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Archive for the ‘特許’ Category

Hublot_Unico_Magic_Gold

アップルには18Kゴールドの金の含有量を半分にできる特許があると聞いたときは目を剥いたが、アップルだけではないようだ・・・

Hublot Magic Gold | Daring Fireball

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ウブロ(Hublot)のマジックゴールド

セラミックを配合して18カラットゴールドの強度を高める冶金(やきん)の世界に乗り出したのはアップルが初めてではない。こちらのウブロ(Hublot)のビデオがそのプロセスを解説している。

Apple isn’t the first watchmaker to expand into custom metallurgy to produce hardened ceramic-blend 18-karat gold. Here’s a video from Hublot explaining their process.

ウブロの金時計はアマゾンで2万ドルから5万ドルで売られている。

Hublot gold watches sell for $20-50,000 on Amazon.

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そうなんだ・・・

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PATENTS1x299

死せる孔明生ける仲達を走らす・・・

Steve Jobs Still Wins Plenty of Patents | MIT Technology Review

Even as Jobs became ill, Apple’s lawyers kept filing patents in his name every few days, including one for a variation of the Mac’s scrolling toolbar on October 4, 2011, the day before he passed away.

And Jobs’s name is still getting added to new patents, some of which offer a window on his personal interests, like a 260-foot super yacht, Venus, that he commissioned and helped design.

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[グーグルとアップルの両首脳:photo

ロイターの独占スクープだ。

Reuters: “Exclusive: Google, Apple CEOs in secret patent talks” by Alexei Oreskovic and Poornima Gupta: 30 August 2012[日本語

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グーグルとアップルが秘密会談

グーグルの CEO Larry Page とアップルの CEO Tim Cook は、広範な範囲の知的財産権に関する事項について舞台裏で会合を持っており、それには両社間のモバイル特許紛争も含まれていると、この件に詳しい情報筋が語った。

(Reuters) – Google Inc Chief Executive Larry Page and Applehave been conducting behind-the-scenes talks about a range of intellectual property matters, including the mobile patent disputes between the companies, people familiar with the matter said.

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トップだけでなく下級レベルでも

この情報筋によれば、先週2人のトップは電話会談をしたという。両社の間では下級幹部レベルの討議も進行中だそうだ。

The two executives had a phone conversation last week, the sources said. Discussions involving lower-level officials of the two companies are also ongoing.

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今週金曜日にも

この情報筋は、特定の日取りは決めなかったものの、Page と Cook が翌週以降も話し合うはずだったと明かした。今週金曜日も会合が予定されていたが、理由は明らかでないが延期されと情報筋のひとりがロイターに明かした。

Page and Cook are expected to talk again in the coming weeks, though no firm date has been set, the sources said on Thursday. One of the sources told Reuters that a meeting had been scheduled for this Friday, but had been delayed for reasons that were unclear.

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ハイレベルのホットライン

アップルがサムスンに対する特許訴訟で大勝をおさめたことのもたらす影響に備えて、両社はハイレベルで常時コミュニケーションがとれるようにしているワケだ。サムスンはグーグルの Android ソフトウェアを使用している。

The two companies are keeping lines of communication open at a high level against the backdrop of Apple’s legal victory in a patent infringement case against Samsung, which uses Google’s Android software.

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停戦協定も視野に

予想されるひとつのシナリオは、グーグルの Android モバイルソフトウェアの基本的機能に関する紛争について停戦協定を結ぶことだと情報筋のひとりはいう。しかし Page と Cook の2人が、急増するモバイルコンピューティング分野を主とする両社間の様々な紛争について広く解決を図ろうとしているのか、それともより限定された分野に絞ろうとしているのかは不明だ。

One possible scenario under consideration could be a truce involving disputes over basic features and functions in Google’s Android mobile software, one source said. But it was unclear whether Page and Cook were discussing a broad settlement of the various disputes between the two companies, most of which involve the burgeoning mobile computing area, or are focused on a more limited set of issues.

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話し合いは継続

先週の Page と Cook の両者会談は正式合意には至らなかったが、話し合いは継続することで合意を見たと情報筋のひとりはいう。

The conversation between Page and Cook last week did not result in any formal agreement, but the two executives agreed to continue talking, according to one source.

