
iPad の発表以来、どうもしっくりこない。
大きさも、形も、なにかピンとこないのだ。
なのに実機に触ったひとたちのレビューはたいへん好意的に見える。
いっそのこと同じ大きさに切ったボール紙を、自分の手で持ってみようと思った。
ありがたいことに正確な縮尺で原寸大の「iPad」を作ってくださった方がいる。編集者の今村勇輔氏だ。
Imamuraの日記: “iPadの大きさが手に取ってわかるPDF” by 今村勇輔: 28 January 2010
さっそく「iPad の大きさが手に取ってわかる PDF」をプリントアウトし、タテ 24.28 センチ、ヨコ 18.97 センチのボール紙に貼付けた。
* * *
手にもってみると、思ったより大きく、小学校の教科書のタテを少し縮めた感じだ。
タテにしたり、ヨコにしたり、ためつすがめつしているうちに、ひとつだけ分ったことがある。黒い縁(ベゼル)には意味があるということだ。
手のひらにのる iPhone と違って、iPad は片手では持ちにくい。両手で持つと、親指の位置が問題になる。中央にはいり過ぎると、タッチセンシティブな画面が反応してしまう。
どうしても親指を乗せる部分が必要になる。
タテでも、ヨコでも同じことが起きる。したがって黒いベゼルが画面の周囲を取り囲むことになる。
紙切れでも、手に持ってみて初めて分ることがある。ベゼルの意味がそうだ。
実物を手にすれば、もっといろんなことが分るに違いない。
* * *
筆者の様子を横目で見ていたウチの奥さんが、「このアイコン、iPhone と同じね」という。
「これ知ってる、これも知ってる、なんだみんな知ってる。iPad は私だってできるかもしれない。」
そうか・・・と思った。iPad の秘密はここにあるのかもしれない。
そういえば、キーノートを一緒に見た娘が、こんど買うときは MacBook でなく iPad が欲しいという。
コンピュータ世代の申し子みたいな娘で、マックだろうとウインドウズだろうと必要に応じて使いこなす。そんな彼女がもっぱら使うのはウェブサーフィンとメールチェックだ。
軽くて簡単そうなので、これがいいという。
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iPad のターゲットはどうやら明らかに存在するようだ。
自分に合っているかどうかは触ってみれば分るということか・・・
違和感を持たせないために、でかい iPhone のフリをしているが、中には別の生き物がいる。
ひょっとしてこれまで存在しなかった生き物なのではないか・・・そんな気がしてきた。
[...] 原寸大の「iPad」をいじってみて・・・ « maclalala2 そうなんだよなぁ。 [...]
いつも拝見しております。
ベゼルについて、WEB上の記事やTwitterなどでも『今どき、この黒縁はないだろっ』という内容がiPad発表直後からありましたが、私も『ベゼルがないとホールド出来ないだろう?』と思っていた次第です。(何しろiPhoneとは大きさが違うので、片手でホールドするには縁を掴む必要があるのは必然)皆さん、すぐ気がつくと思っていたのですが…やっぱり、既にiPhoneがあるので、そこからの発想でiPadを批評しているんでしょうね。iPadは全然別のジャンルと理解すべきなのに。
初めまして、いつも拝見させて頂いております。
私も同じように黒のベゼルを見た時にこれは持つ部分と思いました。
でももう一つ。
現行のiMac Aluminum などもそうですが、この黒いベゼルがあると、dockが宙に浮いているように見えて立体感ができ、2Dの画面上とは言えども奥行きがあるような感覚を持てるんですよね。
iMacに関してはこれが画面の見やすさに繋がっているなと私は感じています。
iPadも同様の黒ベゼルがあり、同様に感じました。
それにしても実物大の紙iPadを触ってみると言うのは良いアイデアですね。
私もあとでやってみます(笑)。
とても参考になる記事、ありがとうございました。
AppleはWindowsユーザーをMacに振り向かせるより、携帯電話ユーザーをiPhoneへ、iPhoneからiPadへと誘導した方が、有効だと気付いたんでしょうか?
過去遺産を切り捨てて、ついでにレガシーなシガラミを精算して、新たな生態系をゼロから育てることが、今後の戦略なのか?
そんなことを、iPadを見ながら考えています。
キーノートでもベゼルのあの大きさは必要だと思わせる場面がありました。
ジョブズが画面から目を離して聴衆に顔を向けた時に指が画面の端に触ってしまい、
ホーム画面が次のページに動きかけた時がありました。
かなりの人は黒縁の部分は持つ場所だと認識した上でこのデザインはもうひとつかな、と言っておられるのではないでしょうか。でもデザインの優れた企業は皆の数歩先を行っているものなので、すこしたてばこれしかないよなって事になってるのですがね。私はアイコンの間隔とディスクトップピクチャーに少し違和感を感じます・笑
> Take_yyz さん
はやく 実物に触ってみたいですね
ベゼル以外にも いろんなことが分るかも
> height185cm さん
立体感ですか いろいろありますね
「iPhone どらえもん」 楽しく拝見しました
> 土岐正造 さん
「携帯電話ユーザーをiPhoneへ、iPhoneからiPadへと誘導した方が、有効だと気付いた」
まったく同感です
過去の資産は 十二分に活用するが しかし 恐れずにレガシーも切り捨てる
iPad 戦略は ほんとに 楽しみです
> Orion さん
見落としましたが よく気が付かれましたね
何度も試行錯誤を くりかえしたのでしょうが
> とかしん さん
たしかに アイコンの配置が 間延びしているような気がします
まだ 何か 隠されていることが あるのでしょうか
[...] 原寸大の「iPad」をいじってみて・・・ [原寸大の iPad を作る] iPad [...] [...]
いやでも あの筺体デザインは微妙と言わざるおえない
ベゼルが必要ならあってもいいけど、ベゼルがありながら美しく見えるよう
にするのがプロ
[...] This post was mentioned on Twitter by たくのん, たくのん, モリノ ユージン, シゲヒロ, Yoshihisa Nagata and others. Yoshihisa Nagata said: RT @a_ge_ha: [ipad]WinであれMacであれ「今ある形のパソコン」に染まっている我々は「ホントのダイナブック」が出て来た時にうまく理解できなくなっている。筈だ。http://bit.ly/aK3bOt。http://bit.ly/aUaJYE [...]
私も、iPadのホーム画面(Springboard)を見て、間延びしたレイアウトだなと感じました。
でも、それは、6月のWWDCで iPhone/iPad OS 4.0 までの布石ではないかと思うのです。新OSでは、さらに練られたデザインで、あわよくばもっと使いやすくなったよと提案してくれるのだと思います。
それまでは、iPhone の springboard の間に合わせでごまかしておかれているような気がします。
でなければ、あの間延びしたデザインをJobsが許すはずはありません。
> uiti さん
ベゼルは なかなかむずかしいですね
じつは当方 iMac のベゼルとあごが 大好きだったりして・・・
> species5628 さん
たしかに 6月の WWDC は 見ものですね
〈iPad〉OS がらみで どんな新機軸が 登場するか・・・