
ちょっと見過ごせないウワサが注目を集めている。
Apple iPhone Apps: “Source Reveals Specs And Release Date of Next iPhone!” by Rob: 19 May 2009
内容が多岐にわたっており、コンパス内蔵や改良カメラによる新サービスも予感させる。その後旭化成のコンパスが iPhone に採用されるというウワサがあったりして、一概に切って捨て難い。
特に気になるのが発売時期を7月17日と特定している点だ。
こうなると「そんなわけないだろう、(WWDC で)新しい iPhone が出るにきまってるじゃないか」と大見得を切った John Gruber はどう反応するのだろうか。
* * *
で John Gruber は・・・
そう考えていたら早速 Gruber の長い投稿が載った。
Daring Fireball: “The Next iPhone” by John Gruber: 21 May 2009
Gruber が学生時代に実習生として手伝った DOS/Windows 開発の思い出から始まって、次世代 iPhone で予想される改良点は何かと縷々述べ、その後に WWDC の予想が続く。
前段もなかなかおもしろいのだが(余裕のある方はぜひ覗いてみていただきたい)、要すればそのポイントはつぎのとおり。
・次世代 iPhone のプロセッサは劇的にパワーアップ
・コンパス内蔵と機能向上カメラの採用
Gruber の WWDC 予想がその後に続く。
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John Gruber の WWDC 予想
まず間違いないと賭ける:
次世代 iPhoneは 7月に発売される。CPU の馬力はほぼ倍増、機能向上してビデオ撮影が可能なカメラ、容量は 16 GB と 32 GB。
WOULD WAGER HEAVILY UPON: A next-generation iPhone to be released in July, with roughly double the CPU horsepower and an improved video-capable camera, with 16 and 32 GB storage capacities.
少しだけ賭ける:
新価格は 16/32 GB モデルがそれぞれ 199/299 ドル。RAM は 256 MB。iPhone 3G の在庫はディスカウント価格でアップルウェブサイトで販売。(ついでにマックについていうと、ノートブックのラインナップがリフレッシュされて、呼称が変わる。「MacBook Pro」はアルミモデルを、「MacBook」は MacBook Air を除くその他プラスティックモデルを指す呼称となる。)
WOULD WAGER A SMALL AMOUNT UPON: New iPhone prices at $199/299 for 16/32 GB; 256 MB RAM on new iPhones; existing stock of current iPhone 3Gs sold at a discount through Apple’s web site. (Also, in Mac news, I’d bet a small amount on a refresh to Apple’s notebook lineup, with a branding change where the “MacBook Pro” designation is used for all aluminum models,1 and just plain non-Pro “MacBook” is used for plastic models.)
1. Except for the MacBook Air.
サンドイッチを賭ける:
CPU が強化されたにもかかわらずバッテリー持続時間は伸びる。
WOULD WAGER A SANDWICH UPON: Improved battery life for the new iPhone, despite the beefier CPU.
絶対ないと賭ける:
目下開発中だというタブレットみたいなもの。今回の WWDC ではない。
WOULD WAGER HEAVILY AGAINST: Anything at all related to the in-the-works tablet thingmajig. Not going to happen at WWDC.
賭けはしないが小耳には挟んでいる:
現在の iPhone のほぼ 3/4 程度の「iPhone Mini」。いずれこの手のものが出ることになるだろうが、新主力製品 iPhone の7月発売と同じということはない。
WOULD NOT WAGER UPON, BUT, WELL, I’VE HEARD THINGS: An “iPhone Mini”, with hardware roughly three-fourths the height and width of existing iPhones. I expect to see something along these lines sooner than later, but I do not believe it’s going to debut this July alongside the new flagship iPhones.
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こうしてみると、どうやら冒頭のウワサの信憑性は結構高そうだ。
結局 Gruber は、新 iPhone の発売は7月だが、発表は WWDC で行なわれるということで折り合いを付けたものと思われる。[追記参照]
あとは直前になって大手メディアの署名入り記事が出ればそれで決まりということだろう。
★ →[原文を見る:Original Text]
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追記(5月28日)
留守の間に長年の読者 RustyN 氏からコメントをいただいた。やんわりとだが筆者の誤解を指摘している。
「折り合いを付け」るといっても、もともとGruberはWWDCで新iPhoneがアナウンスされるとはいってましたが、同時発売されるといってましたっけ?