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多くのひとがアップル対サムスン裁判はアップル対グーグルの「代理戦争」(proxy war)とみなし、「サムスンの次はグーグルだ」と考えたわけだが、事態は着実にそちらへ向かっているようだ。

冷戦時代の米ソ首脳間のホットラインを思い浮かべた・・・

★ →[原文を見る:Original Text]

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Update:アップルの真の狙いは何か》

[アップルとグーグルの愛憎劇:image

「次はグーグルだ」と Jim Dalrymple がいっている。

The Loop: “Thermonuclear” by Jim Dalrymple: 27 August 2012

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いうほどでもなかった

サムスンに対するアップルの勝利は「核戦争も辞さない」というほどのものではなかったというコメントがウェブのあちこちで見られる。重要な点を忘れてはならない。Steve Jobs がいったのはサムスンではなく、グーグルのことだったのだから・・・

I’ve seen a number of comments around the Internet about how Apple didn’t exactly go “Thermonuclear” in its win against Samsung. There’s an important point to remember — Steve Jobs wasn’t talking about Samsung, he was talking about Google.

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「核戦争も辞さない」発言

Walter Isaacson の公認伝記本で Jobs はグーグルの Eric Schmidt と会ったことを回想している

In Walter Isaacson’s book Jobs recalled a meeting he had with then Google CEO Eric Schmidt.

「この不正を正すためなら、もし必要なら自分が最後の息を引き取るまで、さらにアップルの 400 億ドルの貯金すべてをはたいても、この不正を正すのに使うつもりだ」と Jobs はいう。「Android は潰してやる。それは盗品なのだ。この件に関しては核戦争になってもやるつもりだ。」

“I will spend my last dying breath if I need to, and I will spend every penny of Apple’s $40 billion in the bank, to right this wrong,” Jobs said. “I’m going to destroy Android, because it’s a stolen product. I’m willing to go thermonuclear war on this.”

「カネが欲しいんじゃない。50 億ドル積んだって要らない。カネならたっぷりある。Android で我々のアイデアを使うのをやめること、それが望むすべてだ。」

“I don’t want your money. If you offer me $5 billion, I won’t want it. I’ve got plenty of money. I want you to stop using our ideas in Android, that’s all I want.”

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幕開けにすぎない

サムスンの模倣が余りにも目に余ったので、いちばんの標的にされたのであり、アップルの特許訴訟の先例となったのだ。これは核戦争の幕開けにすぎない。

Because it was so blatant in its copying, Samsung was the most obvious target and allowed Apple to set precedent for its patents. That was the precursor to going thermonuclear.

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Android とは無関係か

グーグルは今回の評決について心配していないという。なぜなら「特許の大部分は Android OS のコア部分とは無関係だからだ。」しかしながら、Seth Weintraub が指摘するように、特許のいくつかは直接グーグルに関係している。例えばラバーバンド効果(rubber band effect)がそうだ。

Google says its not worried about the verdict because “most of these [patents] don’t relate to the core Android operating system.” However, as Seth Weintraub points out, some of the patents relate directly to Google, like the rubber band effect.

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怖れよ、グーグル

Steve Jobs のいった核戦争が近づきつつあることをグーグルは危惧すべきなのだ。

Google should be worried. Steve Jobs’ thermonuclear promise is coming.

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この投稿に対するコメントもなかなかオモシロい。

なお John Gruber も、つぎのようにコメントしている。

Daring Fireball: “Thermonuclear” by John Gruber: 27 August 2012

グーグルが標的だ

アップルがサムスンに勝利したことで Android 訴訟は終わるだろうか、それともこれが始まりだろうか? — より大きな可能性としていえることはグーグルが標的だということだ。

Is Apple’s victory over Samsung the end of its Android litigation, or the beginning? The bigger potential target: Google.

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2人のギークの直感が指し示す方向が一致していることがとても興味深い・・・

★ →[原文を見る:Jim Dalrymple
★ →[原文を見る:John Gruber

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《Update》アップルの真の狙いは何か(8月31日)

$1B Is Nice, But Samsung Is Not Apple’s Real Target: Video | Bloomberg]

今回の裁判の真の狙いを解説するブルームバーグのビデオ。

アップルの狙いはグーグルだと明言している。

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Update:サムスンが見落としたもの》

[iPhone をパクるサムスン:image

アップル対サムスンの裁判は、アップルが完勝したと Nilay Patel[The Verge]が総括している。

The Verge: “Apple decisively wins Samsung trial: what it means” by Nilay Patel: 24 August 2012

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アップルの完勝

これはアップルにとって圧倒的で決定的な勝利だという以外に言いようがない。

There is no way to interpret this as anything but a sweeping, definitive victory for Apple.

