompatibility issues with China Mobile’s 3G TD-SCDMA network, it is likely that the expensive nature of an iPhone contract – which entails huge carrier subsidies to make the smartphone affordable for the average consumer – has been a sticking point in recent negotiations. Qualcomm’s recent launch of baseband chipsets that enable access to not only China Mobile’s 3G network but also its upcoming TD-LTE network allows Apple to overcome the technological challenge and launch a China Mobile-compatible iPhone. However, it will be interesting to see if Apple launches a sub-$400 iPhone for the emerging markets, or sets an unlikely precedent by offering a concession either in subsidies or any other form to land the China Mobile deal.

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一方、9月に新 iPhone が発表された際、China Mobile(中国移動)との交渉でアップルは「中国のキャリアに販売助成金を負担させることに失敗した」のではないかという見方もあった。

iPhone 5S/5C の中国での販売価格が思ったほど安くなかったことからの推測だ。

Blogos: “中国でのiPhone価格から想像できること” by 大西宏: 13 September 2013

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China Mobile(中国移動)に販売助成金を負担させることに失敗した?

では中国でなにが起こったのでしょうか。中国のキャリアに販売助成金を負担させることに失敗したのではないでしょうか。中国ではSIMカードと携帯電話本体を別々に購入するのが主流です。それでは2年間の縛りを前提とした価格は打ちだせません。そんなビジネスの仕組みを変えることができなかったのではないかと想像しています。

iPhone5Cであれ、iPhone5Sであれ、中国で売れる価格にするためには、中国のキャリアが2年間なりの縛りという方式を取り入れ、販売助成金を出して価格を下げるか、アップルがキャリアへの販売価格を思い切って下げるしか選択肢はありません。

今回のアップルのアジア戦略の目玉は、日本でのドコモの取り扱い開始と、中国最大のキャリア、中国移動通信から販売することだったはずでした。中国でiPhoneのシェアを伸ばそうとすれば、携帯電話の契約者数がなんと7億人を超えている、世界最大規模の中国移動通信との契約がなければ厳しいはずです。

その中国移動通信から売りだされるという発表がなかったのです。想像ですが、中国移動通信での販売方式や価格でまだ折り合いがついていないということではないでしょうか。アップルの中国戦略が成功するかどうかは、中国移動通信が鍵を握っており、焦点はアップルが中国移動通信との契約に成功するかどうか、また契約時にiPhoneが売れる価格にできるかどうかでしょう。

もしかすると中国市場については第二弾のサプライズがあるか、もう契約交渉に失敗してしまっていて、サプライズはないかのいずれかだと思います。

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アップル中国のサイトを見ると、iPhone 5S は:

中国第2の China Unicom(中国聯通) — モデル A1528
中国第3の China Telecom(中国電信) — モデル A1533

の2モデルがあって、キャリア契約無しの価格(いずれも 16GB で 5288 元)だけが表示されていることに気づく。

そもそもロック解除された SIM フリーモデルしか売られていないということなのだろうか・・・

新たな発表でこれに最大手の China Mobile(中国移動)が加わるのだろう。

中国工業情報省電気通信設備認証センターが China Mobile の通信ネットワークを利用するのに必要な免許をアップルに与えたのは iPhone 5S/5C が発表される直前だった。

今の時期に SIM フリー iPhone が発売されたのは決して偶然ではない気がする。

China Mobile が iPhone を発売する準備が整ったからこそ中国以外の国でも SIM フリー iPhone が発売されたのではないか・・・

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[中国とインドでは高くても売れる?:Mobile Unlocked

改めて Mobile Unlocked の調査[上図]を見直すとなかなか興味深い。

もともとは同じ iPhone を買うとしたらどの国が高くつかという地図なのだが、視点を変えてみると、高い iPhone でも買うひとがいるのはどの国かという地図でもある。

新興市場の中国とインドがそんな国として群を抜いているワケだ。

SIM フリー iPhone の発売はアップルがいよいよ新興市場へ攻勢をかける準備が整ったことの証しではないのか。

じつは今回の SIM フリー iPhone は中国が狙い目で、日本はメじゃなかったりして・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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