11月1日の発売日を前に、iPad Air のレビューが一斉に公開された。10月イベントの際レビュー用機材を貸与されたライターたちによるものだ。
中でも注目を引いたのが John Gruber のレビュー。
なにせ Air か Mini か、どちらを選べばいいか難しい選択だといっていたからだ。
最終的に彼が選んだのは・・・
Daring Fireball: “The iPad Air” by John Gruber: 29 October 2013
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きわどい差
もっぱら iPad をウェブブラウジングやツィッター、Eメール、読書に使っている自分としては、大きなディスプレイの Air にはあまり魅力を感じない。しばらく待って自分用には新しい iPad Mini を買おうと思う。それにしてもきわどい差だが・・・
For me, personally, with my primary uses of the iPad being reading web pages, Twitter, email, and books,2 the larger display of the Air doesn’t have as much appeal. I think I’m going to hold out and buy a new iPad Mini for myself. But it’s a damn close call.
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Marco Arment もまた Gruber がどちらを選ぶか注目していたひとりだった。
Marco.org: “Daring Fireball: The iPad Air” by Marco Arment: 31 October 2013
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知りたかったのはこれ
このレビューはもう読んだと思うけれど、
Speaking of reviews that you’ve all read already:
しばらく待って自分用には新しい iPad Mini を買おうと思う。それにしてもきわどい差だが・・・
I think I’m going to hold out and buy a new iPad Mini for myself. But it’s a damn close call.
知りたかったのはこれだ。(レビューの選外佳作はこちら。)
That’s what I needed to know. (Honorable mention.)
それはそうとして、ウチの奥さんは大きなスクリーンがビデオ鑑賞に適した Air を買うといっている。だから Mini を手に入れるまで数週間は使ってみて様子を見れるだろう。
That said, my wife is getting an Air because of its larger screen for video-watching. We’ll probably have it for at least a few weeks before I can get a Mini, so I’ll have some time to play with it.
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この夏2か月ほど Mini だけの生活をした。
ウェブサーフィンには十分だが、文章作業にはまだまだというのが正直な感想だった。
結局 Mini は孫娘に取り上げられ、ゲームや動画用になった。
文字入力で苦労したので、大きいサイズの Air には興味があった。
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折角なので、例の近くの量販店に実物を見に行った。
夕方であまり人影はない。キャリアのコーナーにはほとんどひとがいない。
アップルコーナーには4台の iPad が展示中。うち1台が Air だ。
いちばん気になる重さだが・・・盗難防止用のロックで重さ(軽さ)が分からない。
Mini と比べてみると、大きな画面はやっぱり快適だ。
そのうち親子連れがやってきた。
小学上級生とおぼしき女の子が、「どれが新しい iPad?」、「これだよ。」、「重さはどう?」
店員に頼むが、盗難防止用のロックは外せない。
Air にとりついたまま、あれこれソフトをいじり始めた。
いつの間にかどの iPad にも小学生らしき男の子たちが触っている。(隣の iPod にはこれまた小学低学年の子供たち。)
仕方なく、人影のないキャリアのコーナーで Air を触る。
たしかにいい感じはするが、コレ!という決め手がいまひとつ・・・
どうしても Retina Mini と比べてみたい!
かくて、この日は模様眺めということで退散した。
[…] 発売日前には解禁されると思われるレビューで、どちらの iPad を選ぶか見ものだ・・・ […]
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Airを昨日購入しました。
自分でも呆れるのですが、これまで初代iPad、iPad3、miniと購入して来ました。
現在、初代iPad、iPad3は両親に譲っています。
miniはこれまでのiPadの概念を打ち崩したモデルだと思います。本当に軽く、小さく、それでいて大きな画面を持ち合わせている。
手に取った時に大き過ぎず、小さ過ぎず、重さを感じる事無く操作出来る。パーソナルな用途ではこれがジャストサイズなのではないかと感じています。
前置きが長くなりましたが、半日程Airを使った感想を。
先ずはケースなど付けずに使っていますが、数字以上に軽く感じます。そして薄型化の恩恵か掴み易くなっています。
処理速度の向上は自分がiPad4を飛ばしたからか、劇的で、全ての操作が遅延無く動作します。
iPhotoの様な重いアプリもサクサクです。ゲームの立ち上がりも速く、Webブラウズも快適。
楽天のお行儀の悪いサイト(1ページに延々と写真を貼りまくるアレです)も遅延無く表示出来ます。
一番期待していたディスプレイ表示は期待通り素晴らしく色味も現時点でおかしな所は有りません。薄型化の影響は無い様です。
今回購入した一番の目的、撮影した写真の閲覧には十分に応えてくれそうです。
今の所、気になる所は有りません。その上で今回の記事。Airとmini、何方かを選ぶとすれば、と言う問いですが、多分、大多数の人にとって最適なのは新miniだと考えます。miniの欠点、メモリ不足、処理能力不足、解像度不足が解消されるだろうからです。
どんなにAirが軽く、薄くなっても9.7inchと言う物理的制約から、取り回しについてはminiに劣ります。
画面の大きさはAirの最大の魅力ですが、その大画面を必須としなければ、それは欠点にもなり得ます。
自分の推測になりますが、iPadの主要用途で有る、「各種閲覧」、「書籍」.「ゲーム」に於いて新miniは最高のパフォーマンスを示すと思われます。
Airは明確な目的(自分の場合は写真閲覧)を持って選べば最適な道具となり得るでしょう。
また業務的にはAirではなければ成立しない用途も有ると考えます。
ですので、今回の記事の肝で有る、「きわどい差」と言うのは非常に共感出来る表現だと感じました。
これはAppleのモデル展開が絶妙だと言う事を示しているのでしょうか。自分はそう考えます。
そして、これから他社のタブレットがどう対抗して行くのか。とても興味が有ります。
> kuromasa さん
ご自分の体験に即した ステキなハンズオンレポート ありがとうございました
結局は iPad を何に使いたいか — それに尽きるのでしょうね
iOS7の純正アプリのUIの間延び感(iPhoneと同じレイアウト)からいったら、miniの方がまだましがもしれませんね。
[…] Gruber と並んで Dalrymple も Mini 派になったワケだ。 […]