アップルは陪審員に対して、iPhone は5年の歳月を費やした革命なのに、それをサムスンはたったの3か月でコピーしたのだと言い続けてきた。そして陪審員はそれにハッキリと同意した。特に重要なのは、既知の技術(prior art)にすぎないというサムスンの説得にも関わらず、アップルのすべての特許は有効だとした点だ。

The company spent most of the past month telling the jury that the iPhone was a revolution five years in the making, and that Samsung had taken just three months to copy it, without bearing any of the costs or risks involved. The jury clearly agreed — and most importantly, the jury agreed that all of Apple’s patents are valid, even after Samsung spent hours trying to demonstrate prior art.

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ライセンス料を払っていれば

裁判の初めのころ、アップルがサムスンにライセンス料の支払いを持ちかけた話があった。

スマートフォン1台当たり 30 ドル、タブレット1台当たり 40 ドルをクロスライセンス料として支払えというものだ。

それを払っていれば2億5千万ドルで済んだとアップルは試算している。

その話を蹴って裁判に持ち込んだので、アップルが請求した損害賠償額は25億ドルになった。

今回は故意(willful)の侵害が認められて10億ドルの賠償支払いを命ずる評決となった。(裁判官がトリプルダメージを認めれば3倍の賠償額になる可能性もある。)

巨額の訴訟費用を別にしても、サムスンの完敗といわざるを得ないだろう。

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陪審員の心をつかむ

アップルのすべてを盗むだろうと思った」という Phil Schiller の証言に対して抱いた「アップルメディアイベントでの大勝負のプレゼンテーションに比べれば、陪審員に語りかけるのは彼にとってたやすい技のように見えた」という印象は正しかった。Schiller はやすやすと陪審員の心をつかんだのだ。

双方の弁護団がこれでもかと繰り出す法廷戦術や、Lucy Koh 裁判官の辟易した発言はメディアの格好のネタになったが、それも陪審員の心証を左右する大きな一因だったのではないか。

陪審員の代表はつぎのように発言している。

Reuters: “Jury didn’t want to let Samsung off easy in Apple trial: foreman” by Dan Levine: 25 August 2012

無条件のお墨付き

「私たちは、特定の企業が — いかなる名前の企業であれ — 他人の知的財産権を侵害することに無条件のお墨付き(carte blanche)を与えようとは思わなかったのです」と Hogan は評決の翌日語っている。

“We didn’t want to give carte blanche to a company, by any name, to infringe someone else’s intellectual property,” Hogan told Reuters a day after the verdict.

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シロウト判断

特許訴訟といえば、テキサスの法廷で行なわれることが多く、内容自体もシロウトには分かりにくく、法律に精通したもの以外には解説さえできないというのが相場だった。

結局はカネで相殺する(クロスライセンシング)のがオチで、利するのは法律屋とパテントトロールだけ・・・

アップルのお膝元で行なわれた今回の裁判は、じかにユーザー心理に訴えたアップルの作戦勝ちだったように思える。

その意味で、シロウト判断が大きな役割を果たしたように見える今回の裁判は、特許訴訟に新たな一石を投じたのではないか。

アメリカの特許制度の影の部分が図らずも白日の元に曝されたともいえそうだ。

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2010 年の報告書

筆者として今回の裁判でいちばんひっかかったのは、裁判の初期のころ明らかになった 132 ページをこえるサムスンの内部資料だった。アップルが証拠として採用させることに成功した 2010 年の報告書で、iPhone と Galaxy(コード名 S1)の相違を徹底比較し、何を為すべきかの指針を添えたものだ。

これを見たときの第一印象は、事の当否はともかく、これって業界ならどこでもやっていることではないのかと思ったのを覚えている。

サムスンの発言もそれを裏付けている。

AllThingsD: “Samsung 2010 Report: Make Galaxy More Like the iPhone” by John Paczkowski and Ina Fried: 07 August 2012

日常的に行なっている

サムスンにコメントを求めたところ、同社代表は AllThingsD に対し、この書類は一見不利な証拠に見えるかもしれないがそうではないのだと答えた。「サムスンはライバル企業の評価テストを数多く行なっています。事実、これは、多くの業界で多数の企業 — アップルを含む — が日常的に行なっている典型的な競争力の評価テストなのです。」

Reached for comment, a Samsung representative told AllThingsD that this document isn’t nearly as damning as it might appear: “Samsung benchmarks many peer companies,” the rep said. “In fact, these are typical competitive analyses routinely undertaken by many companies in many industries – including Apple.”

