今年の WWDC は6月6日に開催されることが発表された。「iOS と Mac OS の未来を発表する」のだという。 いつもならここで iPhone の新機種が発表されるのが通例だが、今年はソフトだけということになる。 The Loop: “No iPhone, iPad or Mac hardware coming at WWDC” by Jim Dalrymple: 28 March 2011 * * * ハードウェアの発表はなし 今朝アップルが WWDC は iOS および Mac OS に絞ると発表したことで、新しいハードウェアが発表されるのではないかという憶測には終止符が打たれた。 Apple closed the door this morning on any speculation that it would announce new hardware at its Worldwide [...]
2011年3月のアーカイブ
もし3号炉に亀裂があったら・・・
原発事故, 放射能汚染, タグ Contamination, Crack, Crucial Data, Fukushima Daiichi, MOX, Nuclear Crisis, Pluthermal, Radiation Exposure, Reactor 3, Reactor Vessel へ投稿: 2011年 3月 27日 | 8通のコメント »
[このものものしさは何?] 福島第一原発で作業員が被曝したことを伝える NY タイムズの記事が目を引いた。 NYTimes.com: “Japan Raises Possibility of Breach in Reactor Vessel” by Hiroko Tabuchi, Keith Bradsher and David Jolly: 25 March 2011 防護服に身を固めた移送の様子の異様さは、事態が重大な局面に入ったことを窺わせるのに十分だった。 NY タイムズの早版にはその後削除された下りがある。 削除された場合は訂正文が添えられるのが通常だが、今回はそれすらない。 いくつかのサイト[ここ、ここ]が削除されたことに気づき、早版の全文をそのまま引用掲載していたサイトもあった。 削除されたのは「3号機の原子炉容器には縦に大きな亀裂がある」という部分で、次のような下りだ。 Infinite Unknown: “Japan Nuclear Crisis: This Is Like Admitting That MOX Reactor No. 3 Has Been Breached And Has Released Plutonium“: 25 March 2011 * * * [...]
Mac OS X の父がアップルを去る
ひと, アップル, タグ Apple, Avie Tevanian, Bertrand Serlet, Craig Federighi, David Cásseres, Grand Central Dispatch, iOS, John Paczkowski, Lion, NeXT, OS X, Snow Leopard, Steve Jobs, Xerox PARC へ投稿: 2011年 3月 24日 | 5通のコメント »
[Bertrand Serlet – Mac OS X の父] 《Update:元部下からみた Serlet》 NeXT の時代から終始 Mac OS X に携わってきた Bertrand Serlet がアップルを去る。 AllThingsD: “Mac Daddy Serlet’s Surprise Departure More of a Planned Transition” by John Paczkowski: 23 March 2011 * * * なぜ今の時期に Mac ソフトウェアエンジニアリングの上級副社長 Bertrand Serlet がアップルを去る。この10年間彼は Mac OS X の何たるかを定義し、それを見直し、繰り返しアップデートしてきた。しかし今の時期に去るのはなぜか? So Bertrand Serlet, senior vice president of Mac software [...]
[でもアップルは・・・] 大震災とは関係のないネタをひとつ。 MacRumors が Page 2 ネタ[不確かなウワサ]として載せたもの。 MacRumors: “iPad 2: Wife Says No, but Apple Says Yes” by Arnold Kim: 21 March 2011 * * * アップルに近い人間から聞いた話。 The story comes by way of an individual close to Apple: 「今週(出荷当初)アップルは、顧客が返品してきたすべての iPad 2 について鋭意故障点検を行なっている。返品された1台の iPad には『ウチのカミさんがダメだといったから』というポスト・イットのメモがつけられていた。内部でウワサとなり、とうとう上級副社長2人の耳にも達した。副社長たちは iPad 2 にメモをはりつけて当人に送り返した。『アップルはいいといってるよ・・・』」 ‘[Apple's] focus this week has been to troubleshoot all the [...]
どのくらいの放射線レベルになると危険か
原発事故, タグ Crucial Data, Fukushima Daiichi Power Plant, Nuclear Crisis, Radiation, Radiation Dose, Radiation Dose Chart, Randall Munroe, Three Mile Island Accident へ投稿: 2011年 3月 21日 | 2通のコメント »
[Radiation Dose Chart | xkcd.com] 福島第一原発の事故以来、耳慣れぬことばが続出している。「線量」(Radiation Dose)や「シーベルト」(Sv:Sievert)などだ。 「線量」とは放射線量のことで、放射線の発生レベルを示す。 放射線を計測するガイガーカウンターの目盛りがマイクロシーベルト(µSv)/時であることも今回初めて知った。 被爆国日本におりながら、放射線に関する科学的事実についてはまったく無知だった。 飛行機に乗ったとき曝される線量と同じだから心配ないといわれればそうかとも思う。 でも、どんなものからどの程度の放射線量が出ているのだろうか。スリーマイル島事故や福島第一原発の線量はそれに比べてどの程度なのだろうか。 そんな疑問に答える興味深いチャートがある。 → Radiation Dose Chart | xkcd.com Randall Munroe が、原子炉オペレーターの助言などを得ながら、放射線レベルに関する分かりやすいチャートを作成したものだ。「誤りを犯しているかもしれないが、啓蒙のためだ」(I’m sure I’ve added in lots of mistakes; it’s for general education only.)と作者も注記している。 チャート作成にあたって参考にした情報ソースを一つひとつたどっていくだけでもたいへん興味深い。 原爆被曝国の日本こそ、このような知識が国民のものになっていなければおかしいだろう。 安全だという政府の発表を鵜呑みにしたり、いたずらに恐怖をあおったりするのでなく、冷静な科学的事実を解説するのもテレビや新聞など大手メディアにとって大切な役割ではないかと思う。 ★ →[チャートを見る:Original Chart]
無人機で原発データを集める
原発事故, タグ Crucial Data, Data Collection, Fukushima Daiichi Power Plant, Global Hawk, Nuclear Crisis, Tokyo Electric Power, U-2 へ投稿: 2011年 3月 18日 | 1通のコメント »
[無人機 Global Hawk] 福島原発に対する自衛隊や警察の決死の放水活動の成果が見えない中、外国メディアに見過ごせない記事が載った。 NYTimes.com: “U.S. Flights Over Plant Gather Crucial Data” by David E. Sanger and William J. Broad: 17 March 2011 * * * 必死の努力 「今目にしているのは必死の努力だ。何でもかでも放り込めばどれかはうまくいくかもしれないという類いの・・・。いまやこれは計画(plan)というよりは祈り(prayer)に近い」と語るのは核について長い経験を有するアメリカの高官。責任を問われることを懸念して多くを語ろうとしない。 “What you are seeing are desperate efforts — just throwing everything at it in hopes something will work,” said one American official with long nuclear experience, who would not [...]
