[Mark Gurman:photo]
このところ目覚ましい活躍を見せる Mark Gurman が John Gruber のポッドキャストに登場した。
Daring Fireball: “This Week on The Talk Show: Mark Gurman” by John Gruber: 22 April 2014
新進気鋭の若手が大ベテランに声をかけられた形だ。
久しぶりにオモシロくて、夜明けのベッドの中でみっちり聞いてしまった。
話題の中心は、Greg Christie の引退をめぐる Gurman のスクープ。
併せてアップル報道のあり方やウワサの取り上げ方にも及ぶ。
ウラ取りが出来ない、セカンドソースの取れないものは記事にしないという Gurman の姿勢が的中率の高さにつながるのだろう。
何よりもソースとの信頼関係を大切にし、出所の分からないネタには手を出さないという。
「見知らぬひとからの美味しそうなサンドイッチが玄関においてあっても誰が手を出すだろうか」という比喩がオモシロかった。
直接取材に出歩くことはしないが、様々な手段があるので取材できるという。
高校生のプロとして登場した Gurman も、今やミシガン大の2年生になった。
学業の傍らプロとして 9to5Mac に記事を書くというのだから何ともスゴい。
伝説的な「Think Secret」のハーバード大生を Gruber が引き合いに出すのも宜(むべ)なるかな。
当然アップルの最近のウワサについても触れる。
3つだけ。
・OS X 10.10 の製品名
Yosemite(ヨセミテ)というのはいい名前だ[Gruber]
・iWatch/ウェアラブル
まだ時間がかかりそう[Gurman]
・新しいカテゴリー製品
– Tim Cook の発言にも関わらず今の時期になってもまだ音沙汰無し
– ラップトップ以上の何かが出てもおかしくない[Gruber]
– 何かまずいことが起きたのでは[Gurman]
アップルのニュースやウワサを追いかけるひとにとってはなかなか興味深く、参考になる話が多い。
全体を通して聞かれるとオモシロいと思う。
個人的にとくに興味があったのは、ウラ取りの出来ない話は記事にしないという点。
見るからにオイシそうな話で、飛びついて失敗したことが何回かある。
レポーターと異なり読者に過ぎない筆者としては、自分の足で取材することなどできないから、複数の記事で確認できないかぎり自分のブログには取り上げないよう努力している。
Gruber と Gurman の話はブロガーにとっても大変参考になる・・・
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