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「look and feel」

今回の裁判は「look and feel」訴訟の範疇に入るのではないかと思われる。

かつてアップルは Mac OS の「look and feel」が Windows OS によって違法にコピーされたとマイクロソフトを訴えたことがある。

David Pogue が Windows Vista と Mac OS X の類似性に着目して書いた記事がとても興味深い。マイクロソフト内部のソフト開発事情を彷彿とさせる場面(「レッドモンドのコピーマシン」)に触れているからだ。

結局はアップルがマイクロソフトにライセンスする形で解決を見た。

「look and feel」が似ていても構わないという風潮はこのころに根ざすのではないかという気がする。

今回アップルが完勝したのは画期的なことだろう。

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業界の慣行?

今やどの IT 分野もライバルが拮抗し合う世界だ。

強力なライバルが出たら、徹底分析して研究するのは誰でもやることではないのか。

ガジェットファンなら誰でも知っている新製品のバラシ — それって業界慣行の表われではないのか。

詳細写真とパーツ番号まで添えた iFixit のバラシ、それぞれのパーツの部品価格がいくらになるかは iSuppli に聞けば分かる。

これこれのパーツをこうやって組み立てれば、誰だっていくらいくらで出来ますよといっているのも同然ではないか。

まさに業界の体質そのものに深く根ざした慣行ではないのかという気がする。

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リバースエンジニアリング

かつて日経エレクトロニクス分解班が MacBook Air を分解したレポート(【MacBook Air分解その5】外は無駄なし,中身は無駄だらけ)で物議をかもしたことがあった。彼我のデザイン哲学の差を問うたことから内外で大きな反響を呼んだ。

これだってデザイン哲学という宗教戦争に持ち込まなければ、徹底分析のひとつとしてすんなりと受け入れられたのかもしれない。

徹底的にバラし、とことん研究することに「リバースエンジニアリング」という立派な名称が与えられていることにも、業界周知の慣行であることが窺われる。

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裁判がもたらすもの

このあとも、法廷劇の第2幕として上訴もあれば販売差し止め請求もあるだろう。米国以外での裁判も進行中だ。

しかしいずれはライセンス料を支払わない限り、類似のデザインが認められなくなることは目に見えている。

その影響は類似の Android 製品を作るライバルメーカーだけでなく、マイクロソフトなどの対抗製品にも及んでくるだろう。

今後の商品開発には、開発者もデザイナーも、性能評価テストだけでなく、どこぞの特許を侵害していないかと常にチェックせざるを得なくなる。

今回の裁判結果がもたらす影響は想像を絶するように思われる。

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長い長い裁判は、これまたある意味でアメリカ的で、直感的な終わり方をした。

これまで法廷ドラマの一挙手一投足にふりまわされていたメディアも、これからは腰を据えてその意味するところを読み解くことになるだろう。

法廷劇をどう報じるか — メディアのあり方という意味でも、読者にとって大変参考になる出来事であった・・・

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《Update》サムスンが見落としたもの(8月28日)

[”Boy have we patented it” | YouTube

iPhone 発表のときのキーノートの肝心の部分をサムスンが見落としたため、今回の敗因につながったのではないかと Dalrymple はいう。

Steve Jobs: Boy have we patented it.

ジョブズ:「なんと、(ぜんぶこの)特許を取っちゃったんだよ。」

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訴訟の話は込み入っていてよく分からない。特許が絡むとなおさらそうだ。

FOSS Patents のような優れたサイトがあっても、長過ぎて読み通すのが大変で、たいてい途中でギブアップしてしまう。

そんな中でつぎの Infographic は大変よくてきているように思える。

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Apple vs Samsung
[Via: Online MBA Guide

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これまでの関連記事をいくつか・・・

特許のイバラ(Patent Thicket) | maclalala:link
透けて見えるサムスンの本音 | maclalala2
いよいよ日本でもアップルとサムスンの訴訟合戦 | maclalala:link
アップル・サムスン特許訴訟の泥仕合 | maclalala:link
後追いの日本企業は新製品を出すのも半周遅れ | maclalala:link
サムスン製タブレットはここまで出来る・・・ | maclalala2

★ →[原文を見る:Original Text

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[特許クロスライセンス契約:image

なぜサムスンはタダのはずの Android OS のライセンス料をマイクロソフトに支払うことにしたのか?

二つの文章がある。いずれもグーグルが当てにならないからというものだ。

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A:(サムスンが語った?)

「もしグーグルの Motorola Mobility 買収が Android エコシステム全体にとって有益であるとサムスンが本当に信じたのであれば、買収交渉が確定するまでマイクロソフトとライセンス契約を結ぶのを待っただろう」とサムスンの高官は語った。

“If Samsung truly believed that Google’s takeover of Motorola Mobility was going to be helpful to the entire Android eco-system at large, it would have waited until that deal was closed before concluding the license agreement with Microsoft,” said a Samsung official.