ハッとして読み直してみた。
「そんなわけないだろう、新しい iPhone が出るにきまってるじゃないか」というもともとの記事では、「もし WWDC を新しいハード機能発表の場にしたいというのなら、まずそのようなハードウェアの発表があって然るべきじゃないか」と「発表(announce)」としかいっていない。
今回の予想は「7月に発売される」というものであり、「発売(release)」時期とスペックに関するものだ。
RustyN 氏の指摘どおり、もともと発売については何ら触れられていない。だから、今回の予想は前回の発言と矛盾するのものではなく、辻褄を合わせて「折り合いを付ける」必要もないのだ。
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どうやら筆者の頭の中で起きた誤解が原因だ。
1)WWDC でハードウェアが「出る」と「大見得を切った」と思い込んだ
2)その後「7月発売」という信憑性の高そうなウワサがでた
3)WWDC で「出る」といったことと辻褄を合わせるために、WWDC では「発表」、7月は「発売」ということで折り合いを付けた
そんな短絡が筆者の中で生じてしまったのだ。
原文をきちんと読む限り、辻褄が合わないのは筆者の考えの方だ。
さすがに古くからの読者 RustyN 氏の指摘は鋭い。きちんと読んでくださった氏の指摘どおりだ。
誤った感想を付して誤解を与えた筆者の理解不足をお詫びする。そして誤りをきちんと指摘してくださる読者がおられたことを感謝したい。
RustyN さん、ありがとうございました。つつしんで訂正いたします。
Technorati Tags: Apple, iPhone, John Gruber, Rumor, WWDC
たしかにこれから直前情報がどっとでてはっきりしてくることでしょう。
私は、新型iPhoneが開発中であることは疑いませんが、WWDCには持ってこないのではないかと思っています。なぜならAppleはWWDCを、Snow LeopardとiPhone OS 3.0を見せる場だと思っているに違いないからです。とくにWindows 7対策としても、Snow Leopardの存在感をいましっかりしめすことはたいへん重要です。ところが、”iPhone 3G Extreme”でも発表しようものなら、話題はぜんぶそっちにさらわれてしまう。John Gruberの”そんなわけはないだろう。WWDCでは新しいiPhone が出るにきまってるじゃないか”という根拠も、”もしアップルが新しいハードウェア固有のAPIをWWDCの場で発表したいなら”という仮定にすぎない。むしろWWDCは新しいOSに集中、翌月あたり元気になったSteveが特別イベントに登場、”見てください、さらにすばらしいnew iPhoneを!”とステージ上で微笑むほうがどれだけすばらしいか。
> Arageo さん
なるほど 戦略的にどのイベントを活用するか ということですね
今や年一度となってしまった WWDC という機会を盛り上げるか Jobs の復帰を睨んで スペシャルイベントを準備するか なかなかおもしろいですね
ハードウェアの準備が どの程度整いつつあるのかが カギでしょうね
>結局 Gruber は、新 iPhone の発売は7月だが、発表は WWDC で行なわ
>れるということで折り合いを付けたものと思われる。
「折り合いを付け」るといっても、もともとGruberはWWDCで新iPhoneがアナウンスされるとはいってましたが、同時発売されるといってましたっけ?
[...] WWDC で iPhone 新モデルは出るのか出ないのか [New iPhone with beefier CPU] ちょっと見過ごせないウワサが注目を集めている。 Apple iPhone [...] [...]
まぁ、Snow Leopardと新型iPhoneのどちらが大事か?という価値判断から言えば、現在のAppleにとっては、新型iPhoneじゃないかなぁ?
昨年のWWDCは極端(基調講演のJobsはiPhoneのみを内容とし、他の演者がOSXについて別途講演した)でしたが、概ねそう言う方向性だろうなと。例えば、1時間半のうち、1時間がiPhone(OS 3.0と新ハードウェア)、30分がSnow Leopardという時間配分とかを想像してます。
> RustyN さん
昔からの読者 RustyN さんの 鋭いご指摘・・・
もともとは → announce(発表)
今回は → release(発売)
たしかに Gruber の発言には 何ら矛盾はありませんね
RustyN さんの ご指摘どおり 当方の誤解です 失礼しました
> くに さん
時間配分まで予測 すごいですね
きっと今回も 配信されるのでしょうね 期待してます