アップルが 2013 年第4四半期(7〜9月期)の業績を発表した。
Apple、第4四半期の業績を発表 | Apple (日本) – Apple Press Info
Apple Reports Fourth Quarter Results | Apple – Press Info
* * *
iPhoneの販売台数が26%増え、過去最高の7〜9月期に
iPhone Sales Grow 26% to Establish New September Quarter Record
2013年10月28日、カリフォルニア州クパティーノ、Apple®は本日、2013年9月28日を末日とする、2013年度第4四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は375億ドル、純利益は75億ドル、希薄化後の1株当り利益は8.26ドルとなりました。前年同期は、売上高が360億ドル、純利益が82億ドル、希薄化後の1株当り利益が8.67ドルでした。売上総利益率は、前年同期の40.0%に対し、37%となりました。当四半期の米国市場以外の売上比率は60%でした。
CUPERTINO, California—October 28, 2013—Apple® today announced financial results for its fiscal 2013 fourth quarter ended September 28, 2013. The Company posted quarterly revenue of $37.5 billion and quarterly net profit of $7.5 billion, or $8.26 per diluted share. These results compare to revenue of $36 billion and net profit of $8.2 billion, or $8.67 per diluted share, in the year-ago quarter. Gross margin was 37 percent compared to 40 percent in the year-ago quarter. International sales accounted for 60 percent of the quarter’s revenue.
当社は当四半期、4〜6月期としては過去最高の3,120万台のiPhoneを販売しました。対する前年同期の販売台数は2,600万台でした。Appleはまた、当四半期中に1,460万台のiPadを販売しました。対する前年同期は1,700万台でした。当社は当四半期、380万台のMacを販売しました。対する前年同期は400万台でした。
The Company sold 33.8 million iPhones, a record for the September quarter, compared to 26.9 million in the year-ago quarter. Apple also sold 14.1 million iPads during the quarter, compared to 14 million in the year-ago quarter. The Company sold 4.6 million Macs, compared to 4.9 million in the year-ago quarter.
* * *
数字は読むひと次第でどうにでも読める。
様々なひとがさまざまな読み方をしている。
いちばん単純なのは前年同期と比べて増えたの減ったのと論じることだろう。
Benedict Evans は何もいわずに、大きな流れを図示して見せた。
Benedict Evans: “Apple Q4” by Benedict Evans: 28 October 2013
1)アップルの業績と次期見込み
2)iPhone/iPad の四半期毎の販売台数
3)iPhone/iPad の販売価格の推移
4)売上総利益率(gross margin)の推移
5)地域別売上げ
さあ、アナタはどう読む?
アップルの全てに対して肯定的、アップル以外の会社、特にandroid OSをのバカな人末を開発・販売している会社にはかなり厳しい見方をしているサイトでこのような問いかけをする意味はあるのですか?
私は決算に対して批判的な意見を書いた人達のこと批判する記事を書くためのネタ集めだと思っています。
アメリカなどの外国の記事を引用し遠回しに、最後に自分の意見を少し足してアップルを批判してる人を小バカにする記事を書く為の。
この記事の最後の一行が挑発的な言葉になっているのも、批判者を批判するための伏線だと考えてます。
アップルの決算は良かった。
その一言で済む話ではないでしょうか。
批判するのであれば引用に頼らず、管理人さん自身の考えを全て出して、もっと直接的に本心を隠さずに批判してほしいと思います。
私は、アップルの決算は悪くはないと思います。来年も順調にいくでしょう。
新製品に関しては他社の様子を高みの見物、フィードバックを自分達の製品に反映して、成功する要素を凝縮した商品を発売するでしょうから心配することもない。
これからも他社の失敗、成功に学びながら良い製品を出して行くと思うのでアップルの勢いは当分止まらないのではないでしょうか。
要するに増収減益をどう見るかだと思う。当然アップルファンボーイは記録的売り上げと喜び、ヘイターは収益低下だと嗤うが、小生はどちらかといえばこれは良くないニュースだと思う。企業というのは収益を出すのが目的であってマーケットシェアとか売り上げが目標ではない。したがって新製品を出しているのに収益が減る傾向にあるのはよくないことだ。ただ収益は年単位でみるべきであってばらつきのある四半期毎でみると見誤る。おそらく今年は通期でも昨年より多少減益なのだと思うが、けっして顧客や株主が動揺するほどのことではない。
ところで、アップルにはどんどん儲けて躍進して欲しいと思う反面、ユーザーとしてはやっぱりもっと価格が下がって欲しいという自己矛盾がある。係累に新しいMacをせがまれているのだがちょっといまは無理、古いPowerBookで我慢させている。「もっと高福祉に、でも国民の負担は軽く」みたいな勝手なハナシですが。
> gu@ さん
当ブログは 筆者が読んだ 海外の興味深い記事で 日本の読者の目に触れることが少ないものを 紹介しています
特定の考えを 主張するためのもの ではありません
Benedict Evans の記事は アップルの直近の業績について 何に注目すべきか どういう流れ(全体的展望)の中で評価すべきか ことばを使わずに「雄弁に」物語っているところが すばらしいと思います