サムスンはグーグルが当てにならないことを知っている。だから Android の知的所有権の問題を自ら解決する決心をしたのだ。

“Samsung knows it can’t rely on Google. We’ve decided to address Android IP issues on our own.”

The Korea Times. : “Samsung forms alliance with MS against Apple” by Kim Yoo-chul: 29 September 2011

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B:(そうではないかと推測される?)

もしグーグルの Motorola Mobility 買収が全体として Android エコシステムに有益であるとサムスンが本当に信じたのであれば、サムスンは買収交渉が確定するまで、マイクロソフトとライセンス契約を結ぶのを待ったことだろう。しかしサムスンはグーグルが当てにならないことを多分知っているのだ。だから Android の知的所有権の問題を自ら解決する決心をしたのだ。

If Samsung truly believed that Google’s acquisition of Motorola Mobility was going to be helpful to the Android ecosystem at large, it would have waited until that deal is closed before concluding the license agreement with Microsoft. But Samsung probably knows it can’t rely on Google. It decided to address Android’s intellectual property issues on its own.

FOSS Patents: “Samsung takes Android patent license from Microsoft rather than wait for Motorola” by Florian Mueller: 28 September 2011

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言い回しまでほとんど同じ二つの文章は、サムスン高官の語ったことば(A)なのか、それとも外部からそう見えたのか(B)という違いがあるだけだ。

前者(A)は The Korea Times[韓国日報]の記事。マイクロソフトとのクロスライセンス契約に議論が沸騰しているときだったので、サムスン高官発言の韓国紙報道として直ちに各方面で取り上げられた。(The Next WebGigaOmSlashGearAndroid Community

それに対して後者(B)は、特許権問題について鋭い切り口を見せる Florian Mueller[FOSS Patents]がその前日書いたもの。

酷似している二つの文章に気付いた John Gruber が、盗作ではないかと疑って直接質問した。それに対する Mueller の回答は次のとおり。

Daring Fireball: “Not So Fast on That ‘Samsung Official’” by John Gruber: 30 September 2011

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「サムスン高官」とまでは・・・

韓国日報の記者に厳しく当たりたくはない。アジアと西欧諸国の言語の違いは大変大きなものだ。私自身はロシア語を含めヨーロッパのことばなら数か国語を話せる。アジアの言語とヨーロッパの言語の違いを比べて批判するのはぞうさないことだ。だから私はブログで取り上げたり、Twitter で批判したりはしない。私が投稿内容を彼にメールで送ったのは事実だ。私はよくそうする。ある話題を取り上げているときレポーターならよくやることだ。しかし私のメールでは、私が「サムスンの高官」であるとまではいっていない・・・

I wouldn’t be too harsh on the Korea Times reporter. Language barriers between Asian and Western languages are a huge challenge. I speak several European languages, including that I learned Russian, but all of that is child’s play compared to the differences between Asian and European languages. That’s why I didn’t blog or tweet to criticize him. I had emailed him my post, which I often do when I believe a reporter is working on a topic at the given time, but my email obviously didn’t suggest that I’m a Samsung official…

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この回答をふまえて Gruber はつぎのようにいう。

訂正すべきだった

Mueller が Yoo-chul に投稿内容をメールしたことを考えれば、「サムスン高官」の発言としたことは盗作ではなくうっかりミスだったのかもしれない。「私の投稿にご興味があるかもしれないので」という文言をつけて誰かから送られてきたものを、盗作なんか誰がするだろうか。しかし結果的に大きな注目を集めたことを考えると、ソースの訂正はあって然るべきだったのではないか・・・

Considering that Mueller emailed Yoo-chul with his post, I agree that the attribution of these remarks to “a Samsung official” was probably an honest mistake, not plagiarism. Who would plagiarize from someone who emailed them with a “Hey, you might be interested in this piece I wrote” pointer. But given how much attention the remarks have gotten, the sourcing deserves to be corrected.

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サムスンの本音か

こういってもさして役に立たないかもしれないが、Mueller の分析はまさしく正鵠を射たものだと思う。サムスンがこの引用を否定しなかったことは大変興味深い。これこそまさにサムスンの高官が考えていることではないかというのが私の推測だ。だからそのままにしておこうとしているのだと思う。

For what it’s worth, I think Mueller’s analysis is spot-on, and I find it interesting that Samsung hasn’t disavowed the quote. My guess is that this is exactly what Samsung officials really do think, and so they’re willing to let it stand.

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インターネットに載ったものは、誰かが何処かで必ず見ているということだろう。

Mueller の分析自体は大変興味深いのでいずれまた・・・

★ →[原文を見る:Original Text

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