最後の50人
自然災害, 原発事故, タグ Disaster, Earthquake, Fukushima Daiichi, Meltdown, Nuclear Catastrophe, Nuclear Crisis, Nuclear Power Plant, Tsunami へ投稿: 2011年 3月 17日 | 3通のコメント »
[福島第一原発の衛星写真] 巨大地震、津波、そして原発事故と度重なる被害に見舞われた多くの被災者の方々に心からお見舞い申し上げる。 福島第一原発のみんなが避難した後もなおあとに残って懸命の消火・冷却活動を続ける勇敢な現場作業員について、NY タイムズが書いている。 長文の記事の書き出しはつぎのとおりだ。 NYTimes.com: “Last Defense at Troubled Reactors: 50 Japanese Workers” by Keith Bradsher and Hiroko Tabuchi: 15 March 2011 * * * 最後のチャンス 火曜日の福島第一原発には放射線や火災に勇敢に立ち向かう少数の技術者たちのグループが残された。これは日本が核の大惨事を防ぐ最後のチャンスになるのかもしれない。 A small crew of technicians, braving radiation and fire, became the only people remaining at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station on Tuesday — and perhaps Japan’s last chance [...]
iPad 2 キーノートの何が大切だったか
アップル, イベント, タグ App, Apple, Event, GarageBand, iMovie, iPad, iPad 2, John Gruber へ投稿: 2011年 3月 6日 | 10通のコメント »
[ひじ掛け椅子からデモ] John Gruber を取り上げるブログが増えたことはうれしい。 誰もが見て、知っているものから新たな、もっと大きい視野を開いてくれるのが、アップルギーク John Gruber の持ち味だ。 その彼が3月2日の iPad 2 キーノートについてとてもいい文章を書いている。 初代 iPad と今回の iPad 2 のキーノートを比較したものだが、次のような書き出しで始まる。 Daring Fireball: “The Chair” by John Gruber: 03 March 2011 * * * 椅子まで同じ ステージ上のひじ掛け椅子まで前と同じだった。 Even the chair on the stage was the same. * * * プレゼンテーションの進め方も、OS や製品の紹介も、アプリのデモも、すべて前回と同じやり方だ。うれしいことにプレゼンテーションのホストまで前回と同じだ。 では、前回と違うのは・・・ * * * 予期せぬ Jobs の登場 Jobs が登場するとは誰も予期していなかった点が前回との違いのひとつだ。大きなスタンディングオベーションは騒々しいほどだった。彼の姿をみて、ただただうれしかった。 One difference between this year [...]
スティーブ・ジョブズの iPad 2 キーノート
アップル, イベント, タグ Apple, Event, iPad, iPad 2, Jonathan Ive, Jony Ive, Steve Jobs へ投稿: 2011年 3月 3日 | 4通のコメント »
[iPad 2 イベントでキーノートを行なった Steve Jobs] 一番のサプライズは病気療養中の Steve Jobs がプレゼンテーションを行なったことだった。 Jobs がとてもうれしそうで楽しそうなことが印象的だった。 観衆総立ちの中で Jobs が語ったことばはホンネだろう。 「長い間この製品にかかわってきたから、今日の機会を見逃すわけにはいかなかった。」[1:00 頃] * * * 発表内容はすでに多くのサイトで取りざたされたものがほとんどだった。ただし、ドラスティックな予想は当たらなかったが・・・ 今回は「Thinner. Lighter. Faster.」ということに尽きてしまうのではないか。 厚さを三分の一も減らして、なおかつ初代以上の機能を詰め込むことは技術的には大変かもしれないが、ユーザーの目から見れば「より薄く。より軽く。より速く。」ということに尽きてしまう。 これで iPhone 4 にしかなかった機能を iPad 2 も持てるようになった。 * * * [iPad 2 のビデオ | アップル] [Apple – Introducing iPad 2 | YouTube] むしろ iPad 2 の本質については、キーノート最後に[62:40 頃]紹介されたビデオの中で Jonathan (Jony) Ive が語ったことばが印象に残った。 「これほど短時間で一つのカテゴリーを生み、なおかつ完全に生まれ変わった製品はほかに考えつきません。」[0:15] 「最初の iPad は一つのカテゴリーを生み出しました。iPad [...]