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Archive for 2008年8月15日

Arnold Kim

Arnold Kim | Jay Paul/New York Times

アップルやマックのニュースに欠かせないのが噂系サイトだ。その筆頭が MacRumors であることは誰しも認めるだろう。

「アップルの経営陣よりアップルをよく知るブログ」(Blog knows more about Apple than Apple management does.)と 24/7 Wall St. で評されたのだからこれ以上の栄誉はあるまい。

しかし、そのブログが実は医者が片手間にやっていたサイトだと知るひとはどれくらいいるだろうか。

Silicon Alley Insider: “Nephrologist To Mac Blogger: The Unlikely Career Path Of MacRumors’ Arnold Kim” by Dan Frommer: 13 July 2008

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なんと本業は・・・

MacRumors の設立者/編集者の Arnold Kim が、昼間の仕事を辞めてフルタイムでこの噂系サイトをやると発表したとき、辞める仕事というのはプログラミングとかウェブデザインといったマックに関係ある仕事だとばかり思ったものだ。ところがとんでもない。技術ブロガーというストレスと厳しさに満ちたフルタイムの仕事をやるために彼が辞めたのは、なんとストレスと厳しさに満ちた・・・「医学」の仕事だったのだ。

When MacRumors founder/editor Arnold Kim announced he was quitting his day job to work on his Apple news site full-time, we figured he was giving up programming, or Web design, or something Mac-focused. Nope! Kim, it turns out, is taking on the stress and rigor of being a full-time tech blogger and giving up the stress and rigor of… medicine!

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Arnold Kim 自身が自分のブログにその経緯を書いている。

Normalkid:Arnold Kim: “I Quit My Job“: 01 July 2008

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趣味というかパートタイム

とんでもない話に聞こえるかもしれないが、この8年間、MacRumors は私の趣味というかパートタイムの仕事だった。普通ならとっくにフルタイムにしていたかもしれないが、私の場合は「もうひとつの」仕事のため自由が利かなかった。

As crazy as it seems, for these past 8 years, MacRumors has been a hobby or part-time job. I think most people would have made this move long before me, but the momentum of my “other” career made it difficult for me to break free.

専門は医学だった

私が MacRumors.com を始めたのは 2000 年の2月だった。当時私は医学部の最終年次、4年生だった。ウェブをかじっていたので、自分の趣味(アップル)をウェブサイトにする決心をしたのだ。私のサイトについては、その後いろんなことがあった。8年の間に、私は医学部を卒業、研修医になり、腎臓学専門の特別研究員となった。最後の2年間は実際に開業医(腎臓専門医)の仕事もした。

I started MacRumors.com in February of 2000. I was in my 4th and last year of medical school. I had been dabbling in the web for fun and decided to focus a natural interest of mine (Apple) into a website. My work on the site has since had its ups and downs. Over the next 8 years, I completed medical school, an Internal Medicine residency, a fellowship in Nephrology and even worked two years in private practice as a physician (Nephrologist).

転身する決心

その間、幸いなことに私の趣味は成功を収めたので、私の仕事をそちらに切り替えることが出来た。この数年間その傾向ははっきりしてきたのだが、それでも踏み切るには時間を要した。

During that time, I’ve been fortunate enough that my hobby has become successful enough that I am able to transition it into my career. While the trend may have been clear for past couple of years, I was slow to recognize it.

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この話はニューヨークタイムズでも取り上げるところとなった。

New York Times: “My Son, the Blogger: An M.D. Trades Medicine for Apple Rumors” by Brian Stelter: 21 July 2008

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六桁の収入

医学から転身するのがいささか尋常じゃないことは彼も認める。ドクター Kim には医者として数十万ドル[six-figure:六桁の、年収数十万ドルの]の年収があるが、ブログもまた実入りのいい仕事になってきたことに気が付いた。彼の話では、ブログも数十万ドルの実入りになるのだそうだ。

Stepping away from medicine felt somewhat strange, he admits. Dr. Kim was bringing home a six-figure income as a doctor, but he recognized that blogging was becoming more lucrative. He says the site also yields a six-figure income for him.

踏み切ったのは・・・

それでも、フルタイムの仕事にするのにはためらいがあった。医学の仕事が好きだったし、20万ドル近いカネを医学教育に投資したからだ。結局、彼は決断した。「書類上は簡単な決断だった。」それに、家で仕事をしたいという実際上の理由が彼にはあったのだ。11か月になる Penelope という女の子がいたから・・・

Still, he hesitated to make it a full-time job because he enjoyed medicine — and he had invested almost $200,000 in his education. But he finally concluded that “on paper, it was an easy decision.” He also had a practical reason for wanting the ability to work from home. Her name is Penelope, and she is 14 months old.

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かつて次から次へとアップルのスクープをものする Think Secret という噂系サイトがあった。

やっていたのが現役のハーバード大生だと知ってみんな魂消たものだ。

MacRumors はいつも欠かさずチェックするサイトだが、医大生が始めたアルバイトだと知ってほんとうにピックリだ。しかも開業医のかたわらやっていたとは・・・

どうやら頭のいいひとが本業の片手間にやるとブログは成功するものらしい。

原文を見る

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三度目の正直:ブログ再開

Hibiscus

[今朝咲いたハイビスカス]

休んでいたブログを再開することとした。

先に休載してから3か月あまりが経った。

実は休載していた間も、個人的なメモの形で非公開で続けてきた。海外のおもしろいニュースを追っかけずにはおれなかったからだ。

結局、物事を見るいろんな視点のオモシロさに取り憑かれたのではないかと思う。

新しいブログを「maclalala2:藤シローの複眼ウォッチング」とした所以だ。

どこへ漂って行くのか行方定まらぬところはこれまで同様だが、読者と共にしばしニュースの波に身を任せたいと思う。

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ひとつお願いがある。

いい記事にはいい読者が要る。

読者が共感したことを作者に知らせたい。

おもしろいと感じたら、そのライターにシグナルを送っていただきたい。そのために記事の末尾に「★ [原文を見る]」を加えた。

もしおもしろいと思われたら、原文をクリックして作者を励ましていただけるとうれしい。

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なお、今日が新しいブログの再開初日となるが、休載中に書き溜めたものも併せて公開することとした。

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